COLUMN

不動産投資のお役立ちコラム

海外不動産投資先としてのアジア諸国
それぞれの特徴や注意点等を解説

不動産投資を考えるのであれば、日本国内だけでなく海外不動産にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
特に、アジアには近年急速な発展を続けている国も多くあり、海外不動産投資先としては有力な候補だと言えます。
ここでは、海外不動産投資先の候補としてアジア各国の特徴や注意点などを解説します。

INDEX
1.海外不動産投資先候補になるアジアの国々
 1.1 タイ
 1.2 カンボジア
 1.3 フィリピン
 1.4 ベトナム
 1.5 マレーシア

2.まとめ

海外不動産投資先候補になるアジアの国々

ここからは、海外不動産投資を行う際の投資先として候補に挙げられるアジア諸国を紹介し、それぞれの特徴や注意点などを解説していきます。

タイ

自動車工業を中心として近年の発展が著しいタイは、アジアにおける有力な海外不動産投資先の1つです。
住宅需要が高く、居住系不動産の需要は順調に伸びています。
特に、首都バンコクには日本人が経営する不動産会社も複数あり、ビジネスの話を進めやすい点が特徴的です。
日本人が住むコンドミニアムの建設も進んでおり、高い利回りが期待できるのですが、こちらはやや競争が激しいため注意が必要でしょう。
また、外国人は現地の銀行でローンを組むことができない点や、政治面での不安が高い点、バンコクの中心地は物価が上昇傾向にある点などにも気をつけなくてはなりません。

カンボジア

以前は内情が不安定だったカンボジアですが、現在では安定し急速な経済発展を遂げています。
人口増加率とGDPの成長率はアジア諸国の中でも随一であり、観光業や縫製業を中心として成長してきているのです。
首都プノンペンやシアヌークビルは今後さらに大きく発展を遂げていくと考えられます。
カンボジアは土地代や建設費用が非常に安価であり、それだけ高い利回りが期待できるでしょう。
米ドルで決済が可能な東南アジア唯一の国であり、外国人でも現地の銀行で口座を開設できる点なども魅力的だと言えます。
現在海外不動産投資の対象となる物件はプノンペンにある富裕層向けのコンドミニアムが中心であり、やはり競争は激しいでしょう。
また、現地の不動産情報が若干少ない点にも注意が必要です。

フィリピン

フィリピンはアジア諸国の中でも急激な経済発展を遂げており、2050年にはGDPランキングで世界16位の経済大国になるとも言われている国です。
識字率が高く英語が通じることから、世界中の企業が拠点を持ち始めており、セブなどではビジネス分野の不動産需要も高いと言えます。
アジアの中でも不動産投資が積極的に行われており、高い利回りが期待できる国です。
ただし、建設の遅れや管理リスクなどの不安はあるため、現地エージェントは慎重に選び、やり取りを密に行う必要があるでしょう。

ベトナム

ベトナムは平均年齢が低く、今後も人口増加が見込まれていることから不動産物件の価格も上昇していくと思われる国です。
外国人に向けて不動産市場が開放されてからまだ日が浅く、現状では物件価格はまだまだ割安な状態が続いています。
賃貸物件の需要が高いため、今後も安定した収入が見込める点や、災害が少ない点も魅力的だと言えるでしょう。
ただし、まだまだ外国人に対する規制が厳しく、内政も不安定な点には注意すべきです。

マレーシア

急成長を遂げた国として有名なマレーシアは、人口が継続的に増加していくと思われるため、安定的な住宅の需要の拡大が見込める国です。
首都クアラルンプールを中心として、順調に経済発展を続けています。
物価や不動産価格が非常に安く、海外の不動産投資家から高い人気を集めている国です。
ただし利回りは高い方ではないため、エリアや物件はよく吟味して決める必要があるでしょう。

まとめ

海外不動産投資を考えるのであれば、急激な経済発展を遂げている国が多いアジア諸国に目を向けるのもおすすめです。
アジア各国にはそれぞれの特徴や注意点があるため、それらを事前に確認し、自身の考えや目的に合った海外不動産投資先を見つけるようにしましょう。

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