不動産投資をしている中では、さまざまな手数料が発生しますよね。
中でも気になっている方が多いのが、仲介手数料の存在です。
不動産投資を行ううえでは無駄な費用を支払いたくないと考えるのが自然ですから、仲介手数料の中身について理解しておくことは大切でしょう。
そのためここでは、不動産投資における仲介手数料の概要や計算方法、仲介手数料を抑える方法の例などを解説します。
INDEX
1.不動産投資の仲介手数料とは
1.1 不動産投資にはさまざまな費用がかかる
1.2 仲介手数料とは
1.3 不動産投資の仲介手数料の相場と計算方法
2.不動産投資の仲介手数料を抑える方法
2.1 売主から直接物件を購入する
不動産投資の仲介手数料とは
ここでは、不動産投資における仲介手数料について解説します。
不動産投資にはさまざまな費用がかかる
そもそも不動産投資には、以下のとおりさまざまな費用がかかります。
・不動産仲介手数料
・登録免許税
・印紙代
・不動産投資ローンの事務手数料や保証料
・司法書士報酬
・不動産取得税
・固定資産税
・都市計画税
・火災保険料
・その他諸経費(管理費や修繕積立金など)
上記のように多岐に渡るため、不動産投資においてはかかる費用についても事前にしっかりと理解・整理し、予算を組んでいく必要があります。
仲介手数料とは
不動産投資における仲介手数料とは不動産取引が発生した際に仲介会社へ支払う手数料です。
ただし仲介手数料はあくまでも成功報酬であり、不動産売買や賃貸借などの契約が成立した段階で初めて発生します。
そのため、不動産会社等に仲介を依頼したとしてもその時点では仲介手数料は発生しませんし、最終的に契約が成立しなかった場合には支払い義務は発生しません。
仲介手数料には通常の仲介手続によって生じた費用しか含まれていませんので、通常の業務に追加して依頼をする場合には別途費用がかかることもあります。
不動産投資の仲介手数料の相場と計算方法
不動産投資の仲介手数料は、以下のとおり上限が決められています。
取引価格には土地の代金と消費税が含まれていない点には注意しましょう。
不動産投資の仲介手数料を抑える方法
ここでは、不動産投資の仲介手数料を抑える方法を紹介します。
売主から直接物件を購入する
不動産の売主から直接物件を購入することで、新築であっても中古であっても仲介手数料が発生しなくなります。
不動産会社が売主となっている物件を、直接購入することが可能です。
ただしその場合、物件の調査や細かい申し込み手続などを自分で行わなければならない点には注意しましょう。
また、こうした物件には基本的に不動産業者の利益も既に上乗せして代金が計上されていますので、販売金額の吟味は重要です。
まとめ
不動産投資には数多くの手数料がかかり、仲介業者に支払う仲介手数料もそのうちの1つです。
仲介手数料は取引金額に応じて上限額が決まっていますので、計算方法を理解しておきましょう。
予算と照らし合わせて、最適な不動産投資を行いましょう。