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外国人入居者は大家の敵ではない!

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村上です。

ビジネス書等を読んでいると、

「リソース」という言葉がよく登場します。

リソースとは、

資源とか資産という意味です。

そして、人も時間や体力といった

リソースを持っています。

リソースの大きさや量は、

一人一人異なりますし、

人生のステージによっても違ってきます。

例えば、学生時代は

体力のリソースはたくさんありますが、

お金のリソースは少ないのが一般的です。

就職したり、結婚して子供が生まれたりすると、

時間のリソースが減ります。

リソースには限りがあるのです。

ですから、人生では

リソースを無駄遣いしない、

ということがとても大切です。

そういう意味では、

どうでもいいことで腹を立てている人とか、

他人のウワサ話をするのに忙しい人とかは、

非常にもったいないことをしているといえます。

誤解を恐れずに言いますが、

私は他人のやることに関心がありません。

失礼なことを言われても腹が立ちませんし、

ウワサ話をすることもありません。

不動産投資でも同じです。

欲しかった物件が売り止めになったり、

別の人に買われてしまったりしても、

ダメージを受けたりしません。

「仕方ない」と

すぐに気持ちを切り替えて、

また別の物件を探します。

人間に対しても、

「来るもの拒まず、去るもの追わず」

で、特定の人に執着することはありません。

これまでずっと、

そういう生き方をしてきました。

それは、

私が冷たい人間だからなのではなく(笑)、

自分のリソースを大切にしたいからです。

自分のやりたいことに集中したいのです。

私だけではなく、

成功している不動産投資家の方や、

ビジネスマンたちを見ると、

多くの方が、

自分のリソースを大切に扱っています。

皆さんがどう生きるかは、皆さんの自由です。

ただ、リソースについてこれまで

考えてこなかったという人は、

その点を意識してみると、

より効率よく、目標に近づけるかもしれません。

一応付け加えておくと、

コミュニティ会員の皆さんの相談には、

私のリソースをがんがん使っていきますので、

勉強会では遠慮なく、

質問してほしいと思います(笑)

賃貸業もグローバルの時代!

さて、本題です。

グローバル!いい響きですね。

うちの会社にも「〜インターナショナル」とか

付けたくなります(笑)

それはさておき、ここ数年の間に

外国人の居住者がグッと増えた印象があります。

東京などの都心周辺はもちろん、

山梨県の甲府といった地方都市でも、

工場などで働く外国人の方や、

東南アジアから技能研修などで来る方が、

賃貸物件に入居するケースが増えています。

でも、みなさんの中には、

「外国人はトラブルが多そうだし、ちょっと…」

なんて尻込みする方もいるでしょう。

そこで今回は、外国人の入居について

一緒に考えてみたいと思います。

きっと、考えが変わるはずです!

増え続ける外国人

外国人が賃貸物件に入居する場合、

オーナーのみなさんが心配されるのは、

以下のようなケースではないでしょうか?

・ゴミ出しなどのルールが守れない

・他の入居者とトラブルになる

・部屋の使い方が悪く、壊したり汚されたりする

・集団で居住したり、入居者が勝手に入れ替わったりする

・家賃を滞納した挙句、勝手に退去する

日本語が通じないことが多く、

国の文化も違うことから、

これまでの大家さん達は、外国人の入居に

ネガティブな印象を持っていたことは否めません。

しかし、日本で少子高齢化が進む一方で、

外国人は増加しているのです。

日本に来る外国人は若い人も多いし、

やる気のない日本人に比べたら、

生産性やハングリー精神も旺盛です。

個人的には、どんどん増えて欲しいと思っています。

賃貸物件が供給過剰になっていく中、

外国人の入居希望者を受け入れないようでは、

これからの賃貸経営は立ち行かなくなる…

そう捉えるべきでしょう。

整ってきた受け入れ環境

実はここ数年で、

外国人入居者を受け入れるためのハードルも

徐々に下がって来ているんです。

まずは、外国人に対応する保証会社の存在です。

保証会社が外国人の入居時に、

入居者としての教育を徹底的にするんですね。

保証会社によっては

外国語対応のコールセンターなどもあり、

オーナーにとっても心強い味方になります。

さらに、ここ数年のインバウンドによって、

国内に多くの外国人旅行者が訪れています。

外国の方が、日本の文化やルールを

これまで以上に理解して来ているんですね。

そうした効果もあって、

マナーのきちんとした外国人の方が

以前よりずっと増えて来た印象があります。

つまり、われわれオーナーにとって、

外国人入居者を積極的に受け入れる環境は

着実に整ってきているんです。

古いライバルを出し抜け!

もう1つ、重要なポイントがあります。

外国人に対し、ネガティブな印象を持っていた

オールドタイプのオーナーよりも、

我々のような新しい世代のオーナーの方が、

考え方が柔軟だという点です。

つまり、日本人のみを相手にしていた

これまでのオーナーが空室にあえぐ裏で、

外国人を積極的に受け入れる世代の私たちは、

有利に賃貸経営を行えるということです。

例えば、空室ばかりの物件を安く買い付けて、

多くの外国人に入居してもらい、

超高利回りを叩き出すことも可能でしょう。

さらに、昨年12月に公布された、

出入国管理法の改正によって、

これからの日本は、さらに多くの外国人労働者が

増えることが予想されています。

いつの時代でも、経営者は

時代の流れを読んでマーケットにフォーカスし、

経営規模を拡大してきました。

つまり、これまでの古いマインドは捨てて、

新しいマーケットに舵を切ることが、

これからの賃貸経営に求められているんです。

「外国人か…どうしようかな…」

などとぼんやり考えていたら、

新たなサービスを画策するライバルに、

おいてけぼりを食らいますよ!

今後より一層増えてゆく外国人のニーズを、

みなさんも積極的に取りに行ってください。

がんばりましょう!

村上

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