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不動産投資の正解はみんなバラバラ

村上です。

以前、メディアの特集で

・企業が手放さない人
・あっさり切り捨てられる人

それぞれの特徴を
まとめた記事を見ました。

その記事自体について、
私はあまり共感出来なかったんですが、
こういった特集を見るたびに、

仕事の出来ない人が
生きづらい世の中になるなあ
ということを、改めて感じます。

要領のいい人が、
社内でいいポジションに就き、

稼いだ年収を元手にして、
効果的な副業を始める
のに対して、

要領の悪い人は
まともなポジションを与えられず
年収の低いまま定年を迎える…。

このままだと、

・儲かる人はさらに儲かり
・儲けられない人が取り残される

という格差は、
どんどん広がっていく
ことになるでしょう。

しかし、
同時にこうも思うんです。

経営者の1人としては、
取り残される人たちが増えても、
同情は出来ませんよ、と。

例えば、当社の求人に対して、
本当に多くの方が
応募してくれるのですが、

残念ながらその8割ほどは、
やる気があるとは思えない、
という印象なのです。

これまでの経歴に
一貫性がない人もそうですし、

実際の面接においても、

・「働きたくない」オーラをまとっている人
・何を言っているのかよく分からない人
・暗記したようなテンプレ通りに話す人

が、結構いるのです。

残念ですが、
会社を守る経営者としては、
そのような人たちを
採用することは出来ません。

別に、全ての人に対して、
やる気を出せ!ガンガン働け!
と言いたいわけじゃないんです。

むしろ、要領の悪い人ほど
自分のやり甲斐を早く見つけて欲しい
と、願わずにはいられないですよ。

ただ、
日本の終身雇用は
とうに終わっています。

サラリーマンなら一生安泰、
言われたことをやっていれば
それで十分、
なんてことはないんですね。

これからは実力のない人は、
いつクビを切られてもおかしくない
という、欧米並みの社会に突入します。

そんな、社会の荒波で
溺れることのないよう、
覚悟を持ってほしいですし、

そういう自分をうまく
アピールすることも、
時には必要だと思うんです。

コロナ禍で時間がある今は、
勉強をして自分をバージョンアップ
させる好機ともいえます。

その方法として
不動産投資を検討しているなら、
私の勉強会にお越しください。

厳しい時代を生き抜く術を
お伝えします。

不動産投資に「絶対」は無い?

さて、本題です。

私のところに来る相談で多いのが、

「利回りは何%以上必要ですか?」
「おすすめのエリアはどこですか?」

といった、いわゆる
スペック的な質問です。

でも、こういった質問に対しては、
「人によって答えが変わる」
としか、言いようがないんですね。

不動産投資を始めた頃は、どうしても

・このスペックは成功する
・このスペックはダメだ

と、成功の目安に白黒を付けたがります。

でも、不動産投資とは
そんな簡単に白黒が付けられる
ものではないのです。

答えはみんなバラバラ

例えば、
利回りは何%必要か?
といった相談においても、

・都心か郊外か?
・首都圏か地方か?
・駅からの距離は?
・道路付けや地型は?

などの違いで、
必要な利回りが変わりますし、
そもそも、投資家本人の

・属性や資産背景
・目指したい投資

によっても、正解はバラバラです。

例えば仮に、
投資家の年収が1億円だっとしたら、

・都心の一棟もの
・メガバンクの低金利
・自己資金2割
・低利回りで長期保有

という投資スタイルになりますし、
逆に、年収300万円の人だったら、

・郊外や地方の築古
・ノンバンクの金利5%
・自己資金なし
・高利回り+転売

といった、一発勝負的な
投資スタイルになりますよ。

投資は簡単じゃない

さらに、

・資産運用としてやるのか?
・相続税対策としてやるのか?
・1からお金を増やしたいのか?

という具合に、その人が
置かれた状況によっても、
投資スタイルは変わってきます。

ですから、一概に
こうすればいい
という絶対の正解は存在せず、

「必要な利回りは何%以上?」

といった質問に対する答えはやはり、
「人によって異なる」
としか、言いようがないのです。

確かに、不動産投資を始めた頃は、
右も左も分からないことが普通ですから、
何らかの成功指標を求めたくなる
のは、当然だと思います。

でも、投資というものは、
そんなに単純じゃないんですね。

先輩の話は参考程度に

話は変わりますが、
大家の会など集まりの席で、

・地方が良い
・都会はダメだ
・戸建にしろ
・RCは危険だ

といった自説をビギナーに助言する
先輩投資家がいるものです。

でも私は、そういった話に対して
あまり耳を貸さない方がいい
と考えています。

不動産投資を始めたばかりの頃は、
そういった分かりやすい自説を、
素直に受け入れてしまう
ことが多く、

「右に行け」と言われれば右へ
「左がいい」と言われたら左へ
と、つい振り回されがちです。

でも、そう言う先輩たちだって、
たまたまそれで上手く行った
だけかも知れませんよね?

先輩と同じ事をやったとしても、
成功するとは限りませんし、
ましてや、時期だって違うんです。

もちろん、そんな話を鵜呑みにして、
同じ投資をやって失敗したとしても、
誰も責任は取ってくれない
ですよ。

自分の投資はどこにある?

そもそも、不動産投資に
絶対の成功指標
などというものが存在したら、

多くの投資家がそこを目指して、
限られた物件の奪い合い
になることは、目に見えています。

でも、不動産の市場はそんなに
薄っぺらいものじゃありません。

人によって正解が違いますし、
1年前はそれで成功したけど
現在は全く通用しなくない
といった話も日常茶飯事です。

だからこそ、私たちは

「自分に向いた投資は?」
「自分が今出来る投資は?」

という疑問に深く向き合い、
常に更新しながら、日々、
業者や銀行回りを続けているのです。

成功のためにやるべきこと

ただし、そんな中においても、
これだけは間違いない!
という、
成功定理が1つだけあります。

それは、物件を
相場より大幅に安く買うこと。

物件を安く買うことが出来れば、
銀行の融資が付く限り、

・利回り
・キャッシュフロー
・バランスシート
・売却

など、多くの課題において、
ハードルが大きく下がるんですね。

もちろん、相場より安く買うことは、
並大抵の努力じゃ実現しません。

だからこそ、私たち投資家は、
正しい不動産投資の知識
を習得した上で、

業者や銀行を足げく回りながら、
経験値を地道に積み上げる
ことが求められるのです。

不動産投資に絶対はありません。

他人の意見は参考程度に、
自分の成功はあくまで、
自分自身で見つけること
に、こだわり続けてください。

がんばりましょう!

村上

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