COLUMN

不動産投資のお役立ちコラム

少額不動産投資のメリット・デメリットを
解説!少額だからこその特徴とは?

不動産投資をしてみたいと考えている人は多いでしょうが、どうしても多くの資金が必要になるイメージが先行して、始める前に諦めてしまっている人もいることでしょう。
しかし、現在では数十万円(場合によっては1万円)程度の少額から不動産投資を始める選択肢もありますので、これは上手に利用したいところです。
そこで今回は、少額不動産投資のメリットとデメリットをそれぞれ整理し、解説していきます。

INDEX

1.少額不動産投資のメリット
 1.1 資金が少なくても不動産投資が始められる
 1.2 リスクを抑えることができる

2.少額不動産投資のデメリット
 2.1 大きな利益を狙いにくい
 2.2 投資対象が限られるケースも

3.まとめ

少額不動産投資のメリット

ここからはまず、少額不動産投資を行うメリットを2つに整理して解説します。

資金が少なくても不動産投資が始められる

少額不動産投資のメリットとしてまず挙げられるのが、少ない資金からでも始めることができる点です。
クラウドファンディングなどを利用すれば1万円程度からでも投資することができ、資金の借入れを行う必要性が低くなります。
また逆に、もし手元に資金がなかったとしても、全てローンでまかなうことも可能です。
借入額も通常と比較すれば少額ですから、利息に関する心配も比較的少ないと言えるでしょう。
少額から不動産投資を始め、ノウハウを身につけながら少しずつ投資の規模を大きくしていくことも可能です。
資本家でない人でも十分に始めることができる点は、少額不動産投資の大きなメリットだと言えるでしょう。

リスクを抑えることができる

少額不動産投資は投資額が少ないため、その分リスクを最小限にすることができます。
通常ではどんなに少なくても数百万円程度の資金を投資に回す必要があり、運用がうまくいかなかった際のリスクも大きいものです。
しかし、少額不動産投資では数十万円程度の投資で済むため、資金を大幅に失う危険を回避することができるのです。
また、複数の不動産や金融商品に分散させて投資すれば、さらなるリスクヘッジ効果も期待できるでしょう。
投資額や投資先を柔軟に決めることができるため、上手に利用することでリスクを抑えつつリターンを狙うことが可能なのです。

少額不動産投資のデメリット

ここからは、少額不動産投資のデメリットを2つに整理して解説します。

大きな利益を狙いにくい

少額不動産投資のデメリットとしてまず挙げられるのが、大きなリターンを期待しにくい点です。
少額でも購入できる不動産であればそれほど需要も高くない可能性があり、家賃設定などもあまり強気にはできず、結果として満足のいく利回りにはならないかもしれません。
また、J-REITなど投資信託の形をとる場合には手数料が発生するため、その分だけ利益が減ってしまいます。
リターンが小さい代わりに、リスクも抑えられるのが少額投資の大きな魅力です。
そのため、いずれは大きな利益を狙いたいと考えるのであれば、少ない額から始めて徐々に投資規模を大きくしていくのが良いでしょう。

投資対象が限られるケースも

少額で不動産投資を行おうとすると、投資対象が限定的になってしまうことを覚悟しなくてはなりません。
たとえばJ-REITやクラウドファンディングなどは、「少ない額から投資できる」という条件が付いているため、どんな不動産でも利用できるわけではありません。
また、小資本で現物不動産を単独購入しようと考えた場合、投資対象は築古など条件があまり良くない不動産に限られてしまうことでしょう。
条件が悪い不動産はどうしても集客力が低く、収益性の低い投資となる可能性が高くなってしまうのです。
ただし、限定的と言ってもそれなりに多くの選択肢はあり、分散投資も簡単に行えます。
そのため、上手に投資していけばリスクを抑えて比較的高い利益を出していくことも十分に期待できるでしょう。

まとめ

現在では数十万円程度(場合によっては1万円程度)からでも不動産投資を始めることが可能です。
ただし少額での投資を検討する場合には、メリットとデメリットの両方があることをしっかりと理解しておくことが重要でしょう。
少額不動産投資のメリットは、何と言っても少ない資金から投資を始められることであり、投資額が少ない分リスクを抑えることができます。
ただし少ない額での投資ということはそれだけ大きなリターンを望みにくいということでもあり、投資対象も限定的になることは事前に理解しておきましょう。

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