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間違った情報でチャンスを逃すな!

村上です。

勉強会の会員さんから、

「融資が下りません…」
「物件が買えないんです…」

といった相談が増えています。

もちろん、不動産投資が
どれも順調に上手く行く
なんてことはありませんし、

むしろ、
多くの失敗から1つの成功を得る
ぐらいが、普通だと思います。

それでも、
なかなか思い通りに行かないと、
落ちこみますよね。

そんなとき、
どうすればいいのでしょうか?

その答えは、
視点を変えてアプローチする
ことだと思います。

私は本が大好きです。
文学と呼ばれる海外の作品は、
ほぼ全てといっていいくらい、
読んでいます。

色々な登場人物の視点に立ち、
ストーリーに没頭するタイプなので、
読み終わるとぐったりと
疲れていることもよくあります(笑)

そして、
このことは不動産の仕事にも
役に立っている気がしています。

どういう意味かというと、
私は本心から思っていることの多くが、
一般的には「異端」とされる
ケースが多いんです(笑)

とはいえ、ビジネスは一人で
やるものではありませんし、
相手に私の異端を押し付けても
うまくいくはずもありません(笑)

ではどうしているかというと、
自分の考えを貫きつつも
大多数の視点で物事を考えることを
いつも意識しているんですね。

交渉の場面などでは、
特にこの視点が大切になります。

自分を理解してもらおうとするのではなく、
相手の視点に立って理解を深めることで、
自然と結果はついて来るものです。

不動産投資も同じこと。

不動産の仕事は日々、「交渉の連続」です。
相手の視点に立って考えることで、
交渉事の主導権を握ることが
できるようになります。

「この業者はこう考えているだろう」
「売主は近いうちに折れるだろう」

そうイメージ出来れば、
次の一手を効果的に打つことも
楽になりますよね?

私たちの目的は、
自分の希望や主張を通す
のではなく、あくまで
取引を成功させること。

だからこそ、
相手の視点に立つことで
相手の考えを先読みする
スタンスが大切なのです。

・融資が下りない
・物件が買えない

と、悩んでいても始まりません。

行き詰まった時は、
融資を出す側の視点に
立ってみましょう。

・どんな人に融資を出したいか
・どんな物件を買ってほしいか

そんなふうに、
交渉相手の視点に立って
理解するよう心がけていれば、
必ずいい結果を残せるはずです。

ちなみに融資の最新情報に関しては、
私の勉強会でもお伝えしています。
よろしければご参加ください。

思い込みを捨てろ!

さて、本題です。

不動産の業界にいると、
正確なものから怪しいものまで
さまざまな情報が入ってくるものです。

この業界に長く居る人であれば、
情報の確度をきちんと調べて
選別が出来ますが、

まだ経験の浅い一般投資家だと、
情報を鵜呑みにしてしまう
こともあり得ますよね?

もちろんそれが、
正しい情報であればいいんですが、
そうでないことが多々あるわけで…。

当然ですが、
誤った情報を正しいと思い込むことは、
時として、適切な投資判断を
狂わせることになってしまいます。

今回はそんな、
情報の選別と思い込みのリスクについて、
考えてみたいと思います。

その情報はどこから来た?

思い込みでよくあるのが、

「〇〇はどうやら□□らしい」
「△△はダメだと言われている」

こんな類の話です。

昔よくあったのが、

・年収の10倍までしか借入れが出来ない

というもの。
さらに最近の例だと、

・S銀行でローンを組むと、
他の銀行では組めなくなる

こんな感じです。

これらの情報は、

・実際に銀行の担当者から聞いた

という一次情報ではなく、あくまで

・セミナーの懇親会で聞いた
・大家の会で話題になった
・Twitterで誰かが言っていた

という三次、四次情報以下の
噂レベルであることが多いもの。

ビギナーの頃はそんな情報でさえ、
真偽を判別することが難しいのです。

情報は常に変化し続ける

そういった噂レベルの情報が、
仮に事実だったとしましょう。

しかし、その事実が
現在もこの先も、ずっと正しいのか?
となると、誰にもわからないですよね?

情報というものは、
常に姿を変え続けるものであり、
先月がそうだったからといって、
今後も同じわけじゃありません。

例えば、銀行の融資1つを取っても、

・支店長の異動
・支店の成績
・融資の時期

などの要因で、
融資姿勢は幾らでも変わるんです。

そういった変動要因をスルーして、

・〇〇支店は融資が出ない

という情報を鵜呑みにしたら、
本来受けられた融資を逃すかもしれません。

つまり、情報というものは
鵜呑みにするのではなく、
あくまで情報として捉えておき、

必要な機会が訪れたら
最新情報と共に事実確認を行う
ことが大切なのです。

そんなレベルでいいの?

また、みなさんがこれから
人づてやネットで知った情報を
自分の知識として蓄えたいのなら、

情報源に近いところで確認する
ことも重要です。

例えば、先ほどの融資であれば、

・実際にその支店へ出向き、
・担当者に直接確認してみる

ことで、情報の真偽がはっきりしますよね?

でも、残念なことに、
そこまでやる人はあまりいません。

大体は、
ネットで簡単に確認する程度か
何も調べずにそのまま受け売りする
というレベルのまま。

でも、私たち不動産投資家は、
億の資金を動かすような
大きなビジネスをしているんです。

そんな程度の確認でいいはずがない
と思いませんか?

真偽は自分で確かめろ!

あらためて言いますが、
不動産投資というものは

生半可な知識や情報で
成功できるほど甘くありません。

シロウトの投資家が、

・業者が提示した収支見込み
・35年も受けられる家賃保証

などの情報を、自分できちんと精査せず、
何千〜何億もの契約書にハンコを押し、

後からトラブルや訴訟に発展しても
誰も同情などしてくれないという、
自己責任ありきの世界。

だからこそ、みなさんには
他人から得られた情報は
あくまで情報として受け取り、

その真偽は自分で確かめるという
ことを、徹底してほしいんですね。

この業界で生き残るには?

もちろん、
自分に関係ない情報まで
確認する必要はありません。

銀行融資や市場の動向など、
自分にとって重要な情報だけ
しっかりウラを取ればいいのです。

例えば、
融資の情報を聞いたらなら
実際に金融機関で確認する
ことで、

それまで
三次、四次情報だった情報が、
立派な一次情報に格上げされます。

インターネットの普及によって、
不動産に限らず、世の中には
さまざまな情報が溢れています。

そんな現代社会で、
いかに情報を取捨選択し
確実かつ鮮度の高い情報として
自分の投資に役立てるのか?

これが、世知辛い不動産投資で
生き残るためのスキルだと思います。

がんばりましょう!

村上

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