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指値が通らない人がやっていること

村上です。

新型コロナウイルスの
感染拡大によって
日本でもリモートワークが、
急速に進みました。

それを受けて、
SNSやメディアでは、

・オフィスの需要が
今後減少するのでは?

・賃料相場も下がるのでは?

といったコメントを
見かけることが増えています。

しかし、私自身は
そんなに影響がないのでは?
と、考えているんです。

というのも、
カリフォルニア州の
シリコンバレー
には、

・グーグル
・アップル
・アマゾン
・フェイスブック

といった、
名だたるIT企業が

物凄い大きな
最先端のオフィスを構えて、
仕事をしていますよね?

でも、彼らが持つ
最先端の技術があれば、
リモートワークを
極限まで進化させることは可能。

その方が効率的なら、
オフィスという概念は
とっくに廃れている
はずなんです。

それなのに、現実は
そうじゃありません。

スタッフ同士が、
その会社で働くという
ブランドを共有しつつ

自由に集まって話をして
夜な夜なパーティを開いて

そこから生まれる
新しいアイデアや人脈
を仕事や人生に生かす

そんな文化が続いています。

さらに、その場に
ベンチャーキャピタルや
銀行が加わることで、
資金が用立てされる
ことにもつながるんですね。

そういった、
有機的な関係性が
必要とされる限り、

オフィスの需要が
消えることはないと、
私は考えています。

さらにもう1つ。

世の中にある
全ての業務において、

リモートワークだけで
完結できる仕事って
全体の1割ほど
しかないと思うんです。

一次産業や二次産業、
サービス業など、
労働力を必要とする
業種はもちろん、

それ以外の業種でも、
高度な専門知識と
コミュニケーション能力
を持たなければ、

完全なリモートワークを
実現することはできません。

でもそんな優秀な人材、
なかなかいないですよね?

つまり、
今回のコロナウイルスで、
リモートワークが普及した
とは言っても、

それはあくまで
暫定的な代替措置であり、

現在の業務フローを
完全に置き換えること
は、まだ無理なのです。

とはいえ、
決して無駄な試みだった
わけでもありません。

リモートワークを
多くの人が経験することで

・オフィスの存在意義とは?
・不要な業務フローとは?

という課題を、
改めて認識する機会に
なったはずですよ。

今回のコロナウイルスが、
単に負の記憶としてではなく、

社会や個人のリソースを、
より有効活用するきっかけ
になればいいなと思っています。

皆さんはコロナの前と今とで、
何か変わったことはありますか?

新しい時間ができたという方、
ぜひ不動産投資の勉強に
取り組んでみてくださいね。

▼Casegood-カセグ-とは?

指値交渉の仕方

さて、本題です。

物件の指値交渉って、
なかなか難しいですよね?

何度やっても通らなくて
欲しい物件が買えない
と嘆いている方も多いはず。

特に、営業職などの
経験がない方にとっては、

不動産投資において
最初にぶち当たる壁
ともいえるのではないでしょうか?

とは言え、
指値交渉なしに
不動産投資は成功しない
というのも、また事実です。

では、私たち投資家が
指値をうまく通すためには、
一体どうすればいいのか?

今回は、このテーマについて
解説してみましょう。

安く買うことが必須!

不動産投資で成功するためには、

・確実に融資を引く
・物件を安く買う
・上手く運営する
・高値で売却する

これらのハードルを、
すべて乗り越える必要があります。

特に、
物件を安く買うことは、
利回りに直結する
重要な要素。

高値で掴んでしまうと
後でどうすることも
できません。

何が何でも安く買う
ことができなければ、
不動産投資はその時点で
つまづいてしまうことになるのです。

 

不動産は交渉の連続

株のような金融商品の場合、
人と交渉する必要がないので、
交渉スキルは不要です。

でも、不動産投資は、
そうじゃありません。

物件を買ってから、
売却するまでの間に

・購入時(業者/銀行/売主)
・建築時(設計士/建築会社)
・保有中(入居者/管理会社)
・売却時(業者/買主)

と、どの段階でも常に
交渉の場に立たされるのです。

さらに、どの相手も
その業界で長年
生き抜いてきたプロ

ですから、
交渉事に長けています。

つまり、
不動産投資を行う際に
交渉能力が乏しいということは、

レベルの高い強敵に
丸腰で立ち向かう
ようなものなのです。

交渉とは人生そのもの

さらに、
極論にはなりますが、
私たちの人生だって
交渉の連続そのもの
のはずです。

・モノを安く買う

だけでなく、

・入社採用面接
・仕事上の折衝
・結婚のプロポーズ
・住宅ローンの審査
・老人ホームの入居

に至るまで、
人生は交渉ばかりですよね?

むしろ、
交渉のない人生はない
と言ってもいい位です。

当たって砕けるな!

ですから、

「自分は交渉が苦手で…」

などと言っていたら、
不動産投資で
成功することは望めません。

むしろ、

交渉術を磨くために
いい機会が訪れた!

ぐらいの気持ちで、
どんどん立ち向かうべきです。

ただし、
当たって砕けろ精神
ではダメですよ。

いきなり知らない売主に
大幅な指値を入れる
ようなことをすれば、
相手の機嫌を損ねるだけ。

例えば、1億で
売り出している物件にいきなり
7千万の指値を入れたとしたら、
売主はどう思うでしょうか?

何なんだこいつは!
1億って書いているのに、
随分と無礼な奴だ!

と怒らせてしまい、
交渉の場にさえ
上がらせてもらえないでしょう。

売主をリサーチすべし

でも、事前のリサーチで
売主が売り急いでいて、
たとえ7千万でも
交渉に乗ってくれそうだ

という情報を掴んでいたら、
自分に売ってくれる
可能性が出てきますよね?

つまり、
指値をするならいきなりではなく、
下準備が大切ということ。

・物件を売りたい理由は?
・今どういう状況なのか?
・他にライバルはいるか?

といった情報を
売主サイドの仲介から
仕入れることが出来れば、

7千万という指値も
決して無茶な数字でない
ということになるのです。

変動要素も踏まえる!

もちろん、
売主の情報収集も
仲介する業者が、

・売主サイドの味方か
・買主サイドの味方か

によって、
状況が大きく変わりますし、

業者自身が、

・有能かどうか

によっても、
変わってきます。

つまり、そういった
変動要素も踏まえつつ、

なるべくこちらが
有利になるように
交渉を持っていく

そんなテクニックが
求められるんですね。

一撃でやられるな!

このような、
情報を駆使した交渉術
というのは、

場数を踏んで鍛える以外に、
上達する方法はありません。

交渉事が得意な人であれば、
問題はありませんが、
真面目なタイプの方には、
難しいかもしれません。

最初のうちは、
直球勝負を挑んだ結果
見事に打ち負かされる
ようなこともあるはずです。

ですから、まずは
不動産のような
大きな交渉ではなく

・メルカリなどのネットフリマ

でもいいですから、
小さな値引き交渉を重ねて、
駆け引きの経験値
を上げてください。

そして、ある程度の
レベルに達してから、
「売主」というラスボス
と対峙するのです。

いつまでも、
丸腰で相手に立ち向かい、
一撃でゲームオーバー
じゃダメですよ(笑)

がんばりましょう!

村上

 

 

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