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石橋を渡れずに引き返す人たち

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村上です。
今年の繁忙期は、
引越し屋さんを確保できずに困っている、
という声をちょくちょく聞きます。

去年、大手の引っ越しサービス会社が
残業代未払いなどで話題になって以来、
引っ越し屋さんたちはイメージアップのため、
脱ブラック企業の方向に舵を切りました。

その結果、
各社が取り扱う引っ越しの数を減らしたため、
あちこちで引っ越し難民が増えているんですね。

供給が不足すれば当然、価格も上がるわけで、
ファミリーで遠方へ引っ越す場合、
100万円を超えるケースもあるそうです。

引っ越しの予定がある方は、
早め早めに動いた方がよさそうです。

ところで、引っ越しといえば、
空室率の高いアパートを買い、
それを埋めるために、
近所のアパートの郵便受けに、

「礼金・敷金ゼロ、引っ越し代もコチラで支払います」

というチラシをまいて満室にしたという
大家さんがいました。

「今のご時世、礼金・敷金ゼロだけでは弱い。
引っ越し代を肩代わりすると書くと反響が増えるんです」
という話です。

先ほど、引っ越し代があがったという話を
したばかりですが、
実はそれは、繁忙期や土日の話。

忙しくない時期で、それほど荷物が多くない場合、
地方のワンルームの家賃くらいで
引き受けてもらえることも多いんです。

「礼金・敷金・引っ越し費用がかからなくて、
今より広い部屋に同じ家賃で住めるなら、
引っ越したいっていう人は多いですよ。
僕はいつもこの方法で、ガラガラ物件を埋めています」

こう語る彼は都内に住むサラリーマンで、
主戦場は、神奈川県内だそうです。

空室の多い物件を買ってお困りの皆さんは、
参考にしてみてはいかがでしょうか。

それにしても、
自分の物件のそばのアパートを、
こんなアグレッシブな大家さんが買ったら、
困っちゃうなあ・・・(笑)

自分の物件は、
入居者さんが引っ越し代くらいで
心を動かされないよう、
価値ある部屋を提供したいですね。

言われたとおりにやってみろ!

さて、本題です。
不動産経営を志したばかりの方は、
まだ、右も左もわからない状況です。

「何がわかっていないかさえ、よくわからない…」
こんな時期が、誰にだってありましたよね?

そんな時、頼りになるのは、
先輩方のノウハウや経験談です。

書籍や、ネットのコラムやブログ、
リアルな場では、各種セミナーや
私たちのような実践会に至るまで、
ビギナーの方が勉強する場は多くあります。

でも、よく聞いてください。
学びの場で得た貴重なノウハウや経験も、
聞いただけでは役に立ちません。

・同じことを素直に実践できるかどうか?

これが、あなたが成功するかどうかを左右する、
重要な分岐点になるんです。

今回は、言われたとおりにやってみる!
この大切さを、一緒に考えてみましょう。

やれば成功するのに…

私たちは、不動産経営で成功した会員の方と
よく話す機会がありますが、
その方達に共通する、とあるコメントがあります。
それは、

「言われたとおりにやっただけ」

教わったとおりにやってみたら自分も出来た!
ということなんですね。

じゃあ、みんなで同じことを教わったんだから、
全員が成功しているか…というと、
残念ながらそうじゃないんです。

例えば、私たちは常日頃から、
財務三表やシミュレーションの重要性を、
わかりやすく会員に教えていますが、
教わったとおりに実践する人は
実はそう多くありません。

大切な資金を投じて会員になったのに、
行動しないなんてもったいない…。
きちんとやれば成功するのにですよ。

石橋を渡れない人たち

ではなぜ、行動に移さない人がいるんでしょうか?

・自分の中に落とし込めてない段階で
・教わったまま行動しても
・果たして大丈夫なんだろうか?

ビギナーの段階では、そういった
「迷い」や「恐れ」というものが、
誰にでも大なり小なりあるからです。

確かに、今後の人生を左右するような
まとまった資金を借りて事業を始めるんですから、
大きな失敗をしたら、そこでゲームは終了…。

慎重になる気持ちもわかります。

でも、そこから一歩踏み出してみなければ、
わからない、始まらないことが多いのも事実。

もし、まだ自分の中に落とし込めていないなら、
理解して納得できるようになるまで、
自分で繰り返し勉強すればいいんです。

財務や事業計画の作成がわからなければ、
きちんとした専門書を何冊か読んでください。

誰でも本気になって勉強すれば、
ある程度のレベルまで到達できるはずです。

不正確な情報に注意

ただし、自分で勉強するには注意も必要です。
なぜなら、
・世の中には、誤った情報が溢れているから
なんです。

例えば、不動産や財務の勉強でわからないことが
出てきて、グーグルで検索したとしましょう。

そこにヒットしてきた情報が、正確なものかどうか?
誰も保証してくれませんよね?

嘘をついているわけじゃないけど、
発信者の知識が未熟で勘違いしていたり、
解釈や感覚の違いによって、
Aという情報がA'になっていたりなど、
ネットにはそんな不正確な情報が、ゴロゴロしています。

ネットに限らず、周囲の人から得られる情報だって
正しいとは限りません。

「あの銀行は融資が出ない」
「A業者はダメ、B業者のほうがいい」

そんな話を、さも常識のように言う人がいますが、
たまたまそういうタイミングだったとか、
単に誰かの話を聞きかじっただけ…という
レベルのことはよくあります。

・信頼できる情報は
・出どころもきちんとしている

これに留意しておきましょう。

数をこなして慣れろ!

もう一つ、大事なポイントがあります。
それは「慣れ」です。

私たちが何度も

「業者と銀行を、足しげく回れ!」

と強く勧めたところで、
最初は多くの人が怖じ気づくでしょう。

しかし、業者回りや銀行回りを繰り返すうちに、
何とも思わなくなるんです。

担当者とのやり取りだって、
最初は何を話していいか見当も付かなかったのが、
次第に、会話のレベルが上がってくるもの。

これも、「慣れ」が成せる技なんですね。

逆に、教わったことを実践できない人たちは、
完璧主義タイプの方が多い印象です。

・三振を気にするあまり
・空振りどころか、打席にも立てない

これじゃ、ヒットなんて絶対に打てません。
数多く打席に立ったほうが、結果は出るはずです。

それは不動産でも同じこと。
正しい知識さえきちんと学べば、
あとは行動と慣れ次第で何とかなるものです。

結果は必ず付いてくると信じ、
まずは、言われたとおりにやってみてください。

がんばりましょう!

村上

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