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安く買って高く売ることの意義

村上です。

ちょっと前に、ネットの記事で

日本円の購買力が、
1970年代と同じ水準になった

というものがありました。

これは、

国際指標の実効為替レートを、
世界の60カ国と比較した場合、
日本円は50年前の水準に落ちた

ということのようです。

これまで私は、

世界のサプライチェーンにおいて、
日本という国は弾かれてしまった。

結果的に、

日本円の競争力が低下した

ということを言って来ましたが、
それが改めて、統計に表れた形です。

狭い日本のいち投資家である、
私でさえ実感していることですよ?

おそらく、為替の現場にいる人たちは、
悲壮感が漂っているのではないでしょうか。

少なくとも現在の日本は、
世界的なインフレと逆行しながら、
あり得ないデフレが続いています。

美味しい牛丼を食べても、
500円でお釣りが来るなんて国、
先進国では日本くらいのものです。

500円でこのクオリティ?
あり得ないでしょ!というレベル。

当然、その価格を維持するために、

・原材料のコストを切り詰める
・人件費を徹底的に圧縮する

ことが求められますから、
インフレどころの話じゃありません。

例えば、家の給湯器が壊れたとしても、
以前は20万円で更新出来たのが、今では

50万円でも更新出来ない

となれば困りますよね?

つまり、そういうフェーズに、
今の日本は差し掛かっているのです。

先進国から取り残され…
世界からも取り残され…

かつて世界一だった日本円が、
落日の一途を辿っているのです。

まぁ、ぶっちゃけて言えば、
円にこだわる必要もありません。

アメリカのインデックス

を継続的に買っていれば、
確実に儲かる世界でもあるのです。

日本円の行方なんて気にせず、
アメリカに投資すればいいですよ。

市場とはそんなもの。

日本円を心配しているより、
自分の資産がどうなるのか?

そこにフォーカスすべきだと思います。

安く買って高く売ることの意義

さて、本題です。

不動産投資に限らず、
すべてのビジネスにおいて、

安く買って高く売る

ことは、商いの大原則です。

利益を最大化することで、
投資やビジネスの規模を拡大し、

より多くの純資産を増やす

これがゴールであることは、
間違いない事実のはず。

しかし、安く買って高く売るのは、
口で言うほど簡単ではありません。

そもそもの話、
私たちが、物件を安く買って高く売れば、
相手は安く売ったり、高く買うハメになります。

もちろん、普通に買って普通に売れば、
大きな儲けを望むことさえ叶いません。

では、どうすれば
安く買って高く売ることが出来るのか?

今回はそんなテーマで、
初心者の方にも分かりやすく
解説してみたいと思います。

安く買って含み益を出す

まず始めに、
「安く買うこと」のメリットについて、
考えてみましょう。

モノを安く買うという行為は、すなわち

買った時点で含み益が出る

ことを意味します。

例えば、
100円で売れるということが、
分かっているリンゴであれば、

60円で仕入れた時点で、
40円の含み益が出る

ことになりますよね?

もちろん、そのリンゴが
本当に100円で売れるかどうか?
その時点では分かりません。

近くのスーパーが80円で安売りしたら、
値段を下げないと売れないでしょうし、
売れ残って廃棄する可能性だってあるはず。

つまり、安く買って含み益を出すのは、
儲けを最大化させるだけでなく、

・万が一のリスクヘッジ

にも対応しやすいというわけです。

物件を安く買うと?

では、この「安く買う」を、
不動産投資に当てはめるとどうなるか?

不動産も、先ほどのリンゴと同じく、

物件を安く買う

ことが何より重要です。

安く購入して含み益を出しておけば、
売却で儲けが出るだけでなく、
仮に相場が大きく下がったとしても、

・損を出さずに済む
・損を最小限に抑えられる

ことにつながります。

さらに、不動産がリンゴと違うのは、

持ち続けると儲かる

点にあります。

高値で物件を掴んでしまい、
含み損を抱えてしまったとしても、

必死になってその物件を満室で回し、
月々のキャッシュフローを積み重ねる

ことで、

含み損が含み益に転じる
損益分岐点を越えることが出来る

からですね。

相場の波を狙え!

では次に、
「高く売る」ことの大切さについて。

先ほどのリンゴで言うと、
60円で仕入れて100円で売るのではなく、
120円で売って60円の儲けを得るような
アプローチだと思います。

不動産をより高く売るには、

・相場の波が上がっている時

を狙うことが一番確実。

金融機関が積極的な融資を行えば、
多くの投資家が融資を引くことで、
相場の波は大きく上がりますし、

現在の首都圏に顕著な、

物件の供給が頭打ちなのに、
需要だけが増加している

という場合も、相場が高騰します。

事実、あれだけ儲からないと言われた、
新築ワンルーム投資でさえ、
過去に物件を買った投資家が、
キャピタルゲインを出していますから、

相場の上がり具合を読むことが、
高く売ることに直結するのは、
間違いないんですね。

保有してもプラス?

さらに、不動産というものは、
先ほど述べたように、

持ち続けることで儲かる

いわゆる、
インカムゲインについても、
考えておく必要があります。

長期間の満室を維持して、
キャッシュフローを積み上げた結果、

・いつ売ってもプラス
・保有し続けてもプラス

という、最強の状態に持ち込めれば、
相場の波に左右されることもありません。

もちろん、保有し続けながら、

相場の上がる波を待ち続ける

という余裕も生まれますから、

・インカムゲイン と
・キャピタルゲイン を

上手く組み合わせて、
儲けの幅を最大化させることも可能です。

個人投資家は焦らずに

さて、ここまで
「安く買って高く売る」ことの
意義について述べてきましたが、
正直なことを言ってしまえば、

口で言うのは簡単だが、
実際にそう上手くは行かない

ということもまた事実です。

経験豊富なプロの業者でさえ、
しくじることもありますから、
個人の不動産投資家が、
数棟を売却したぐらいの経験値では、

残念ながら再現性は低い

と、言わざるを得ません。

これはもう、
場数を踏むしかありませんが、
少なくとも個人投資家に出来るのは、

じっくり構えて長期戦で臨む

ことではないでしょうか?

時間を味方につけながら、
購入や売却を焦ることなく、

・良い物件が出るまで待つ
・売り相場になるまで待つ

このマインドが大事だと思いますよ。

がんばりましょう!

村上

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