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地面師のワナにハマった男

コン・パス代表、村上です。

地面師を知っていますか?

不動産業界にいる人間なら
誰もが嫌う厄介者です。

・土地の所有者になりすます

・土地を売り出し金を受け取る

・姿をくらます

印鑑や証明書類を偽造、
司法書士や弁護士もグルという
恐ろしい詐欺師です。

土地代1億円を持ち逃げ

ということも
十分にあり得ます。

戦後の混乱期に登場した
地面師ですが、

現代の東京にも
出没しますのでくれぐれも
注意してください。

大手のデベロッパーですら
ダマされることがあります。

私の知り合いでも
ワナにハマった男がいました。

なぜ地面師のような
汚い手法が通用するのか。

所有者不明の土地が
多々あるからです。

謄本上の住所から転居済み、
などの理由で所有者と
連絡がとれない土地を狙って
なりすますわけですね。

実在しない物件情報・・・

地面師ほどではありませんが、
フタを開けたら実在しなかった
という案件もままあります。

特に個人レベルで活動している
不動産業者やブローカーには
要注意です。

あなたも馴染みの業者から

「知り合いの業者から
紹介された案件で・・・」

と言われたことはないでしょうか。

簡単に信用せず
疑ってかかってください。

物件自体がないとか、
売主が偽物ということは
滅多にありません。

が、不確かな情報が多い。

・条件がコロコロ変わったり

・質問しても答えが曖昧だったり

売主と直接つながって
いないからですね。

最悪の場合、そもそも
売り物件ではなかった
ということもよくあります。

とりあえずはルート確認!

ということで、

業者から物件情報をもらったら、
まずはルートを確認してください。

売主から遠ければ
追いかけてもムダな案件
かもしれません。

反対に売り物件になる前でも、
その業者が売主をがっちり
押さえていれば取り組む価値はあります。

実際、私たちも話がきた段階で
ルートはどうなのか、
あれこれと聞きます。

どんな質問をするのか。

次回に続きます。

今日もがんばっていきましょう!

村上

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