コン・パス代表、村上です。
失敗しない銀行開拓の最終手段は
不動産会社の融資あっせんです。
経験豊富な業者は融資のエキスパート。
・銀行事情が分かるので段取りが的確
・積極的な銀行、支店の最新情報がある
・審査基準、融資が出た物件事例を知っている
・融資に強い担当者とのパイプがある
融資に強い業者はそうそういませんが、
味方にすることができれば、
自分で銀行開拓をしなくて済みます。
そして、もうひとつ。
不動産会社に融資のあっせんを頼む
決定的なメリットがあります。
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買えない客は客じゃない
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言葉が悪くてすみません。
不動産営業マンの心の声です。
資金のない人、融資の不確実な人は
物件を紹介しても買えないかもしれません。
なので営業マンとしては優先度が落ちる。
初めての購入でこれから銀行開拓します!
という人に優先的に物件情報が
まわってくるということはほぼありません。
反対に資金の堅い人は本人次第で買えるので
優先的に物件情報が紹介されることになります。
不動産取引はスピード勝負です。
本当の掘り出し物はあっという間に成約します。
売主は「高く売りたい」と同時に
「早く売りたい」のが心情です。
間に入る仲介業者も成果報酬ですから、
取引を確実に完了させたい。
例え買い付けが一番でも、
より確実な買い手が現れれば、
そちらへ持って行かれても仕方がないのです。
つまり、
銀行開拓をできているかどうかで
得られる物件情報の質も量も変わるし、
最終的に購入できるかどうかにも
影響してくるということなのです。
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「今すぐ買える」人が最優先
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優先的に物件情報がもらえる、
最終的に購入できる可能性の高い順に並べると
このようになります。
・現金で買う人
・融資が確実な人
・属性のいい人(融資に有利)
・その他
業者間の売買は基本的に全額現金か、
数千万円の手付金を入れます。
手付金は融資NGなら戻りません。
(業者は融資特約つけない)
だから、失敗は許されない。
現金で買う人もしくは
融資が確実な人に物件を紹介します。
業者が融資あっせんをする場合、
その投資家がどれくらい融資を引けそうか
銀行から情報を得ることができます。
なので、
融資が引ける範囲内であれば、
「融資が確実な人」にあたります。
ちょうどいい物件情報が入ったときに
真っ先にあなたに紹介してもらえる
という状態になるわけです。
業者に融資づけを任せることで
物件購入の確率が上がるということです。
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融資に強い=目利きができる
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融資に強い不動産会社では、
物件とお客さん(買主)の組み合わせで
どれだけ融資が出るか分かります。
「1億円の世田谷物件AはXさん」
「5億円の横浜物件BはYさん」
「川崎物件Cは銀行評価でないのでパス」
ということを即座に判断して
話を進めていくので無駄がありません。
売主側の不動産会社も効率的なので、
このような会社との取引を好みます。
そのため、次々と優良物件が
紹介されてくるようになるというわけです。
いずれにしても
融資に強い不動産会社を見つけることが
投資で成功する手堅い方法と言えます。
不動産で資産形成をしていきたいあなたは、
つきあうパートナーをしっかりと選んでください。
で、
融資に強い業者をどうやって探すのか。
次回に続きます。
今日もがんばっていきましょう!
村上