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それは投資ではなくギャンブルです

村上です。

新型コロナウイルスの影響で、
世界規模で株価が暴落しました。

Twitter等を見ていると、
儲かった! 損した! と、
あちこちで悲鳴(?)が
上がっていますね。

私は10代の頃から
株をやっていますので、
ITバブル崩壊を経験しています。

トータルではプラスですが、
もちろん、損をしたこともあります。

それでも株は面白いですし、
不動産とは違った魅力が
あると感じています。

ところで、今回のような
動きが激しい相場は、
ケガをしないように
落ち着くまで見守ったほうがいい
という評論家、多いですよね。

でも私は、そうは思いません。
実際にバンバン取引しています。

無謀なことはしません。
でも、これまでの経験を生かして、
できるだけのことはやっています。

個人的な意見ですが、
こういう相場に飛び込めない人は、
投資に向いていないと思います。

こういう機会って貴重ですよ。

短期間で大損するかもしれない。
でも、大きく儲かる可能性もある。

大金を使わなくてもいいんです。
とれるリスクの中で
なんで挑戦しないんだって
思ってしまいます。

どんなことも同じです。

シミュレーションではわからない。
実際に身銭を切ることで
得られるものって大きいんです。

不動産投資だってそう。
事前に学習することも、もちろん大事です。

でも、実際に物件を買ってみて、
わかることは山ほどあります。

リスクを恐れるのではなく、
リスクと向き合って、理解して、
対策を講じつつ始めればいいんです。

絶対安心な相場なんてありません。
傍観者でいては成長できません。

いつだって市場の中で、
当事者で居続ける人が、
たくさんのものを得るのだと思います。

新しい投資はギャンブル?

さて、本題です。

昨年、太陽光発電業者の倒産が、
大きな話題となりました。

・多くの投資家から
・1人あたり2〜3千万円の資金を集め
・夜逃げ同然で消えてしまった

というもので、
マスコミでも取り上げられました。

後に残ったのは
多額の借金だけという、
背筋が寒くなるような結末です。

こういった
詐欺まがいの投資被害って、

・それまでになかった
・目新しい投資商品

というケースが殆どなんですね。

なぜでしょうか?

今回は、そういった
新しい投資商品のリスクについて、
考えてみたいと思います。

太陽光の投資は不透明?

冒頭で触れた太陽光発電自体は、
さほど目新しいものではありませんが、

・2〜3千万円で買える
・小ぶりの投資商品

として、
民主党政権時代以降から、
盛んになってきたものです。

投資商品として見ても、
利回りはそこそこいいため、
多くの人が投資したんですね。

実は、私自身も買っています。
(詐欺にはあっていませんよ)

しかし、太陽光発電の投資自体は、
まだ歴史が浅く、

・設備の老朽化にどう対処するのか?
・業者やメーカーが存続できるのか?

など、不透明な部分も多々あります。

投資という名のギャンブル

つまり、太陽光発電投資は、

・商品としての実績に乏しく
・将来的にどうなるか見通せない

という投資リスクを、
潜在的に抱えているのです。

当然、やり方次第では
儲けることも可能ですが、
ある日突然に、
「投じた資金が回収不能になった」
としても、不思議じゃないんですね。

・儲かる時は儲かるが
・いつ飛んでもおかしくない

という存在である以上、
ある意味、ギャンブルに近い
商品だと言えるでしょう。

借金でギャンブルするな!

ギャンブルは基本的に、
借金してやるもの
ではありません。

先が見通せないものに、
レバレッジを掛けることは、
大きなリスクを伴うからです。

そんなわけで私自身は、
ギャンブル性の高い投資商品を
検討する場合は、
現金買いに徹しています。

先ほど述べた太陽光発電も、
もちろん現金買いです。

すでに元金は回収して、
プラスになってはいるものの、
それはあくまで
結果オーライだっただけ。

冒頭のような持ち逃げに
遭っていた可能性だって、
ゼロではなかったはずです。

「胴元」という存在

ちなみに、
投資とギャンブルという、

似ているようで
似ていない両者の違いは、
「胴元(テラ銭)の有無」
にあります。

例えば、パチンコ屋で
1万円を賭けた場合、

・3千円はパチンコ屋の利益
・残り7千円は客同士で取り合い

宝くじなら、

・売上げの50%は国が取り
・残りは購入者に当選で還元

というテラ銭(胴元の取り分)が、
必ず発生します。

これがギャンブルです。

投資に胴元はいらない

一方、投資というものは、

・全員が儲かったり
・全員が損したりと

あくまで、
市場の動向に委ねられます。

相場が右肩上がりであれば、
損する人はほとんどいません。

つまり投資とは、
ギャンブルのように

・胴元が存在し
・誰かが得した分だけ、
・他の誰かが損する

ゼロサムゲームではないのです。

その違いを意識して見ると、
リスキーな儲け話に
引っかかるのを避けられます。

そして、
気付いてほしいのが、
新しい投資商品には
ほぼ胴元が存在する
ということです。

新しい投資を操る胴元

例えば、か●ちゃの馬車なら
・スマ●トデ●ズ
という胴元が存在しました。

民泊でも
・民泊業者
という胴元が、
一定の儲けを中抜きしています。

さらに、

・サブリース
・コインランドリー
・コンビニオーナー

なども、立派な胴元がいます。

そういった胴元の多くは、
顧客が儲かるかどうかよりも、
「自分たちの営業成績」
を優先します。

つまり、胴元が儲けを抜く
システムの投資商品は、
純粋な投資とは言えず、

・ギャンブルの域を出ない

と言えるのです。

自分の力で稼げ!

それにもかかわらず、
営業マンの甘い収支見通しに
そそのかされて、

・投資という名のローンを組み
・何もわからず失敗してしまう

投資家が後を絶ちません。

・投資商品のリスクを理解せず
・胴元のセールストークも疑わず
・言われるままにハンコを押す

これでは、投資どころか
ギャンブル以上に危険な賭けです。

ゼロサムのギャンブルはあくまで、
現金で買える範囲に限ること。

それ以上は、

・胴元に依存しなくても
・自分の頭と行動力次第で
・きちんと稼ぐことの出来る

実績の確かな
投資商品で運用してください。

私のメルマガの読者さんには、
おかしな投資で
損をしてほしくありません!

がんばりましょう!

村上

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