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個信は十分に気をつけよう

村上です。

コロナの感染拡大によって、
個人のライフスタイルも、
ここ数年で大きく変わりました。

在宅勤務やリモートワークが
かつてないほど一般的になった上、
都心の不動産価格高騰によって、

郊外や地方に移住した人が増えた

というのも、不動産業界的に、
新たな動きだったと思います。

一方、都心の分譲マンションでは、

在宅で時間を持て余した人たちが、
こぞってモデルルームへ見学に来る

という現象が起きました。

・旅行に行けない
・遊びに行けない
・飲みにも行けない

という、
やる事のない多くの人たちが、
分譲マンションのチラシを見て、

「ちょっと見に行こうか?」

ぐらいの軽い気持ちで、
モデルルームを内覧したんですね。

大手の分譲マンションなどは、
内覧を予約制にしていますから、
三密を気に掛けることもありません。

特に、首都圏の分譲マンションは、
値引き無しでどんどん売れますから、
営業マン的にも超楽勝らしいです。

・休暇は取り放題
・歩合給は青天井

というのですから、私が
分譲の営業をしていた20年前と比べて、
夢のような話ですよ(笑)

とはいえ、これだけ
ネットが発達した時代においても、
数千万〜数億円もの物件を買うにあたっては、

実際に物件を内覧する

というリアルな行動が、
いまだに健在であることも事実。

どれほどAIが進化したとしても…
自宅でVR上の物件が内覧出来ても…

リアルな現地での内覧を選ぶ客が、
消えて無くなることはないでしょう。

不動産は、人生を左右するほど
大きな買い物であることに、
間違いはありません。

巷では、さまざまな不動産テックが
従来の慣習を変えようとしていますが、
結局は、コロナウィルスの蔓延が、

現地に行って自分の目で確かめるという、
顧客の変わらぬ行動をあぶり出した

とも言えそうです。

個信は十分に気をつけよう!

さて、本題です。

一般的な投資に比べて、
不動産投資が有利とされるのは、

融資を受けて投資が出来る

点だと思います。

株の信用取引などもありますが、
それはあくまで証券会社との貸借。

銀行の窓口に出向き、
「株を買いたいので融資を…」
などと申し出ても、
相談にさえ乗ってもらえません。

その点、不動産投資は
融資審査さえきちんと通れば、
確実に融資を受けることが出来ます。

しかし、そんな
不動産投資向け融資においても、
個人投資家の場合、

100%確実に融資を断られる

ケースがあるんですね

属性が低かった?
物件が良くなかった?

いえ、そうじゃありません。

・個人信用情報(個信)

で、審査に引っかかる
ケースが非常に多いのです。

今回はこの個信について、
解説してみたいと思います。

個人信用情報って何?

まず始めに、個信について
おさらいしておきましょう。

個人信用情報(個信)とは、
個人に対して与信業務を行う会社が、
客の返済や支払能力を判断するために、
業界内で信用情報機関を設立し、

・氏名
・生年月日
・住所
・利用履歴
・返済状況
・滞納や破産など

の情報をデータベース化したもの。

・KSC(全国銀行個人信用情報センター)
→銀行など金融機関系の組織
・CIC(株式会社シーアイシー)
→カード会社や信販系の組織
・JICC(日本信用情報機構)
→消費者金融会社系の組織

信用情報機関は国内に3つあり、
横断的にデータ(個信)を共有することで、
滞納などの事故を未然に防いでいます。

カードが新規に作れないといった、
「ブラックリスト」と呼ばれる状態は、
主にこの個信が影響しているんですね。

個信に△や×が付く?

例えば、Aさんという人が、
サラ金でお金を借りたとしましょう。

その場合、上記のJICCに
Aさんの個信が記録されます。

さらに、Aさんが借りたお金を、

・うっかり延滞してしまった
・返済出来ずに破産してしまった

場合は、個信に△や×が付き、
事故情報として扱われるんですね。

そうなってしまうと、
一般的な借入れはまず不可能です。

サラ金各社からの借入れはもちろん、
クレジットカードも作れませんし、
銀行融資も100%断られてしまいます。

つまりそれが、冒頭で述べたような

不動産投資を始めたいのに、
銀行が融資してくれない

大きな理由の1つに、
なり得るというわけです。

たかだか数千円の未払いが

個信の事故で、
良くありがちなのは、

・携帯電話料金の未払い

です。

え?たかが数千円の料金で?
と思う人がいるかも知れませんが、
これも立派な滞納です。

というのも、携帯電話料金は
通話やデータ利用などの料金だけでなく、

・携帯電話端末の分割払い

という割賦販売も入っているため、
月々の支払いが滞った場合は、
個信にしっかり記録が残ります。

この記録は、契約を終了しても、
5年程度は保管されますから、

収入の多いサラリーマン夫婦が、
住宅ローンの審査で落とされる

というケースが、
珍しくなかったりするんですね。

確実な融資を実現するために

一般的に、銀行の融資が
個信の事故で落とされるケースは、
若い人が多いという印象です。

本人としては、
つい滞納してしまったぐらいの、
軽い気持ちかも知れませんが、
その後何年にも渡って、
大きな不利益を被ることになります。

ですから、日頃からつい
支払いを忘れてしまいがちな人は、

・支払方法を口座振替にする
・通帳の残高をきちんと確認する

など、個信に傷を付けない対策を、
徹底するようにして下さい。

また、3つの信用情報機関では、
本人の請求によって、個信を
開示してもらうことが出来ますから、

「そういえば、昔やったかも…」

などと気になる方は、融資申込の前に
開示請求してみることも検討しましょう。

不動産投資は融資ありき。

より確実な融資を実現するために、
個信には十分気を付けてください。

がんばりましょう!

村上

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