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日本人は不動産に関して無知すぎる

村上です。

超高齢化社会に突入
と言われてから、
随分と経ちます。

老後がどうとか
生活資金がどうとか

色々言われていますが、
私自身は

老後のことを
全く心配していません。

別に、お金があるとか
無いとかという話ではなく、
単に、

生涯現役だから
老後は存在しない

と思っているんです。

生涯現役だなんて、
そんなに甘くないよ…

と思う方もいるでしょうが、
よく考えてみて下さい。

地方の農家で、
おじいちゃんと
おばあちゃんが
毎日せっせと働いてますよね?

田んぼや畑を耕し、
作物を育てて収穫し、
ごはんを食べるために
頑張っているんです。

そもそも農家には
定年なんてありませんからね。

少し前の日本では
そんな生き方をしている人たちが
むしろスタンダードだったんです。

だから、
別に農家だけじゃなく
どんな仕事でも、

個人でずっと働ける
環境を作ればいいんですよ。

老後が心配なのは、
定年がある
サラリーマンだからなんです。

不動産業界だって、
高齢でも頑張っている方が、
大勢いらっしゃいます。

物件のオーナーはもちろん、
不動産ブローカーだって、
70代80代のおじいちゃん達が、
喫茶店で大口叩きながら

「あれは俺が決めたんだ」

なんて言っていますよ(笑)

1件成約が取れれば、
100万ずつ山分けして
みんなで飲みに行ったりして、
楽しくやってます。

そんな人生も、
アリなんじゃないでしょうか。

公務員や大きな企業に
勤めているのなら、
老後の心配は無用でしょうが、

そうでなければ、
今のうちに
個人でも稼げる仕事
を、見つけておくべきです。

何だっていいんですよ。

どんな事が起こっても、
自分はそれで食っていける!

という自信が持てれば、
何も怖くなくなります。

確かに、高齢になれば
体力や健康面など、
いろんな不安もあるでしょう。

だったら、今から
ジムで鍛えておくなど、
体力を維持し続ける
努力をすればいいのです。

老後を心配するよりも、
老後という概念を無くすために、
いま何をしておくべきか?

それが、今後より一層、
問われるのではと思います。

その方法として
不動産投資を選ぶという方は、
私の勉強会におこしくださいね。

マイホームは投資目線で買え!

さて、本題です。

私は常々、

日本人の「家」に
対する考え方は、
あまりにも無知だ

と感じています。

政府による副業の推奨や
老後2千万円問題など、
これだけ

金融リテラシーの必要性

が大きく報道され、
社会問題となっている
にも関わらず、いまだに

35年もの住宅ローンを
平気に組んでしまう

という感覚が、
全く理解できないのです。

というわけで今回は、

日本人とマイホーム

の関係について、
考えてみたいと思います。

人生最大のギャンブル

最初から、こんなことを
言うのも気が引けますが、

日本人の大半の人が
不動産が人生に与える影響を
あまりにも知らなすぎると思います。

営業マンのトークに踊らされ、
不動産の知識もないまま
マイホームを買った挙句、

何千万もの元金と利子を
半生を賭けて払い続ける

生活を送るわけです。

投資家目線で見れば、
どんだけギャンブル
しているんですか!?
という感じですよ。

にも関わらず、知り合いが
不動産投資などを始めると、

「危ないから止めろ」
「人生を棒に振るぞ」

などと言うのですから、
手に負えません。

35年後に何が残るのか

そもそも、

35年ものフルローンを
超低金利で借りられる国

は、世界中探しても
日本ぐらいのものです。

ただし、低金利とはいえ、
35年もの長期ローンだと、
支払う利子の総額も、
元金と同じくらいの額ですから、

決してお得ではない

買い物なのです。

しかも、日本の家は基本的に

買った瞬間に資産価値が下がり
年数が経てばさらに減り続ける

という、
「耐久消費財」の扱いです。

35年後に完済したところで、
地方の不動産は資産価値ゼロ

という現実に、
多くの日本人が気づいていない、
そして、そのことに
疑問すら持たないのです。

儲かったのは一体誰?

昔から言われていることに、

住宅ローンは「罠」

という説があります。

多額の借金を背負わず
借り暮らしのままでは
勤労意欲も湧かないから、

国が住宅ローンを推奨して
国民に一生払い続けさせ
金融機関の奴隷にしておく

そんなストーリーです。

さらに国民は、
ローンを返すために
働かざるを得ませんから、

せっせと納税して
結果的に国が潤う

ことにも繋がります。

ハウスメーカーが儲かり
金融機関や国も儲かり

客だったはずの国民が、

資産価値ゼロの土地と
ボロボロの木造家屋だけ

最後に持たされて終わりという、
ババを引かされるんです。

進んで罠にハマるのか

結局、日本の家は
不動産投資的に考えると、

最初から債務超過に加え、
長期のローン返済と
資産価値の減少によって、
バランスシートも
一向に改善されないという、

悪魔のような仕組みに
はめ込まれているのです。

なのに金融機関は、
国の後押しを受けて、
住宅ローンを
せっせと貸し付けている…

ひどい話ですよね?

でも、そんなこと誰でも
気づくことだと思いませんか?

みなさんいい大学に入って
一流企業に勤めるなら、

なんでわざわざ
罠にハマるかな…

という感じですよ。

欧米の「家」は投資

そんな日本に対して、
欧米の「家」は基本的に、

頭金を用意して
中古物件を買う

スタンスが主流です。

さらに、向こうの不動産は
市場の動向によって
資産価値がどんどん
上がったりしますから、

キャピタルゲインを見込んで、

「儲かる」なら買う
「儲からない」なら買わない

という考えが一般的。

当然、売って儲けるためには
目利きが重要になりますから、
不動産の知識やノウハウも
それなりに勉強します。

つまり、我々が実践している
不動産投資の手法と、
全く同じ考えであり、

日本人の「家」に対する
無知さに比べて、
大きな差があるんですね。

これからのマイホームとは?

日本人だって
欧米人だって
考えていることは一緒。

自分と家族の幸せを願い、
マイホームを買うのです。

ただし、それほどの
大きな買い物にも関わらず、
両者の考え方は
全く異なるんですね。

「みんな買っているから…」
「頭金がいらないから…」
「今のうちに買っておかないと…」

などと焦り、
セールスマンの言いなりになって
35年のフルローンを組むことが、
どれだけのリスクになるのか?

われわれ日本人は、
もっと真剣に捉えるべきです。

人口減少がより深刻となる中、

マイホームを
投資目線で考える

ことが、
今まで以上に求められる
のではないでしょうか。

がんばりましょう!

村上

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