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未来予測なんて当たらない

村上です。

前にも書いたことがありますが、
私は学生時代から株式投資を
やっています。

不動産投資では負けたことは
ありませんが、
株では買ったり負けたり。

余裕資金でやっていますが、
ダメージを被ると
どうしてもイヤな汗が出ます…。

昨今は、老後の2,000万円不足問題や、
副業ブームなどで投資に関心を持つ人たちが
増えているといいます。

今回も株価が急落して、
スタートからいきなり大損!
という人も多いのかもしれません。

それが投資なので仕方ないのですが、
ちょっと気の毒な気もします。

まあ、早い時期に
撤退することになったのは、
長い目で見れば
幸運だったのかもしれません…。

厳しいことをいうようですが、
マスコミそういった問題などが
取り上げられてから、
慌てて老後の資金作りに励む時点で、
投資には向かないような気がするんです。

そういう方は投資よりも、
年をとってからも働けるよう
健康に気を付けるとか、

今の住まいを売って小さな家に
移ることで現金を作るなど、
別の対策に目を向けるというのも
いいかもしれません。

他にも、
ゴールドが値上がりしていましたので、
昔買ったゴールドがあるなら、
それを売るとか、

ロレックスの腕時計も
需要が強まっていますから、
売却を考えるとか、

眠っている資産を探してみる
というのもいいように思います。

そう考えると、
投資だけでなく、お金を作る方法は
いろいろとありますね。

ゴールドもロレックスも
あの世には持っていけませんから、
生きているうちに活用するのが
いいのではないでしょうか。

話を戻すと、
投資で勝ち続けるには、
市場の相場に一喜一憂せず
どっしりと構えることが重要です。

そしてそれは、
これまで投資の経験のない人にとっては
簡単なことではありません。

もっというと、
短い期間、儲けることはできても、
ずっと勝ち続けることは、
相当難しいといえます。

定年後はのんびりと暮らそうと思っていたのに、
株価の変動でドキドキして、
ストレスが増えてしまった…。

そんな老後は誰も望まないと思います。

その点、
不動産なら株と違って
値動きがゆっくりで、
物件の相場が下がっているときでも
キャッシュフローが得られます。

老後にのんびりやるのに
ぴったりですよね。

実際、大家さんを見てみると、
ご高齢の方が多くいますから、
年をとってからも無理なく
続けられる業種といえます。

ただし、不動産投資だって
儲からない物件を買ってしまえば、
当然、苦労することになります。

しっかりと学んでから
取り組んでくださいね!

その方法は、
オンラインスクールのCasegood-カセグ-でお伝えしていきます。

未来予測をアテにするな!

さて、本題です。

経済誌やネットのコラムで、

「〇〇エリアはこれから急浮上」
「××区のブランド力は低下」

こんな、不動産の未来予測を、
見ることがありますよね?

例えば数年前、
池袋が「消滅する都市」として
話題になったのも、記憶に新しいところ。

・治安やガラが悪い
・若い女性が住みにくい
・安心して子育てができない
・その結果、未来の人口が減る

こんなロジックでした。

ただ、個人的には
こういった予測は嫌いですし、
アテにしなくていいと思っています。

なぜそんなことを言うのか、
ちょっと説明してみますね。

池袋が消滅する!?

未来予測が本当にシビアで
確度の高い予測なら、
記事を書いた人は先見の明があり、
割安なうちに物件を仕込んで、
億万長者になれるはず。

でも、そうじゃなさそうです。
どちらかというと、

・未来を大胆に予測することで
・読者の目を引く記事を書き
・書籍化してひと儲け

せいぜい、こんなレベルじゃないでしょうか。

冒頭の池袋だって、じゃあ実際、
本当に消滅するかというと、
そんな事あり得ないですよ。

狭い視点で突き詰めれば、
そういった現象が起こりうる可能性は、
ゼロじゃないと思います。

でも、都心の池袋が消滅だなんて…
世の中、そんなにバカじゃないですよ(笑)

家賃と土地値のバランス!

私が言いたいのは、
未来予測に振り回されるより、

・エリアごとの
・家賃と土地値のバランスを見極める

こっちの方が、
未来を成功させるために、
よっぽど重要だということ。

例えば、世田谷区や目黒区って、
家賃相場が高いですよね?

1Rが月8〜9万円とか、そんなレベルです。

じゃあ、同じ1Rの物件を
北区や板橋区で貸すとなると、
どうでしょうか?

月7〜8万円くらいになります。

世田谷区や目黒区に比べて、
1〜2割減です。

でも、世田谷区と北区じゃ、
土地値は倍の差があるんですよ。

どっちが儲かるかは明白ですよね?

地方のように空室で困るエリアならともかく、
23区内の物件であれば、
家賃を下げれば満室にできます。

もうおわかりですよね。
気にするべきは、そのエリアごとの
家賃と土地値のバランス。

この先、北区や板橋区が今後、
沈む街だと記事に書かれようが、
気にする必要はありません。

あなたが儲かれば、それでいいんです。

儲かる街や物件にフォーカス!

不動産投資家であるみなさんは、
浮かぶ街や沈む街みたいな、
フワっとした未来予測よりも、

・儲かる街
・儲かる物件

にフォーカスしてください。
そのためには、

・都心からのアクセスを元に
・沿線をいくつか絞り込み
・ある程度利便性の良いエリアで
・家賃相場と土地値が
・アンバランスな物件を探す

こんなアプローチが有効です。

例えば、西武や東武系の沿線みたいに、

・アクセスが悪くなく
・人口も維持できている割に
・土地値が安く
・家賃相場もそこそこいい

そんな物件を探しましょう。

人気がなくたって、10年・20年後
人がいなくなるわけじゃありません。

山手線だって、
南エリアと北エリアじゃ、
土地値は倍くらい違います。

でも、北エリアの人口が今後、
半減するわけでもないし、
南エリアの利便性や家賃が、
北エリアの倍あるかというと、
そんなことないですよね?

広い視野を持て!

人気エリアの一等地を選び、
土地から新築アパートを建てても、
利回りはせいぜい3〜4%。

資産家や代々の地主でもない、
一般のサラリーマン投資家に、
こういった投資はオススメしません。

私たちが目指すべきターゲットは、

・短期間に少ない資金で
・より多くの純資産を増やす

これに尽きます。

土地の値上がりを狙うような
一等地への投資は、もっと先の話。

それよりも、現時点で
きちんと儲かる物件を選ぶべきです。

ネームバリューやブランド、
そして、未来予測などにとらわれず、
広い視野で物件を探す!

このことを
忘れないようにしてください。

がんばりましょう!

村上

 

 

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