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付加価値を与える設備とは?

村上です。

働き方の多様性という意味で、
インターネットが果たす役割は、
かつてないほど大きくなりました。

その代表例が、個人で仕事を請ける

・フリーランスという働き方

ですね。

日本政府も副業を推進していますし、
国内に高速回線が行き渡った現在では、

・いつどこに居ても
・顧客と対面することなく
・それなりの仕事が出来る

という、素晴らしい時代になりました。

さらに、新型コロナの感染拡大で、
在宅でも仕事が成立するという事実も、
多くの方が実感したのではないでしょうか。

そんなわけで、フリーランスの台頭は、
今後もより一層、拡大すると思われます。

しかし、その一方で私は、
フリーランスという働き方そのものに、
危うさも感じています。

そもそもフリーランスは、

営業を行って仕事を受注し、
成果を挙げて顧客に納品する

ことが求められますから、
コミュニケーション能力が必要です。

サラリーマン時代に、
営業職だった方であれば問題ないですが、
そうでなければ、
営業のイロハを鍛え上げることが、
避けられないんですね。

さらに、サラリーマンから
フリーランスになってしまうと、

・月給
・ボーナス
・有休

といった、収入面の安定も無くなります。

体調が良くなかったり、
怪我や病気になったとしても、
仕事を休むわけには行きません。

もちろん、不動産投資においても、
銀行の融資が厳しくなりますから、
フリーランスはデメリットしかないです。

物件を買いたいのに融資が出ない!

などと叫んでも、
自ら選んだ道なのですから、
諦めざるを得ないんですね。

そういう意味でこれからは、

・サラリーマン
・フリーランス

という二極化が、
より一層広がることになるはず。

自分の力を信じて行動するのか?
それとも、企業に属しながら
安定と信用を維持すべきか?

その問いに対し、
正面から向き合う必要がありそうです。

付加価値を与える設備とは?

さて、本題です。

保有物件に付加価値を与えることは、

・ライバルとの差別化
・募集賃料のアップ

といった点において、
欠かすことの出来ないものです。

・オートロック
・モニターホン
・防犯カメラ

などのセキュリティ、または

・宅配ボックス
・浴室乾燥機
・インターネット

など、入居者の利便性を高める、
さまざまな設備がありますよね。

とはいえ、保有する物件に
どんな付加価値を与えるべきか?
という点については、
入居者のニーズを把握するだけでなく、
機器の導入コストやその維持など、
クリアすべき課題が多いことも、
また事実です。

そこで今回は、
コストパフォーマンスに優れ、
入居者に人気がある3つの設備について、
私のお勧めを提案したいと思います。

インターネットは必須!

まず始めに、
単身からファミリー層に至るまで、
どんな物件においても、
必ず検討すべき付加価値の代表は、

・無料のインターネット+Wi-Fi

の導入です。

世の中にこれだけ、
スマホやPCが普及している中で、
ネット環境は電気や水道と同じくらい、
ほぼ必須のインフラですから、
ネットが満足に使えないとなると、

なかなか入居が決まらない

ことにもなりかねません。

導入時の初期コストと、
維持管理コストは必要ですが、
ライバル物件との競争に加え、
賃料維持や満室にも貢献しますから、
やらない手はないと思います。

高速回線も重視しよう

さらに、無料のWiFiだけでなく、
回線自体のスピードも重要です。

入居者の中には、

・自宅でさまざまな業務を行う
・NetflixやYoutubeを視聴する
・動画を編集してアップする
・ネットワークゲームを楽しむ

といった、回線スピードを
重視する方も多いですから、
単純に、ネット+WiFiさえあれば、
OKというわけにも行きません。

物件のエリアにもよりますが、

より高速な回線を低コストで
構築出来る手段はないか?

さまざまな検討を重ねて下さい。

ネット+WiFiが無料はもう当たり前。
これからの賃貸物件は、

より高速な回線が付加価値を生む

というわけですね。

その荷物、どこに入れる?

次に、大きな
付加価値を生む設備といえば、

・宅配ボックス

が挙げられます。

単身向けの物件に関しては、
日中に入居者が不在である事も多く、
宅配ボックスはとても重宝されます。

特に最近は、
指定場所に物を置いていく、
「置き配」の対応も増えていますから、
宅配ボックスの設置は今後、
より一層重視されると思います。

とはいえ、
宅配ボックスの後付けに関しては、
特に防災面において、
クリアすべき課題が存在します。

例えば、エントランスや廊下など、
共有部分のスペースが狭い場合、
後付けでボックスを設置すると、
避難経路を塞いでしまうため、
条例違反となるケースがあるんですね。

保有物件にボックスが設置出来るか?
また、そのサイズをどうするのか?
あるいは、別の手段を取るべきか?

慎重に検討した上で、
導入の是非を判断して下さい。

セキュリティ面も不可欠

さらにもう1つ、
入居者に人気の設備といえば、

・防犯カメラ

ですね。

建物の各所にカメラを設置し、
レコーダーで24時間記録したり、
外部のサーバーに送信することで、
外部からの不審者だけでなく、

不良入居者の監視

にも、大きな効果があります。

特に近年は、セキュリティ面を
重視する入居者も多いことから、

・オートロック
・モニターホン

に加え、防犯カメラを設置すれば、
入居者の安心安全を担保するために、
重要な付加価値となり得ます。

また、防犯カメラ等の機器や、
サーバー送信用のネット回線も、
以前に比べて格安になりました。

物件の規模にもよりますが、
積極的に導入する価値があると思います。

生き残りを図れ!

そんなわけで今回は、
物件に大きな付加価値を与える、

・ネット回線+Wi-Fi
・宅配ボックス
・防犯カメラ

について解説しました。

いずれも、入居者から
大きな支持が得られる設備ですし、
その導入や維持コストも、
以前に比べれば安くなっています。

並み居るライバル物件と肩を並べ、
生き残りを図る戦略の1つとして、
前向きに検討してみて下さい。

がんばりましょう!

村上

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