BLOG

ブログ

詐欺師も現れた火災保険の活用法

村上です。

世界の人々に比べて、
日本人は貯蓄が好き、
という話をよく聞きます。

タンス預金がいくらだの
高齢者の平均貯蓄額がどうのと、
マスコミでもよく
とりあげられていますよね?

その背景には、
現在の高齢者が、
貯蓄が美徳とされた時代に育った
ということがあると思います。

しかし、それ以降に生まれた
若い世代の人たちが
貯蓄好きかというと、
どうでしょうか?

そんなことはない。
と、私は思っています。

例えば、私のクライアントさんは、
外資系金融コンサルなど
高年収の方々が多いんです。

でも、貯蓄となると、
ほとんどない、
というのが実情です。

確かに、貯蓄したところで
小遣いにもならないような
利息がつくだけですから、

「貯蓄なんかするより、
投資に回した方がマシ」

という考えは、
よく理解できます。

また、高年収の方たちは、
投資の他にも、

いいマンションに住んで
いいクルマを買い
いい時計を持っている

ことが多く、なかなか
貯蓄にお金が回せない
事情もあるのだと思います。

じゃあ、
村上本人はどうなのよ?
そう思った方もいますよね(笑)

私の場合は

・貯蓄は資産全体の2割弱
・残りは全て投資に回す

という感じです。

ちなみに、投資額のうち、
日本円は3割弱で、
残りはほとんどがドルです。

ドルで株を買っておくだけで
値段が勝手に上がっていく

という状態が、
20〜30年前から続いているからです。

多少のデコボコはありつつも、
その傾向は、
今後も変わらないと思っています。

何を言いたいかというと、
貯蓄したままお金を寝かせておく
ことは非常にもったいない、
ということです。

私が投資を始めたのは、
10代の頃で、そこからずっと
投資をやってきましたから、
それなりの額には
なっていると思います。

さらに、投資で得た利益も、
全て再投資に回してきました。

その資金を、

・貯蓄に回したり
・生活費に使ったり

という発想はありません。

確かに、収入が少なくて、
生活レベルが厳しい人なら、
「貯蓄」という担保
を持っておくことも、
大いにありだと思います。

でも、現在の日本は
物価が安く、
雇用も安定している
のですから、

・貯蓄は最低限でOK
・それ以外のお金は、
積極的に運用すべき

と私自身は思っています。

押し付けるつもりはありませんが、
「貯金が大好き」という方は少し、
考え方を変えてみてはいかがでしょう。

火災保険はどれだけ使える?

さて、本題です。

近年は、台風や地震、集中豪雨など、
自然災害によるリスクが、
以前より高まっている印象があります。

日頃から、防災への備えを
怠らないことはもちろんですが、
それ以上に備えておくべきは、

・火災保険

でしょう。

ところが、
火災保険というと、

・火事の時に使う保険
・それ以外は関係ない

という認識を持っている方も、
世の中には結構多いんですね。

非常にもったいないといえます。

今日は、自然災害に備える
火災保険の役割について、
考えてみたいと思います。

火災保険は幅広く対応

火災保険は通常、
火災に対する補償に加えて

・台風で屋根が飛んだ
・強風でガラスが割れた
・増水で床上浸水した

といった風水害なども
幅広くカバーしている保険です。

それに加え、
火災保険に付帯する
各種の特約に入っておけば、

・設備の破損や故障
・自殺や孤独死の家賃補填
・施設賠償責任の補償

などにも対応が可能です。

ですから、火災保険は
住んでいる自宅はもちろん、
所有する賃貸物件についても、
大いに活用すべきものといえます。

火災保険はどこまでOK?

例えば、ちょっとした雨漏りや
経年劣化で発生した外壁のヒビなども、

・台風でさらに壊れてしまった

ことが確認できれば、
火災保険で修繕できるんですね。

もちろん、純粋な経年劣化であれば、
火災保険は対応できません。

台風によるものか判断が難しい場合は、
オーナーが請求しても、
保険金の支払いを断られる
ケースもあるでしょう。

火災保険を悪用して、
「故意に壊す」などして保険申請した場合、
詐欺罪で摘発されますから、
十分に注意してくださいね。

なぜそんな話をするかというと、
実は、火災保険を悪用して
保険金をだまし取る手口が、
最近まで横行していたんです。

保険金詐欺の実態とは

以前、実践会員の方から、

「火災保険の申請ビジネスって、
本当にあるんですか?」

という質問をいただきました。

はい、実際に存在します。

・保険コンサルタント

という名義で、
「より多く保険金を下ろせます」
と客をそそのかし、

・自然災害ではないケースなのに
「自然災害」として申請する

・被害箇所を誇大に見せて、
より多くの保険金を引き出す

といった、
詐欺行為をしていました。

そのおかげで、
私たちのようなズルをしていない
物件オーナーたちまで、

・火災保険料が高くなり
・保険適用の審査も厳しくなった

という影響を受けました。

グレー?それともブラック?

確かに、火災保険の申請は、
グレーな部分が多いものです。

・劣化なのか?被害なのか?
・どこまでが被害なのか?

線引きが難しいケースも、
多いんですね。

とはいえ、あからさまに
セミナーなどと称して
詐欺行為をそそのかす
悪徳コンサルタントは、
摘発を受けて当然です。

直接の損害を受けるのは
保険会社ですが、

結局、保険料が跳ね上がるなど、
われわれオーナーも、
とばっちりを受けるんです。

悪事に手を貸すようなことが
ないように、
くれぐれも気をつけてください。

契約内容を確認せよ!

とは言え、

自然災害による被害で
保険で対応すべき箇所は
きちんと申請しておく

という基本は、
物件のオーナーとして
確実にやっておくべきです。

保険でカバーできるのに、
そのことに気づいていない
というオーナーも、
意外と多いようです。

毎月の火災保険料を
支払っているのですから、

災害が起きた場合は
速やかに現状を把握し、
保険でカバーできる箇所は
きちんと請求する

という姿勢で臨みましょう。

もしもの備えは万全に

不動産経営における火災保険は、

・適切な保障額と特約によって
・リスクを大幅に減らせる

とても頼りになる存在。

保険に加入しないのは論外ですが、
保障の内容についても、

・誰かにお任せではなく
・自分できちんと確認しておく

ことが重要です。

火災は滅多に起きませんが、
自然災害はかなり多いもの。

もしもの時に備えて、
万全の体制を
取っておいてください。

がんばりましょう!

村上

TOP