コン・パス代表、村上です。
割安物件は「作る」もの。
初めから安い物件など
滅多にありません。
ほとんどの物件は、
価格交渉してようやく
買える物件になる。
・不動産業者と懇意になる
・水面下の情報を貰う
・値付けをする
・価格交渉をする
で、
やたらめったら
指値をする人がいますが、
あなたはどうでしょうか。
玉砕してばかりだよ、、、
という場合はちょっと
振り返ってみてください。
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その交渉に戦略はあるのか?
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なんでもかんでも
買い付けを入れればいい、
ってもんではありません。
買い付けを入れるときに
一か八かで突っ込むのではなく、
ある程度、売主の下限値が
見えていること。
そのためには、
前段階の準備が重要です。
価格交渉の段取りを
忘れないでください。
1)ルートを確認する
2)売主側の状況を探る
3)物件の交渉材料を探す
4)じわじわ底値を探る
の4ステップ。
ほとんどのことは
机上で確認できます。
現地に行くのは
契約直前くらいですね。
物件情報が来たら
何からはじめるかというと、
兎にも角にもルート確認。
どんな物件でも
まずはルートを確認します。
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このルート、売主まで繋がるの?
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なぜ、
ルートを確認するのかというと
無駄なことをしたくないから。
・間に業者が何人も入っている
・売主側の情報がなかなか出てこない
・条件交渉をしたくても会話にならない
・買付けを出しても途中で握りつぶされる
・そもそも売主の意思が固まってなかった
ルートが不確かな状況では
条件交渉もしづらいですし、
取引に至る可能性も低いです。
家賃や土地の相場を
リサーチして、
事業収支を計算して
銀行融資の感触を探って、
建物の状態や修繕箇所、
周辺環境をチェックして、、、
で、
これはいけそうだ!
と盛り上がったところで、
「 案件がなくなくなりました。。 」
「 売主の気が変わりました。。 」
なんて、
やってられませんから。
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キーマンは誰なのか?
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ルートを確認するもう一つの目的は
キーマンが誰なのかを探ることです。
話を持って来た仲介が
売主を説得できる関係なのか。
簡単に譲らない強い売主なのか。
売主側に馴染みの不動産屋など
味方がついているのか。
要するにパワーバランスですね。
できることなら
関係者をこちらサイドに引き込んで
売買を成約させることを
協力して進める関係にしたい。
こちらの味方を増やせば
売買金額も希望に近づけられる
というものです。
具体的な話術については
ブログやメルマガでは書きにくいので、
セミナー等で直接お会いする方は
聞いてくださいね。
次回は、売主の状況を確認する、
についてお伝えします。
お楽しみに。
今日もがんばっていきましょう!
村上