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あなた、騙されていますよ?!

村上です。

日本全体を
悲観的な雰囲気が
覆っていますね。

コロナウィルスの影響は、
不動産業界にも出てきました。

特に深刻なのは、
民泊業界ですね。

お客さんがこない

家賃が払えない

倒産&夜逃げ

オーナーは現状回復したい

しかし、設備が届かない

新規入居募集ができない

こんな状態になっています。

新築企画物件についても、
ヤバイ状況です。

水回りに加えて、
空調やエアコンの納期も
未定になってきました。

3月の竣工が間に合わない

箱はできたが設備が未定

入居募集を始めてしまった

建設会社倒産

未完

現場引き継ぎ困難

銀行ジャンプ不可

打つ手なし

こうして書いているだけでも、
ドキドキします(笑)

決して絵空事ではありません。

コロナウィルス騒動が続けば、
日本全体でこんな事態に
陥る投資家が増えるはずです。

・・・いやですね。

そういえば、
建設会社の方と
最近、話したのですが、

オリンピック景気(数年前)の時は、
仕事が多くて現場が回らないし、

今はコロナウィルスの影響で(資材などが入らず)
現場が回らないしで、
踏んだり蹴ったりだ、
と話していました。

失って初めてそのものの
大切さに気づく、
という話はよくありますが、

不動産投資でも
何事もなく工事が進むのも、
決して当たり前のことではない
ということです。

ネガティブな話題ばかり
書きましたが、
マーケットが動くときは、
投資のチャンスでもあります。

コロナショックは
リーマンショックの再来!?
そんな可能性も出てきました。

すでに、札束を握りしめた
不動産ソルジャーたちが
アップを始めたという
話も耳にします。

先のことはわかりません。
それはどの時代も同じです。

インバウンドや外食業界は
不動産よりもさらに厳しい状況です。

こんな時は、
勝つことより、負けないこと。
これを心がけましょう。

私たちができることは常に一つ。
今できる最善のことをし続ける。
これだけです。

この業界で何を信じるべき?

さて、本題です。

この業界において、
よく耳にする言葉として、
「不動産屋は嘘つきの始まり」
というものがあります。

まぁ、不動産に限らず、
どんな業界においても、

・騙した
・騙された

という話は事欠きませんが、
不動産業界は大きな金が動きますから、
その傾向は特に顕著といえるでしょう。

私自身は、最初からこの業界に
どっぷり浸かってきた人間なので、
「騙されない」というメンタルは、
人一倍強いと自覚しています。

ただ、世の中には
騙されやすい人たちも、
少なからずいるものです。

今回は、不動産業界において
何を信じるべきか?

そして、
何を信じてはいけないのか?

ということについて、
私なりに分析してみます。

それ、騙されてますよ

日頃、私のところへ
相談にやって来る方の中に、

「いや…、それって
完全に騙されているんだけど」

というケースが少なからずあります。

代表的なのが、
新築ワンルーム
に関する詐欺的な案件です。

例えば、
「こんな物件を購入したいんですが」
と、見せてくれる資料が、
パッと見レベルでも、すでに赤字なんです。

「いやこれ、最初からマイナスだし、
最後までプラスにはならないですよ。」

「なぜこんな物件を買うんですか?」

と問いただすのですが、
いまいち、ピンとこない様子。

「やっぱりそうですよねぇ…」
と神妙な面持ちをするんですが、
なぜか、その物件をそのまま
買う人も多いんです。

誠実な人だから?

やめた方がいいと
論理的に説得したのに、
考えを改めてくれない…。

数字を見れば損をすることは
確実なのに、
なぜだか聞き入れようとしない…。

本当に不思議です。

私が関わっていない別のケースでは、

・儲からないワンルームを
・買おうとしている友人に対して
・数人で止めたにもかかわらず
・その人は結局、物件を買ってしまった

という話もありました。

損をしたくてたまらないでしょうか?
意味がわかりません(笑)。

「営業さんはすごく誠実な人だから、
自分を騙すようなことなどしない。」

「今さら裏切ることはできない。」

そう話していたそうです。

長い付き合いの友人たちの
本気の忠告に耳を傾けようとせず、
会って間もないワンルームの
営業マンのいう事を信じるって、
どういう理屈なんでしょうか?

否定すると悪者なの?

おそらく、その道のプロが
止めているのにもかかわらず、
物件を買ってしまうような人たちは、
「この物件、どうでしょうか?」
と相談をしながらも、

・アドバイスが欲しいのではなく
・背中を押してもらいたいだけ

なのだろうと思います。

ちなみに、
自己啓発系のセミナーなどでは、
私のように
「否定的な意見で止める人」

のことを、

ドリームブレイカー(夢を壊す人)
と呼ぶそうです(笑)

いや、私だって
本当にいい物件だったら、
全力でお勧めしますよ。

買ってはいけない物件だから、
止めているんです。

でも、一生懸命に、
労力と時間を使って
相談にアドバイスした結果、
止めた方が悪者になってしまう。

報われませんよね…。

そんなことが度々あってから、
私は相手が暴走しているとき、
積極的に止めないようになりました。

誰だって儲けたい

収益不動産の売買というものは、

・売る側
・買う側
・仲介する側

いずれにも、「儲け」という
要素が必ず絡んで来ます。

そりゃそうですよね?
取引なんですから。

相手の儲けを優先して、
自分はボランティアでいいなんて話、
ある訳がないのです。

むしろ逆に、

・自分が儲けるためなら
・相手が損したって構わない

そっちのほうが、
ずっと自然ですよ。

その原理原則に気づかず、
「すごく誠実な人だから」
と、相手を信じ切ってしまうのは、

マインド的に危険と、
言わざるを得ません。

自分で調べて自分で決める!

これまでに何度も
言ってきたことですが、

「不動産業界において、
性善説は通用しない」

これが事実です。
むしろ、

「すべての事柄を疑ってかかる」

このくらいでないと、
失敗することになるでしょう。

そう言うと、
「村上さんは誰も信じないんだ」
なんて思われそうですが(笑)
決してそうじゃないですよ。

・相手の言うことについて、
きちんとウラを取る

・誰かに任せるのではなく、
自分で判断する

つまり、自分の頭で考えよう
と言いたいのです。

今の時代、ネットで検索すれば、
相手の言っている事が嘘か本当か、
大抵のことはわかりますよ。

不動産で成功したいのなら、

・自分で確認し
・自分で判断する

このプロセスを、
怠らないようにしてください。

がんばりましょう!

村上

 

 

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