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計画することの大切さとは

村上です。

不動産投資に限らず、
全ての取引や交渉ごとにおいて、

雑談のスキル

を、求められることが多々あります。

いきなり話の本題を切り出すのではなく、
他愛もない雑談から始める事で、

・相手の気持ちを解きほぐす
・本題に入る足掛かりを作る

という意味で、雑談は
欠かすことが出来ないんですね。

こんな事を言うのも何ですが、
私自身は、雑談がすごく得意です。

どんなに大勢の前であっても、
いきなり話を振られたとしても、

緊張しないで雑談が出来ますし、
そこで笑いを取ることも出来ます。

どんなに目上の人間だろうと、
こちらの立場が悪かろうと、
ある程度の雑談が出来るんです。

おそらく、相手が総理大臣だろうと、
アメリカの大統領であろうと、

「え?別に同じ人間じゃん?」

みたいな感覚で、
普通に話が出来ると思います。

あともう1つ、会話中の沈黙も
全く気にならない人間です。

お互い無言の時間が、
10分続こうが20分続こうが、
別に話題がなければいいじゃん
ぐらいな感じですね。

むしろ、無理して話す方が
良くないぐらいに思ってます(笑)

別にこれは、生まれながらに
持ち合わせた能力ではなく、

不動産という独特な業界で、
長年営業を続けた結果のスキル

なのかも知れません。

もちろん、雑談のスキルは
不動産投資でも重宝します。

例えば、銀行回りでも、
いきなり窓口の担当者に

「不動産を買うから貸して下さい」

なんて切り出したら、向こうだって

(何物だこの人は!?)

ってなりますよね?

そうではなく、最初はソフトに

「最近の融資はどんな感じですか?」
「いろいろとご苦労もありますよね。」

といった感じで、
相手との距離を徐々に詰めながら、
ここぞというタイミングで本題に入れば、
意思疎通も非常にやりやすくなります。

雑談力を養うために、
特殊な訓練は必要ありません。

家族や友人に話しかけてもいいですし、
YouTubeやSNSを活用してもいいです。

どんな話題だって構いません。
とにかく、雑談する機会を増やして、
経験値を上げてみて下さい。

いろいろなシーンで役立つはずですよ。

計画することの大切さとは?

さて、本題です。

物件の売却という出口戦略は、
不動産投資に大きな意味をもたらします。

どんなに満室経営だろうと…
キャッシュフローが厚くても…

売却という「出口」をしくじれば、
それまでの経営努力はすべて
水の泡になってしまうというもの。

しかし、購入時に想定した出口戦略が、
思っていた通りに実現しないという話も、
別に珍しくはありません。

だったら、そもそも出口戦略なんて
考えても無駄なんじゃないの?

と考える人もいるでしょうが、
決してそんなことはないです。

計画を立てることで、
その成功がより近付くだけでなく、
再現性だって大きく高まるからです。

今回はそんな、
計画することの大切さについて、
改めて考えてみたいと思います。

運の良さは再現性に乏しい

まず始めに、
これは不動産投資に限らず、
全てのビジネスに共通する話ですが、

無計画のビジネスに成功はない

というものがあります。

例えば、

計画を立てずに物件を購入し、
売却したら儲けが出てラッキー!

という結果が出たとしても、
それは単に運が良かっただけで、
再現性に乏しいことが多いです。

何で成功したのかが分からない以上、
次も成功するかは分かりません。

成功どころか大損を出し、
これまでの儲けが全てチャラという、
手痛い失敗に至る可能性だって、
十分にあり得ますよね?

無計画はただのギャンブル?

私自身もこれまで、
他の人の投資などを見ながら、
「それってギャンブルでは?」
と思うことが多々ありました。

一か八かで大金を投げ打ち、
運を天に任せるような投資を、
多くの方が平気で行うのです。

しかし、
そんなギャンブルを続けていたら、
手痛い失敗をして市場から撤退する
なんてことにもつながりかねません。

最低でも仮説ぐらいは立てた上で、
それに沿ったやり方を実践してみる。

そのほうが、
失敗する確率を大きく減らせますし、
成功すれば次にもつながるはずです。

もちろん、計画通りに
行かないこともあるでしょうし、
計画通りに運ぶことの方が、
少ないといってもいいでしょう。

だったら、その都度修正して
正しい方向に見直せばいいだけ。

無計画な投資を続けるより、
よほど良い結果が出せると思います。

計画というレールを敷く

では、計画を成功に繋げるために
必要となる具体的なプロセスを、
冒頭の出口戦略を例に考えてみましょう。

【仮説を立てて計画を策定する】

これはこういう理由で
相場より安いだろうとか、

これだけ保有すれば、
このぐらいの利益が上がるだろうとか、

売却時にエリアの人口が減ったり、
相場の波が下がったとしても、
これぐらいの価格で売れるだろうとか、

さまざまな仮説を立ててみてください。

それを元にレールを敷く。
つまり、より具体的な
計画を策定してみるのです。

もちろん、その計画が
予想どおりに行くかどうかは、
立てた時点では分かりません。

マメに市場の動向をチェックし、
読みが違ってきた場合には、
速やかに軌道修正することも肝心です。

強いメンタルで行動する

次のプロセスは、

【計画に沿って実行に移す】

ことです。

策定した計画を元に、

・業者を足げく回る
・積極的に情報を収集する
・融資を確実に付ける
・指値などの交渉に励む

といった行動を、
強いメンタルを持って継続し、
良い物件が確実に買える客に
なれるよう努めてください。

さらに、物件の保有中でも

・長期で安定した満室経営を目指す
・保有中のコスト削減に努力する
・パートナーとの連携強化を模索する

ことで、キャッシュフローを増やす、
または、物件の価値を維持する
ことに尽力しておけば、
出口戦略にも大きく寄与するはずです。

時間を味方に付けろ!

さて、今回のお話は
いかがだったでしょうか。

不動産投資は
時間を味方につける投資であり、
計画を立てることの重要性が、
他の投資商品よりも大きいもの。

長時間を走るフルマラソンだって、
綿密に計画を立てて走らなければ、
良い結果は残せませんよね?

出たとこ勝負のギャンブルではなく、

・当初からきちんと計画を立てる
・その計画を随時柔軟に見直す

というスタンスで、
中長期スパンの不動産投資を
成功へと導いてください。

がんばりましょう!

村上

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