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運を仕留めるのも実力のうち?

村上です。

不動産投資はどうしても、

資金力のある投資家が有利

であることは否めません。

数億円の金融資産を保有する
高属性の投資家であれば、
個人信用情報に傷でもない限り、

幅広い選択肢の中から、
自分の好みで選ぶことが出来ます。

でも、そんなに裕福な人って
どこにでも居るわけじゃないですよね?

むしろ、多くの投資家が、

少ない手持ち資金と属性で、
いかに大きく儲けられるか?

に、しのぎを削っているわけで、
そうなると、

「A投資法が儲かる」と聞けばそちらへ
「Bスキームがいい」と聞けばこっちに

と、ニッチな儲け話を求めて
さまよい歩くことになります。

しかし、儲かる話というものは
そう簡単に転がってはいないもの。

大体、ニッチで儲かるなら、
あっという間にライバルが殺到し、
ニッチがニッチでなくなります。

その上、

・人脈も
・情報も
・お金も

ない人が、儲かる話はないか?
と探したところで、
協力してくれる人がいるでしょうか。

「自分で見つけなよ」

と言われるのがオチなのです。

仮に、「儲かる話があるよ」と、
向こうから言って来たとしても、
それは詐欺まがいか、単に

相手を儲けさせるだけの話

ということが殆ど。

だったら、そんな不確かな
儲け話に乗っかるのではなく、

自分で儲かるビジネスを作る

方が、私は
手っ取り早いと思うのです。

自分で考えたビジネスですから、
そもそも実績がないですし、
リスクの振れ幅だって分かりません。

でも、いいじゃないですか。

走りながら考えてればいいですし、
間違いを見つけたら、その都度
軌道修正すればいいんです。

そうやって走り続けるうちに、
周りからいい情報がやって来ますし、
賛同してくれる支援者も現れるのです。

人生は短く、
年月はあっという間に過ぎるもの。

儲け話を探してさまようより、
自分の力で開拓しましょう。

それが、みなさんの人生を
より充実したものにするはずです。

運がいい人とは?

さて、本題です。

シビアな投資理論を期待する、
読者の方には申し訳ないですが(笑)

これを読んでいるみなさんは、

「自分は運がいい方だ」

と思っているでしょうか。

もちろん、中には

「なかなか運に恵まれない」
「自分はツイていない…」

と言う方も一定数いるでしょう。

なぜこんなことを言うのかというと、
運というものは、

自分から取りに行かない限り、
勝手に降って来るものではない

からです。

運も実力のうち

という言葉がありますが、
正にそんな感じですね。

というわけで今回は、
投資を成功させるための「運」について、
私なりに考えてみたいと思います。

自分は運が良かった?

「運がいい」という話で
私が真っ先に思い出すのは、

仲のいい経営者たち

です。

みんなと会うたび、口々に

「自分は運が良かったんです。」
「たまたま上手く行ったんです。」

と言うのです。

また、不動産投資で成功した人たちも、
同じ言葉聞く機会が多いです。

一方、上手く行かなかった人たちは、
成功者のことをどう言うかというと、

「お前は運がいいよな」
「いいタイミングだったよな」

という感じですね。

では、成功した人もそうじゃない人も、
運のお陰でそうなったのでしょうか?

私は、それだけじゃないと思うのです。

運を掴む実力を持て!

私は個人的に、運というものは

狙っていないと絶対に掴めない

ものだと考えています。

例えば、

大きな利益の入る物件情報が、
ある日突然ポンと入ってきた

としますよね?

そもそも、自分が狙いを見定めて

儲かる案件を嗅ぎ分ける力

を持っていないと、
その情報を掴むことが出来ません。

さらに、情報を掴んだとしても

それをモノに出来る力がないと
手も足も出せない事が多いです。

例えば、

自己資金が100万円しかない

という投資家が、

20億円で売れる物件が
10億円で売りに出ていた

としたら、その人は
物件を買う事が出来るでしょうか?

全く手を出せませんよね?

逃した魚は大きい

そもそも、100万円しかない人に、
そういった情報は来ないのですが、
仮にその情報を掴んだとしても、

その物件を押さえる事が出来ない

のは明白です。

こんな例えはどうでしょうか?

釣り好きの人が、
晩ごはんに食べるアジを釣ろうと、
近所の港に出かけたとします。

そこに突然、マグロの群れが
足元の海を通り過ぎたとしたら、
どうなるでしょうか?

目の前のマグロを釣り上げたいけど、
自分はアジ用の釣り道具しか、
持って来ていない…。

結局、その釣り人は、
通り過ぎるマグロの群れを、
指をくわえて見るしかありません。

要は、どれだけ運が良くても、
それを仕留める力がなければ、
「運がなかった」と諦めるしかないのです。

儲かる話を見送るな!

私自身も、8年ほど前に
会社と立ち上げた当初は、

すごくいい物件情報が来る

事に対して、
かなり苦労した経験があります。

何しろ、自己資金が
まだ少ないにもかかわらず
儲かる情報だけはやって来るので、

ブローカーなどの友達や
当社のお客さんにも頭を下げて、
億単位の資金を用立てし、

儲かる案件を逃さないよう

必死になって努力したんですね。

もちろん、貸してくれた人たちには、
2割ほどの報酬を上乗せして返しています。

つまり、運を手に入れるためには、

・いざという時の度胸と瞬発力
・資金を集める人脈や信用力

が必要であり、それがない限りは

儲かる話をみすみす見送る

しかないのです。

運は自分の手で掴む

結局、そうやって

多くのチャレンジを乗り越えた

人間にしか、

「自分は運が良かった」

というコメントは出来ないのです。

もちろんそれは、
私たちのような業者だけではなく、

個人の不動産投資家

だって、同じ事だと思いますよ。

・業者や銀行を回って関係を作り
・常に物件を買える状態を維持し
・地道に実績を積み上げていく

それを繰り返すことで初めて、

儲かる物件を確実に仕留める

ことが出来るのです。

「なかなか運に恵まれない」
「自分はツイていない…」

と嘆く前に、
自分の実力を改めて棚卸しし、

小さなチャンスであっても
確実に自分のモノとする

ハングリーさを持ってください。

それを続けていればいつか、

「自分は運がいい方だ」

と、言えるようになるはずです。

がんばりましょう!

村上

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