不動産投資について気になっている方なら、一般的にどんなきっかけで不動産投資を始めるものなのかについても気になるところでしょう。
不動産投資を始めるきっかけはさまざまであり、将来の希望を達成するために始める人も多くいるのです。
そのため今回は、不動産投資を始めるきっかけとして代表的なものや、不動産投資のメリットを紹介します。
INDEX
1. 不動産投資を始めるきっかけ3選
1.1 将来・老後への不安に備える資産形成手段として
1.2 相続税対策として
1.3 生命保険の代替として
2. 不動産投資のメリット
2.1 少ない資本から始められる
2.2 投資手段としては堅実性が高い
不動産投資を始めるきっかけ3選
ここではまず、不動産投資を始めるきっかけとして代表的なものを3つ紹介します。
将来・老後への不安に備える資産形成手段として
不動産投資を始めるきっかけとして最も多いのが、将来・老後の不安に備えるための資産形成手段としてです。
「人生100年時代」とも言われる現代において、勤め先から受け取れるだけの資金では不安はなくなりません。
万が一の場合や老後に備えて、資産運用手段として不動産投資を始める方が多いのです。
月々の給料以外に複数の収入源を獲得する方法として、比較的安定した収入を得やすい不動産投資を選択肢にする方は一定数います。
相続税対策として
相続税対策の手段として、不動産投資を始める方も多くいます。
相続税は遺産として相続した現金に対して課せられるのですが、投資用不動産についてはおよそ3分の1の評価額に対して課されるのです。
そのため、現金を投資用不動産に替えて所有する方が多くいます。
平成27年の税制改正により相続税の控除額が改定されたため、不動産投資を相続税対策として利用する方は増えています。
生命保険の代替として
生命保険の代替手段としての役割を、不動産投資に期待する方もいます。
投資用不動産を所有しておけば、自分に万が一のことがあったとしても遺産として家族に残してあげることが可能です。
さらに、マンション物件購入時にローンを利用する際には団体信用生命保険への加入を求められ、万が一の事態があってもローン返済が保険で賄われます。
上記の理由から、生命保険を資産運用の一環として利用していた多くの人が、不動産投資を始めているのです。
不動産投資のメリット
ここでは、不動産投資のメリットを2つ紹介します。
不動産投資を始めるきっかけとして、確認してみましょう。
少ない資本から始められる
不動産投資は、少ない資本からでも始められます。
特に会社勤めのサラリーマンは社会的信用が高いためローンを利用しやすく、購入予定の物件を担保にして資金調達が比較的容易にできるのです。
少ない自己資金で投資成果をあげてレバレッジ効果を効かせられるのが、不動産投資の大きなメリットの1つでしょう。
投資手段としては堅実性が高い
不動産投資は、多数ある投資手段の中でも堅実性が高いと言われています。
しっかりと計画を立てることで将来のライフプランニングが立てやすく、収益の推移もある程度予想しやすいのです。
また、近年のマイナス金利状態により、返済額が減る点に注目している方も多くいます。
ただし、不動産投資はあくまでも投資であり、そこには一定のリスクが存在しています。
「どんなきっかけでも、始めることで確実に収益を得ることができる」という訳ではない点には、注意しておく必要があるでしょう。
まとめ
不動産投資を始めるきっかけは、将来や老後に備えた資産形成や生命保険替わりなどさまざまです。
不動産投資は少額資本から始められて堅実性も高いため、資産運用の手段として多くの人に注目されているのです。
ただし、「どんなきっかけでも始めれば必ず儲かる」というものではありませんので、一定のリスクは想定して取り組むようにしましょう。