村上です。
子供の頃から、じっと座っているのが苦手で、
やたらと動き回っていたのですが、
大人になっても性分は変わりません。
そのせいか、日常生活の中で、
「気になることがあったら、やってみる」
「やってみて違ったと思ったら、やめる」
ことがしょっちゅうあります。
周りから見ると、
「また村上が、新しいこと始めたよ」
「始めたと思ったら、もうやめてるよ」
という感じかもしれません。
テヘ（笑）
始めたからには、ある程度の期間は続けるべき、
という考え方があるのは知っています。
でも、いざやってみたら
予想と違って面白くなかったとか、
自分に合わなかったということって、
あるじゃないですか？
そうやって色々なことをしているうちに、
自分に合うことが見つかって、
人生が面白くなるんです。
三日坊主、何が悪いんですか？
三日やって、自分に合わないとわかったんですから、
それって人生における前進ですよね。
そういう意味では、
「石の上にも３年」的な教えについては、
なんで？と思っています（笑）。
私のような人間とは反対に、
どんなことをするときも、
行動するまでに時間がかかる人っていますよね。
それがいいか悪いかは
他人が決めることではありませんが、
そういう自分を変えたいと思う人がいるなら、
私からアドバイスがあります。
それは、何かを始めるときは、
「続かなくてもいいから、やってみるか」
「違うと思ったらやめればいいや」
くらいの軽い気持ちで十分ということです。
誰もそれを笑ったりしませんよ。
第一、人の目なんて、気にしなくていいんです。
そんな感じで興味のあることに手をつけるうち、
「新しいことを始める」ことへの
ハードルがさがってきます。
「やりたいことをやれた」ことで、
自己肯定感も上がってきます。
その結果、不動産投資についても
勉強するだけだったのが、次の一歩を
踏み出せるようになったりします。
まずは最初の一歩を踏み出すこと。
この勇気が必要な場面って、人生で何度も訪れます。
それができる自分になるために、
日ごろから「やってみたい」という気持ちは抑えず、
手を付けることを心がけてみてくださいね。
自分の頭で考えろ！
さて、本題です。
みなさん、「自分の頭」で考えていますか？
え？村上さん、何言ってんの？
考えてないワケないじゃん！
そう思いますよね（笑）
でもこれ、ちょっと意味が違うんです。
例えばみなさん、誰かにあこがれて
その人の真似をしてみたなんてこと、
過去にありませんか？
でも、がんばって真似をしたところで、
その人自身になれるわけじゃありません。
「その人はその人」で、
「あなたはあなた」でしかないからです。
だったら、真似をして成功を目指すより、
自分の頭できちんと考えて、
あなたらしい何かを探したほうが、
ずっと価値がありますし、
自分の満足度も上がるはずです。
さらに、この「自分の頭」で考えるということは、
ビジネスの世界でも大きな意味を持ちます。
どういうことか、これから説明しますね。
あなたと成功者は「違う人」
不動産に関するノウハウや体験談は、
書籍からネット、ブログに至るまで、
世の中に山ほどあります。
例えば、書店やアマゾンの不動産投資コーナーを見ると、
「サラリーマン大家で年収○千万」
「確実に儲かる〇〇の成功法則」
こんなタイトルの書籍が、
毎月のように出版されています。
でもこれ、書いてある通りに実践したところで、
誰でも同じように成功できるでしょうか？
答えは「NO」です。
なぜなら、冒頭でも述べたように、
「あなた」はその「著者」ではないからです。
・住んでいるエリア
・属性や自己資金、資産状況
・不動産経営のキャリアや知識
・業者や銀行、パートナーとの関係
・ビジネスのセンスや交渉力
何から何まで、まるで違います。
つまり、比べる次元が違いすぎて、
一緒のステージには立てないんです。
「知識」と「思考」は別物
それにもかかわらず、投資家の多くは
「あのスキームは効果的だ」
「同じことをやれば確実に儲かる」など
流行りのノウハウに踊らされてしまいます。
右に行ったり、左に手を出したりと
軸が定まらないまま右往左往して、
結局、時間を無駄にしてしまった
投資家の人たちを、たくさん見てきました。
そんな成功者の真似よりも、まずは
・自分は何をしたいのか？
・そのためにはどう行動すべきか？
これを自分の中で、きちんと定めてください。
入ってくる情報は、あくまでも「知識」。
そこから先は自分の頭で「思考」して、
どんどん深堀りしていくのです。
ただし、真似をするなと言っても、
海のことを何も知らずに船を漕ぎ出したら、
いずれ転覆しますよね？
そこで最初は、誰にでも普遍的に使える、
基礎的な「知識」をマスターすることが重要なんです。
・業者回り
・銀行回り
・財務三表
・事業計画
つまり、
広い海でコンパスになってくれるのが、
私たちの実践会でいつも教えている、
これらの「必修科目」ということです。
成功への近道とは？
銀行や業者回り、財務三表などの正攻法は、
時代が変わっても、絶対にブレることはありません。
仮に、この部分をすっ飛ばして成功しても、
いずれ、経営を維持することは難しくなります。
有名なブロガーや、自称成功者の人が
成功したのは事実なのでしょうが、
自分と一緒にしちゃダメですよ。
その成功者たちは実際に、
そのやり方で成功しているのでしょう。
彼らが自分の成功体験を売って
ビジネスを確立するのは、一向に構いません。
しかし、あなたがそれを鵜呑みにして、
そこに到達できない…と嘆いたところで、
その人たちのせいにはできませんよ。
「こんなはずじゃなかった！」
と後で悔やまないためにも、
まずは、必修科目をマスターしましょう。
その上で、自分の頭の中できちんとアレンジして、
行動に移してください。
・他人のノウハウはあくまで「知識」
・自分の頭で「思考」して
・最後は自分で決める
というマインドが大切です。
徐々に経験を積んで行きましょう。
遠回りのように見えても、
結局はそれが、確実に成功するための
一番の近道だと思います。
がんばりましょう！
村上