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長期戦で勝率を上げろ!

村上です。

身もふたもない話をしますが、
私たちのストレスのほとんどは、
お金があれば解決できます。

実際、様々な調査で、
ある程度上の階層にいる人の方が、
ストレスをためにくいという結果が出ています。

これは、そういう人たちの方が、
一般的に金銭的な余裕があり、
ストレスを感じる機会が少ないためです。

わかりやすいのは移動の時の乗り物だと思います。
飛行機や新幹線ですね。

お金を払えばグリーン車やファーストクラスなどで、
ゆったりした空間を手に入れることができます。
飛行機なら、CAさんのサービスも露骨に変わります。

お金がありすぎるストレスも
ないわけではないでしょうが、
大半の人にとっては、そのストレスよりも、
お金がないことから生まれる
不満や不安の方が多いと思います。

時々、「お金より大事なことがある」等と言って、
稼ぐことについてネガティブに捉える人がいますが、
お金の力をわかっていないんですね。

そして、そういう人に限って、
自分がうまくいかないことを、
他人や環境のせいにしたりしがちです。

そして私は思うのです。

「つべこべ言わずに、お金を稼いでみろ!
お金のあることのありがたみを知れ!
話はそれからだ!」

もし、自分のストレスが
お金が十分にないことが原因だと思うなら、
それを素直に認めるべきでしょう。

そして、「お金がない」という現実を
見て見ぬふりをすることなく、
どう解決するか、
具体的に行動することが大切だと思います。

ストロングゼロを飲んでグチを吐いて終わる人と、
問題を「解決するためにどうするか」と考え、
前に進む人とでは、着地点は大きく変わります。

Casegood-カセグ-では、
不動産投資でお金を増やす方法を
ゼロからお教えします。

お金のストレスをなくしたい方、
是非一度、お越しください。

▼Casegood-カセグ-とは?

安く買うなら長期戦!

さて、本題です。

不動産に限らず、
どんな交渉事においても、
勝つのはいつも「余裕のある」側。

例えば、キャッシュや融資付けなど、
「資金的」な余裕があれば、
業者もいい物件情報を出しますし、
物件も選んで買えますよね?

逆に、資金繰りや相続などで、
「時間的」な余裕がなかったら、
売却交渉で指値を入れられたりして、
相手を利することになります。

つまり、交渉事で対等に渡り合い、
最終的に勝利したいと思うなら、

・相手より余裕を持つこと

これが、何より重要なのです。

でも、資金的な余裕って、
よほどの資産家でもない限り、
なかなか簡単ではありませんよね?

そこでカギになるのが、
時間的な余裕というもの。

いわゆる「長期戦」です。

実はこれで、大当たりするケースが
少なからずあるんです。

強い信念で粘ったTさん

Casegoodの会員、Tさんのエピソードを
紹介しましょう。

Tさんは、業者から勧められた
売値6,200万円の物件に、
5,000万円という大幅な指値を入れて、
売主と交渉していました。

何度か交渉した結果、売主から

「5,500万円までしか下げられない」

と、最後通告されたのですが、
Tさんは妥協しなかったんです。

・儲かるためにやっていて
・物件を買うことが目的ではない
・その額だと買っても意味がない
・失敗したらリカバリーしきれない

そう、心に決めていたんですね。

話は一度流れかけたのですが、
交渉開始から約半年を迎えた頃のこと…

売主から、「5,000万円でいい」という
連絡が来たんです。

Tさんが物件を格安で買えたのは、
強い信念を貫いたこととあわせて、

・余裕を持って交渉に当たり
・約半年という時間を味方につけた

これも、勝因の1つであることに
間違いはありません。

Tさんに時間的な余裕がなかったら、
5,000万円という数字は、
決して出てこなかったのです。

地方戸建が77%オフ!?

売買の交渉において、
時間を味方につけた事例を、
もう1つ紹介しましょう。

同じくCasegoodのメンバーであるNさんは、

・地方の築古戸建て
・売り出し350万円

これを、2年越しという交渉の結果、
なんと80万円で買ったのです。

当初からNさんは、売主に
「50万円なら買います」と
伝えていました。

でもそんな鬼みたいな指値、
すんなり通るワケがありません。

実は、Nさんは最初から、
長期戦を見込んでいたんですね。

そこからNさんは、
たびたび売主の元を訪れ、
徐々に距離を詰めていきました。

その結果、77%オフの80万円という
超破格値が実現したのです。

もちろんこれは、誰にでもできる
交渉ではないと思います。

それでも、
2年越しという長期戦を制した
Nさんの粘り勝ちは、
賞賛に値すると思います。

相手が売主とは限らない

時間を味方につける「長期戦」。

私自身の経験からも、
有効な場合が多いんです。

例えば、当社が去年買った物件のうち、
足立区の鉄骨1棟ものは、
10%の利回りを実現するために、
8ヶ月間の交渉をしています。

・最初に8,000万円という価格が出ていて
・5,000万円なら買うとオファーを投げ
・8ヶ月後に5,500万円でまとまった

自分で言うのもなんですが、
長かったです(笑)

・仲介は客付けの力が弱いようだ
・いずれギブアップして折れるだろう

実はこれが、ある程度読めていました。

長期戦に持ち込めれば、
何とかなると見込んだのです。

自分が余裕を持つべき交渉相手は
別に、売主だけとは限りません。

売主から交渉を一任されている仲介も、
その実力次第によっては、
こちら側に有利に働くんですね。

「待つ」というカードを切れ!

一般投資家のみなさんの多くは、
たとえ資金的な余裕がなくても、
時間的な余裕はプロにも負けません。

・高かったら、安くなるまで粘る
・売れなかったら、賃貸を続ける

不利な交渉の場においても、
希望が通らなければ「待つ」という、
強力なカードが切れるのです。

もちろん、人気の物件の場合は、
待っているうちにライバルに取られた!
なんてこともあるでしょう。

でもみなさんは、儲けるために
物件を売り買いするんですよね?

きちんとシミュレーションをした結果、
「この額でなければ買わない(売らない)」
と、心に決めたら安易に妥協せず、
なるべく時間をかけて粘るべきです。

もし、それで交渉がまとまらなければ、
縁がなかっただけということ。

結果は必ず出ると信じ、
余裕を持って交渉に臨んでください。

がんばりましょう!

村上

 

 

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