コン・パス代表、村上です。
前回は銀行融資の3ステップについて
お話ししました。
Step1. 銀行の審査基準を知る
Step2. よい条件で融資を引ける物件を見つける
Step3. 迅速に融資付けをする
よさそうな物件情報が入ってきたら
とりあえず銀行へ行く。
行動あるのみですね!
なのですが、
ここでひとつ質問です!
あなたはどの銀行へ行って誰と話をしますか?
見当はずれのところへ行くと、
ムダ足になってしまう可能性が高いです。
まずは行ってみることが大事ですが、
やみくもに行くのでなく
あたりをつけて攻めていきましょう。
といってもやることはシンプルです。
1)近隣ターミナル駅の銀行をリストアップ
2)電話して融資担当者と話してみる
3)感触がよければ訪問する
地味ですがこれが王道。
物件が買えるか買えないかは
銀行次第、融資担当者次第ですから、
審査を通せる強い担当者を探してください。
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融資担当者で運命が決まる
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といっても過言ではありません。
同じ物件を持ち込んだとしても、
案件を担当する銀行マン次第で
融資が出たりでなかったりしますので。
そのあたりの事情は一般企業と同じです。
上司に話を通すのがうまい人もいれば、
下手な人もいますよね?
で、
審査を通せる強い融資担当者を
どうやって見分けるのか。
・話の分かりやすい人
・数字に貪欲な人
・借りる側の立場で熱心にやってくれる人
です。
部下にふってしまう支店長より、
やり手の課長くらいがちょうどいい。
電話で感触を探ってみてください。
電話であれば仕事の合間にできるので
毎日4~5件は当たれるはずです。
ただし、それなりに営業力が必要になります。
・営業経験もないし、
・会話力も自信がないし、
・電話でアポイントすら緊張する~
という人は、知り合いの紹介に
頼ってもいいかもしれません。
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融資実績のある人を探せ!
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最近、物件を購入した人から
銀行の担当者を紹介してもらうのが
一番手っ取り早い方法です。
不動産会社の紹介でもいいでしょう。
A:自分でゼロから開拓する
or
B:誰かに紹介してもらう
あなたに相性のいい銀行マンを探す
という点では「A」がよいのですが、
楽なのはやはり「B」です。
本業の忙しい人が初めて
収益不動産を購入する場合は、
紹介を受けるのが無難でしょう。
・平日に銀行訪問できない
・融資審査の書類を作るヒマもない
・その上、銀行員との会話にも自信がない
銀行マンとのコミュニケーションが
円滑に行かないとせっかく紹介を受けても
ゴールまでたどり着けないかもしれません。
最終手段としては経験豊富な
不動産会社に融資のあっせんを任せる
こともできます。
・銀行事情が分かるので段取りが的確
・積極的な銀行、支店の最新情報がある
・審査基準、融資が出た物件事例を知っている
・融資に強い担当者とのパイプがある
実際は、融資付けのノウハウがある業者と
そうでない業者といますので相談してください。
融資に強い業者をつかまえることができれば、
さしあたり、自分で銀行開拓をしなくて済みます。
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相手(融資担当者)のメリットを考える
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最後に銀行マンとの関係づくりについて。
初歩的なことで恐縮ですが、
ビジネスを円滑にすすめるには
Win-Winであることが前提です。
銀行は投資家の重要なビジネスパートナー。
どっちが上でも、どっちが下でもありません。
お互いに尊敬しあえる関係を目指してください。
例え持ち込んだ物件の融資額が伸びなくても
「なんで貸してくれないんだよ?」なんて
ネガティブにならず次にトライです。
融資担当者は貸すのが仕事ですから、
あなたと利害は一致しています。
いかにして銀行内の審査を突破するか。
タッグを組んでくれる融資担当を探しましょう。
融資審査についても色々お伝えしたいのですが、
また別な機会にお話しします。
今日もがんばっていきましょう!
村上