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定年後の人生を考えよう

村上です。

一物件一法人スキームにメスが入り、

某銀行から一括返済を求められている

サラリーマン投資家が出始めています。

 

ただ、周辺にいる人に話を聞いたところ、

その銀行は一物件一法人スキームを使った人たち

全員に回収を迫っているわけではなく、

 

事情説明を求めた際に、

銀行に対して威圧的な態度を取った人や

ウソをついてごまかそうとした人などを

中心に、一括返済を求めたようです。

私はこの話を聞いて、

 

「銀行にお金を借りておきながら、

銀行員に歯向かうなんて、

なんて無謀なことをするんだ・・・」

 

と、銀行員にたてついたという

サラリーマン投資家のこれからを案じながら、

複雑な気持ちになってしまいました。

 

私は過去に債務整理の仕事をしていたので、

銀行の怖さを知っています。

 

銀行員というと、普通は

窓口に座っている女性や

融資担当のスーツを着たあの人たちを

思い浮かべると思いますが、

裏にはまったく違う雰囲気の部隊が存在しています。

 

その人たちは、取り立てのプロです。

普通のサラリーマンがとても

太刀打ちできるような相手ではありません。

 

少し話は変わりますが、

一物件一法人スキームのリスクを承知で、

賢く利用していた人たちの中には、

いい物件を持っている人がけっこういます。

 

彼らは売却して利益が出る物件を売ることで、

一括返済の求めにもなんなく応じることができます。

 

問題は、わけもわからず一物件一法人スキーム

で物件を買っていた初心者の人たちです。

 

彼らの多くは高値掴みをしており、

売却してプラスになる物件を持つ人は少ないため、

にっちもさっちもいかなくなる人も出てくるはずです。

 

「無知」は身を滅ぼすのです。

 

銀行をナメるな、というテーマから、

いつの間にか内容が変わってしまいましたが、

どちらも大切な話です。

 

銀行は本当は意外と怖い。

そして、知識を身につけないまま

大きな借金をすることは、

人生を壊すことにつながる。

 

(逆に言えば、

きちんとした知識を身に着けて、

価値の高い物件を買っていれば

難所も乗り切れる)

 

肝に銘じてほしいと思います。

 

定年後の人生を考えよう!

 

さて、本題です。

 

定年後の人生って、

どんなイメージがありますか?

 

いい大学を出て安定した大企業に入り、

そこそこの役職を得れば、お金も貯まります。

退職金をもらって、老後は悠々自適…。

 

でも、それが幸せな人生なんでしょうか?

 

悠々自適と言いながら、

実際には定年後に特にやることもなく、

テレビを見続けている人が多いといいます。

 

(こういうと、

「オレはテレビなんて観ない、観るのはYou tubeだ」

という人が必ずいるのですが、

どっちも同じようなものです)

 

そのうちボケてしまいますよ。

非常にもったいないと思います。

 

実は、不動産業界にいると、

定年ってほとんど意識することがありません。

 

一部の大手をのぞいては、

会社といってもそれぞれが個人事業主みたいな

働き方をしていますし、

 

定年まで働き続けることよりも、

独立して稼ぐことを目指す

人たちが多い業界だからです。

 

証券会社のCMなどでは、

 

「定年したら、妻と豪華客船にのって

クルーズの旅をするのが夢だった・・・」

 

という夫婦がときどき出てきますが、

この業界ではそんな夢を語る人はほぼいません。

 

そういえば少し前に、

当社の採用に応募してきた方が面接の場で、

「定年まで落ち着いて働きたいです」と

言いました。

 

実はこれ、経営者としてはものすごく残念です。

 

当社は起業してやっと5年、

経営者の私はまだ37歳です。

 

定年まで居たいと言われても、

モヤモヤしてしまうというか、

この人はなぜウチの会社に入りたいんだろう…

そう思っちゃうんですね。

 

先に述べたように、不動産は一部の大手以外、

安定よりも変化を尊重する業界です。

 

長く働ける職場を第一に希望しているなら、

大手か公務員を当たるべきでしょう。

 

 

定年=ゴールじゃない

 

定年を目標にして生きるのは、

東大合格を目ざすことと同じ。

大切なのは、そこで何をするかです。

 

定年をゴールにしてはダメなんです。

 

また、雑誌やネットなどで、

「老後の生活資金はこれだけ必要」などと

特集が組まれているのを目にします。

 

それを読んで、

長生きしたらお金をどうしよう…とか、

心配する人がいますが、全くのナンセンス。

 

老後も稼げるようにしておけば、

何の問題もないんです。

 

・老後も稼ぎ続けるためには

今から何に取り組むべきか?

 

こっちに考えをシフトしたほうが

よっぽど有意義だと思います。

あなたも不動産投資に限らず、

今から出来ることを探してみてください。

 

ちなみに、私は小さい頃から、

いつも何かに打ち込んでいたいタイプで、

何もやることがないと、

気が狂いそうになります(笑)。

 

たぶん、老人になっても

落ち着くことはないと思います(笑)。

 

若いうちに見つけろ!

 

誰だって、何かに集中して打ち込めば、

いつか必ずその道のプロになれるはず。

 

そして、これからの人生で、

今日が一番若いんです。

ですから、今から何かに集中することで、

老後の不安を取り除いていきましょう。

 

最初の段階からこれだ!というものに、

出会えるかどうかは、運にも左右されます。

 

私だって、

営業がたまたま自分に向いていたから

今があるわけで、そうでなければ違う業界に

いたかもしれません。

 

不動産投資で十分な収入があるなら、

ゴルフとか釣りとかでもいいと思います。

 

ゴルフ練習場を経営するとか、

釣りブログで収入を得るとか、

仕事になればさらにいいですね。

 

なるべく早いうちに、

自分が打ち込めるものを見つけましょう。

 

定年後から始めるようでは遅すぎます。

体力がある若いうちに、

色々なことに手をつけてみてください。

 

そういう意味では、

老後も元気で稼ぎ続けるために

健康を維持しておくことも大事ですね。

 

体を鍛えて健康を保ち、

働きながら長生きする。

 

私自身も、もし健康でいられるのなら、

300年ぐらい生きたいです(笑)

人生は一度きりです。

みなさんも、自分のやりたいことを見つけて

がんがん打ち込んでください。

 

がんばりましょう!

 

村上

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