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小手先の指標に惑わされるな!

村上です。

去年秋にスタートした
オンライン不動産投資サイト
「Casegood-カセグ-」では、
すでに100本を超える動画をアップしました。

毎日、会員の皆様には、
音声コンテンツをお届けしています。

その他にも、メルマガ、ブログ、
Twitter、会報誌など、
様々な形で不動産に関する情報を発信中です。

ありがたいことに、
「勉強になります」
「コスパがよすぎます」
などの声を多くいただくのですが、
それと同じくらい、言われることがあります。

「村上さん、よくネタがありますね」
「そろそろ、ネタ切れでしょう?」

という類のものです。

私の答えはいつも同じ。

「ネタ切れになんて、なりませんよ。
一生、続けていける自信があります」

だって、そうじゃないですか。
世の中は常に動いています。

いくら情報を仕入れて、
しょっちゅう発信したとしても、
追いつくはずがないんですよ。

最近では民法改正がありました。
税金の仕組みなども、
毎年のように変わります。

それを深堀りしていくと、
また新たな切り口が見つかったりします。

不動産業界の知り合いと会えば、
そこからも新しい情報が入ってきます。

金融機関を訪問すれば、
最新の融資の動向を聞くことができます。

もう、毎日のように私の中に
新たな情報が積み上がるわけです。

その中から、不動産投資家の皆さんに
知っておいてほしいこと、
参考になりそうなことを選んで
お届けしているんです。

私は昔から、
嫌なことはまったくやらず、
好きなことには熱中する性格でした。

(だから学校も行かず旅ばかりしていました)

今、不動産に関する情報収集や
アウトプットを「一生続けられる」と
思うということは、
私は意外とこの業界のことを
好きなのかもしれません(笑)

まあ、好きか嫌いかは別として、
有益な情報を届けるということに関しては、
自信があります。

勉強には終わりがありません。
情報収集も同じです。

「もう不動産投資の勉強は一通り済んだ」
なんて油断していると、
足元を救われますよ。

不動産投資について本気で学びたい皆さん、
オンラインスクールCasegood-カセグ-をぜひご利用くださいね。

思い込みより「儲け」に集中!

さて、本題です。

当社の会員さんや、
一般の投資家さんと話す中で、

「〇〇じゃないとダメですかね?」

という質問を受けることが
よくあります。

具体的な例をあげると、

「A銀行じゃないとダメですかね?」
「利回りB%はないと難しいですか?」
「金利はC%以下じゃないと・・」

数え出したらキリがありません(笑)

ハッキリ言って、
こういった質問をされるのが本当に苦手です。

利回り何%以上はないと…

なんて、時と場所によって判断が変わるし、
そもそも、そんな考え方自体が
低利回り以上に危ういと思います。

今日は、そういった思い込みや
決めつけに近い考え方について、
私なりに考察してみたいと思います。

ブームに煽られた地方RC

みなさんも経験があると思いますが、
書籍やネット、セミナーなどで
不動産の勉強をしていると、
さまざまな判断材料を目にしますよね?

かく言う私も、
数年前までの不動産投資ブームの時は、

・物件は都市部に買え
・地方は危険だ

と、みなさんに伝えていました。

でも、そのメッセージは、

・銀行の積極融資によって
・「買える」投資家が急増し
・地方のRCが高騰して
・利回りが激減した

という側面があったから。

投資家へのメッセージ

以前までの

・超高利回り

というメリットがなくなった
当時の地方RCは

・リスクの高い投資対象

になっていたんですね。

しかも、ブームの最中には、
自称「コンサル」という名の、
成功大家さん達が素人をそそのかし、
利回りの低い地方RCを
平気な顔で斡旋していました。

だからこそ私は、

「地方は危険だから気をつけろ!」

というメッセージを、
不動産投資家に向けて
発信していたんです。

決めつけこそが高リスク

不動産の相場は常に波を打ち、
上がったり下がったりを繰り返します。

当然、リスクだって、
常に変動しているんです。

不動産投資ブームのもっと前、
地方RCが高利回りで買えた時代に、

地方は、そこまでハイリスクな
投資対象ではありませんでした。

私も、「危険だ」なんて、
言ってなかったんです。

にもかかわらず、
そういった経緯をすっ飛ばして、

・都市部が有利だ
・地方は危険らしい

などと、単純に決めつけてかかると
どういうことになるか…

みなさんもお分かりですよね?

つまり、そのくらい
思い込みや決めつけは危険だと、
私は言いたいんです。

原因は日本の教育制度?

話は変わりますが、
なぜ、多くの投資家はそうやって
絶対的な答えを
求めたがるのでしょうか?

私はその理由が、

・日本の教育制度

にあると思っています。

1+1=2

を、繰り返し覚えさせられるような
勉強を続けていると

・どんな問題にも答えがあるはず

といった思考になりがち。

でも、小中学校の数式みたいに
ビジネスで成功する方法があるなら、

・誰でも金持ちになれるし
・金持ちになれなければバカ

ということになりますよね。

でも、実際の世の中って、
そんなに単純じゃないですよね?

つまり、成功するための
絶対的な指標といったものは、
この世に存在しないのです。

そのことをわかった上で、
常に「よりベターな方法」を
求め続けることが大切なのです。

「儲け」に集中せよ!

不動産経営も同じことです。

「こうやれば成功する」
「こうしなければダメだ」

といった、単純なものではありません。

・さまざまな情報を集めて
・自分なりに試行錯誤を繰り返し

初めて、儲けることができるのです。

小手先の指標ではなく、
「儲けること」にフォーカスすること。

それができていない投資家が
多すぎるような気がします。

指標は参考程度にして、
物件を買うなら、きちんと
収支をシミュレーションしてください。

・儲かるか
・儲からないか

これを、自分なりに判断することが重要です。

もし、思ったように行かなければ、
小まめに軌道修正すればいいだけ。

大ヤケドさえしなければ、
何とかなるものですし、そうやって
試行錯誤しつつ成長していくのが、
本来のビジネスです。

繰り返しますが、
不動産に絶対の答えはありません。

「銀行が」「利回りが」などと、
小手先の指標に振り回されず、
もっと「儲け」に集中してください。

がんばりましょう!

村上

 

 

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