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財務は興味を持つことが大事

村上です。

「幸福」という、
ビッグワードがあります。

あまりにも広義過ぎて、
手に負えないかも知れませんが、
私個人の考えとしては、

・コーヒー
・タバコ
・音楽

の3つがあれば、満ち足りた
生活が送れると思っています(笑)

その上、

隣に可愛いネコがいて
愛する子供がいて
天気が良かったら…

それこそ、あとは何も
要らないぐらいなんですね。

しかし、そのように
幸せな環境を維持するためには、
それなりのお金もやはり必要。

奥さんに心配を掛けず、
望むことを実現するためには、
まとまった資金も、
時には必要となるのです。

例えば、みなさんが
ある時ふと思い立って

「パリで絵の個展を開きたい!」

そう考えたとしましょう。

でも、一部の富裕層でもない限り、

・ギャラリーの使用料
・絵画の制作費用
・絵画の輸送費用
・航空機の往復チケット代金
・現地での滞在費用

これらの資金をポンと出せる人って、
そんなにいないですよね?

どんなに素晴らしい幸福でも、
そこに資金の裏付けがなければ、
絵に描いたモチでしかないのです。

だったら、我慢している
時間や余裕はないですし、
目標や使命感だって必要ありません。

幸福の実現と維持のために、
必要以上のお金を稼いでおきましょう。

FIRE(経済的自由を早期に実現)

をしたい人だって、
まとまったお金ありきというもの。

月々数万円の家賃収入で、
慎ましく余生を送ろうなんて人は、
FIREを目指す意味がないのです。

どんな夢だってそう。
どんな野望だってそう。

資本主義の国に生きている以上、
お金の心配は尽きることがありません。

だったらまずは、
お金を稼ぐことから始めましょう。

その方が、幸福に近づけるはずです。

地獄の沙汰も金次第じゃないですが、
ある程度のお金が必要と考えた上で、
自分にとっての幸福とは何か?を、
探求してみてはどうでしょうか。

財務は興味を持つことが大事?

さて、本題です。

当社の会員さんから、

財務会計の知識が必要な
状況になって来たのですが、
とっつきにくくて頭に入りません。
どうすれば強くなるでしょうか?

という、ご相談をいただきました。

私は子供の頃からお金に興味があり、
投資や財務会計も自然と覚えたので、
あまり参考になるかは分かりませんが、
おそらくこの方は、

不動産には興味があるけど、
財務や数字にあまり興味が持てない

のではないかと思います。

もちろん、世の中には

財務や経営に長けている人から
専門技能に長けている人まで

いろんなタイプの人がいますから、
職人タイプの人に会計をやらせる
ような難しさは、確かにあるでしょう。

では、どうすれば苦手な財務に
興味を持てるようになるのか?

その点について、私なりに
解説してみたいと思います。

勤め先の決算状況は?

まず始めに、みなさんに
興味を持ってもらいたいのは、

自分の会社が
財務的にどうなっているのか?

ということ。

別にこれは、
法人を持つ経営者という意味ではなく、

サラリーマンで働いている勤め先

を指しています。

例えば、会社の決算書を入手して
自分なりに、

・会社の売り上げ
・営業利益や経常利益
・資産や負債の状況

を、読み解いてみるのです。

おそらく、自分の勤める会社ですから
決算書の数字を見るだけで、

「あの部門は儲かってないよな」とか、
「利益を出すためにこんなことを」とか、

いろんなバックグラウンドが、
うっすらと見えてくるはず。

少額の株を買ってみる

あるいは、不動産投資でなく、
少額の株式投資を始めてみるのも、
財務への興味を持つきっかけに
なると思います。

なぜなら、株で儲けるためには、
その会社の財務について、
より深く知る必要があるからです。

例えば、皆さんもご存知の
フリマアプリの株式会社メルカリは、
莫大な売上にもかかわらず、
昨年までは常に赤字体質でした。

あれだけの認知度があって、
毎日膨大な取引が成立しているのに、
2021年6月期になってやっと、
黒字化が達成出来たのです。

「売り上げが多いのになぜ赤字?」

って、誰もが思いますよね?

これも結局は、
欧米のベンチャー企業と一緒で、

会社の将来性を信じて、
多くの投資家が株を買い、
メルカリの事業拡大を支えている

わけで、そのような
財務の事情を理解していないと、
会社がなぜ存続出来るのかさえ、
分からなくなってしまいます。

株を買うことが疑問を呼ぶ?

ではそこで、自分が興味を持ち、
メルカリの株を購入したらどうなるか?

赤字続きだった理由を探るために、
メルカリ社の決算資料を読み、
数字を1つ1つ読み解くようになれば、

「ここはなんでこの数字なの?」
「この用語がさっぱり分からない」

といった壁に、
いずれぶち当たるはずです。

でも、それでいいんです。
分からなくて当然ですから。

その疑問を解決するために、
なるべく分かりやすいような

・財務三表を読み解く入門書

のようなものを買って読むことで、
財務のことを理解しようという、
最初の一歩が踏み出せると思います。

要は、株を買って儲ける目的ではなく、
財務を理解するツールとして、
株を活用するんですね。

興味を持つことから始めよう!

おそらく、
そうやって興味を持ちながら、

・貸借対照表(B/S)
・収支計算書(PL)
・キャッシュフロー(CF)

を読み解く努力を重ねれば、

「なぜ三表が必要なの?」
「売り上げと利益の違いは?」
「貸借がバランスするのは何故?」

といった、財務の基本的な理屈が、
おぼろげに見えてくるはずです。

ですから、とにかく最初は

・身近な決算書を読み解いてみる
・少額の株式投資をやってみる

ことで、財務に興味を持つことから、
始めてみてください。

興味を持つことが出来れば、
次から次へと疑問を解決したくなり、
知識を習得するペースも、
段違いに速くなると思います。

不動産投資で成功を収めるために、
避けて通ることの出来ない財務。

あせらず落ち着いて、
興味の持てる部分から
じっくり始めてみる。

これが重要ですよ。

がんばりましょう!

村上

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