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営業マンを味方につけろ!

村上です。

ロジカルなこのコラムには、
不釣り合いなネタですが、
どこの業界にも、

・縁起を担ぐ
・ジンクス

というものがあります。

縁起を担ぐ=ポジティブ、
ジンクス=ネガティブ

どちらも、いわゆる迷信です。

私たちの不動産業界で
特に有名なのは、
「大安吉日に契約する」
という縁起担ぎ。

これは、一般の方が
マイホームを購入する際も、
よくやると思います。

逆のパターンもあります。
「水曜日に契約しない」
というもの。

これは、
「水は流れるものだから、
契約も流れる」
というジンクスからきています。

「契約前にカネを勘定しない」
というのもあります。

これも、
「カネを勘定すると契約が流れる」
というジンクスからです。

また、土地でよくやるのは、
「地鎮祭」です。

その土地の守護神を祀り、
土地を利用させてもらうことの
許しを得るためのしきたりです。

また、これから掘る土の中にいる、
何万という植物や生物を
殺すことになるので、
その魂を鎮める意味もあります。

さらに、風水を信じている方は、

・本当の契約は10日だけど、
契約書の日付は8日付にするとか

・玄関に、ガラス製の
龍の置物を飾るとか、

いろいろとこだわる方が多いですね。

まぁそんな、
不動産業界における
縁起担ぎやジンクス。

気にする方は気にしますし、
気にしない方は気にしません。

また、
気にしない人が祟られた
という話も聞きません。

私個人も全く気にしません。
いつ祟られて死んでも
おかしくないと思います(笑)

私は寺の家系ですし、
修行して僧侶の免許も持っていますが、
とてもロジカルな人間なんです(笑)

学生時代に世界中を旅して、
常識やルールなんて
場所が変わればまったく意味がない
と感じた影響もあると思います。

Aという国で縁起のいいことも、
Bという国では逆だったり
しますからね。

まぁ、気にする人に向かって、
「気にするな」と言っても
無駄なのかも知れません。

ただ、本気に受け止めない方が、
精神的にいいとは思います。

大切なのは、
しっかりと勉強して、
必要な情報を調べ上げること。

その上で、
自分がいいと思う道を進めばいいんです。

自分の努力と直感を信じましょう。
少なくとも私はそれで、
ずっとうまくいっています。

営業マンを味方につけろ!

さて、本題です。

不動産経営にとって、
「営業マン」は
欠かすことのできない存在です。

・不動産業者(売買/賃貸)
・銀行などの金融機関
・管理会社
・建築会社など

いずれのパートナーも、
その営業マンをどうやって
自分の味方につけるか?

これが、
事業の成否を大きく左右します。

では、具体的にどうすれば
営業マンが味方になってくれるのか?
知りたい方も多いですよね?

今回は、このテーマで
一緒に考えてみたいと思います。

営業マンが優先するもの

まず最初に、
「営業マンが味方になる」とは、
どういう状態を指すのでしょうか?

それは、
・自分のために動いてくれる
・自分のことを応援してくれる
という状態のことです。

通常、営業マンは
・会社の売り上げアップ
・営業マン自身の給料アップ
を、目標に活動しています。

その中で、私たち不動産投資家は、
あくまでビジネス上の関係であって、
営業成績を上げるための
お客さんでしかありません。

となれば、営業マンが
一番大事にするのは当然、
・儲けさせてくれる「太い」客
ですよね?


逆に言うと、
さほど儲からない客や初心者は、
優先順位を下げられます。

つまり、なかなか味方には
なってくれないのです。

長く付き合いたい客とは?

そりゃ当然ですよ。

営業マンだってノルマを達成して、
安い給料を少しでも上げようと、
必死になって営業しているんです。

儲からない客に対して、
時間を割く暇があるなら、
儲かる客にフォーカスした方が、
より多くの成績を残せますからね。

では、味方になってくれない
営業マンをこちらに振り向かせ、
味方になってもらうためには、
一体何をすべきなのか?

それは、
・この人となら長く付き合いたい
と、営業マンに思わせることです。

・継続的に物件を買ってくれる
・いい取引話を持って来てくれる
・食事や飲みに連れてってくれる
・担当者ボーナスや商品券をくれる

色々あると思いますが、
結局は、

営業マンが何を求めているのか?
を探り、それに応えるのが、
一番の近道だと思います。

営業マンを店から出せ!

もう1つ、効果的なのは、
・営業マンを店から出す
ということ。

店舗の窓口で仲良くなるより、
プライベートでの付き合いを
大事にしてください。

営業マンだって人の子。
店の外に出してしまえば、
上司の目を気にすることなく、
打ち解けてくれるものなんです

ちょっといい喫茶店に呼んで、
ランチをご馳走してあげるだけで、
若い営業マンなどは、
一気に距離を縮められます。

懇意になってくれれば、
あとはこっちのもの。

定期的に連絡を取っていれば、

・いい物件情報を出してくれる
・確実に賃貸付けをしてくれる
・好条件の融資を紹介してくれる
・いい工事を安くやってくれる

いいことずくめです(笑)

一度限りの取引ならともかく、
長い付き合いになるのですから、
仲良くして損はないんです。

相手に敬意を払うべし

ただし、仲良くなるには、
注意すべき点もあります。

それは、
・相手に嫌な思いをさせないこと
これです。

私自身もかつて、
マンション販売の営業マンを
やっていたのでよく分かるのですが、

・自分に不快な思いをさせる客
は、好きになれないものです。

例えば、

・タメ口など横柄な態度を取る
・何かにつけてすぐ呼び出す
・細かいところでケチくさい

といったタイプです。

初めて会ったお客さんから、
いきなり「それでさ」なんて言われたら、
営業マンだって引きますよ。

客と営業マンの間柄とは言え、
相手と仲良くしたいのなら、

・年齢の上下に関係なく
・俺は客だという態度を取らず

十分に敬意を払うべきです。

営業マンが成否を握っている

不動産経営は息の長いビジネスであり、
人とのつながりで儲かる商売です。

優秀な営業マンが
自分の味方になってくれれば、
これほど楽なビジネスもありません。

あなたの不動産経営が
成功するか否かは、

・営業マンが握っている

これぐらいのマインドを持って、
相手と仲良くなってください。

がんばりましょう!

村上

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