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儲けにジャンルは無用

村上です。

少子高齢化の影響もあって、
日本の国力はどんどん衰えています。

にもかかわらず、
他国に比べて経済的に困窮している
ハングリーな人は少ないわけで、

「困っていないから、
別に頑張らなくてもいいや…」

という人間のほうが、
実際には多いんですね。

おそらく、このままの状況が
10年20年と続けば、日本という国が

先進国から置いてきぼりを食らう

だけではありません。

新興国の多くも、現状の貧困から
脱却するためにもがき続けた結果、

やる気のない日本を出し抜く

ことも、難しくはないと思います。

一方、ネット上のSNSでは今だに、

「日本ってこんなにすごい!」

的な投稿が、絶えることはありません。

悲惨な現状から目を背け、
過去の栄光にこだわり続ける…

そんな後ろ向きなマインドを、
みなさんはどう思うでしょうか?

世界と対等に戦うことも、
だんだんと叶わなくなるはずです。

見方を変えれば、

活力のない日本の中で、
ハングリーに台頭する

ということは、逆に
容易となったのかも知れません。

何せ、周りはやる気がないのですから、
出し抜くのは難しくないですよね?

頑張った人だけが報われ
そうでない人は落ちこぼれる

という二極化がより進めば、
日本の共産主義的な経済も、
ある意味変わるのかも知れません。

それは、不動産投資においても、
同じことが言えると思います。

似たような物件が供給過多になる中、
自分の物件だけが、

戦略的な差別化を実現する

ことが出来れば、
ライバル物件を出し抜くことも、
そう難しくはありません。

不動産投資だって競争です。

ボヤボヤしていたら、あっという間に
置いてきぼりを食らいますよ。

変化のない集団に留まるのか?
それとも、生き残りをかけて
自分自身を奮い立たせるのか?

その違いが今後、
大きな差を生むことに
間違いは無いと思います。

儲けにジャンルは無用

さて、本題です。

不動産投資と言っても、
さまざまなジャンルがあります。

私たちが実践している、

・住居(レジデンス)

はもちろんのこと、

・駐車場
・店舗
・オフィス
・レンタルスペース
・民泊
・土地貸し

など、多種多様な投資があります。

さらに、それらのジャンルには、

どれが優秀で
どれがダメか?

という優劣もありません。

なぜなら、投資のジャンルは、
儲かれば何でも良いから。

にもかかわらず、
世の中には偏った視野で、

特定の投資にこだわる

人たちが、意外に多いんですね。

今回は、そんなテーマで
書いてみたいと思います。

それってホント?

まず初めにみなさんは、
巷の不動産投資セミナーや、
大家の会などの場において、

「**は儲かる」
「@@はダメだ」

などと、先輩投資家が言うのを、
耳にした経験はあるでしょうか?

具体的な例を挙げれば、

・地方は危険だから都心がいい
・まずは区分から始めてみよう
・新築ワンルーム投資は危険だ

こんなトークを、
あちこちで聞いたりするものです。

また、TwitterなどのSNSでも、
あれがいい、これはダメだと、
偏った情報をあちこちで見かけます。

でも、それらの情報を、
本当に信じて良いのかというと、
そうじゃないですよね?

地方は本当に危険なの?

例えば、

「地方は危険だから都心がいい」

という説にしても、地方で

・掘り出し物の高利回り物件が買えた
・分厚いキャッシュフローが出た

としたら、
その説は当てにならなくなります。

さらに、都心の好立地であっても、

あまりに低利回り過ぎて、
売却出口まで持ち堪えられない

そんな状況で資金繰りに困り、
損切りをしてしまえば、その物件は

・都心なのに儲からなかった

という評価になってしまいます。

にもかかわらず、
不動産投資の初心者にとって、
「地方は危険」という
先輩たちのアドバイスは、

もっともらしく聞こえる

わけで、鵜呑みにすると、
大変なことになってしまうのです。

「儲け」こそが正義!

もちろん、
発言した当人は嘘をついたり、
大風呂敷を広げているわけじゃなく、

純粋なアドバイスとして
相手に伝えている

のですから、
それを責める必要はありません。

私がここで言いたいのは、
冒頭でも述べたように、

どれが優秀で
どれがダメか?

という優劣ではなく、あくまで

その物件が儲かるかどうか?

という目線が大切だということ。

先ほど述べたように、
地方だって儲かる物件はありますし、
都心だって儲からない物件は、
それこそ山のようにあるんです。

それを、ひとくくりに

AはダメだからBにしろ

などと決めつけるのは、
ナンセンスでしかありません。

戸建賃貸だって儲かる

投資家はそれぞれに好みがあり、
得手不得手のジャンルもあります。

かくいう私自身も、今流行りの

地方郊外の戸建賃貸

については、興味がないですし、
始めたいとも思いませんが、
だからといって他人に対し、

「地方の戸建賃貸はやめとけ」

などということは言いません。

都心のRC物件に比べて、

・投資効率が悪い
・資産価値がゼロ
・何かと手間が掛かる

ことは確かですが、

実質20%以上の高利回りで、
5年程度で投資額を回収する

ようなアプローチを取れば、
きちんと儲かる投資になりますよ。

やりたい人はやればいい
儲かればどんな投資だっていい

そんな感じですね。

ジャンルにこだわるな!

不動産投資に限らず、世の中は
さまざまな情報が飛び交っています。

それらを鵜呑みにするのは論外ですが、
その一方で、

聞く耳を持たない

という姿勢もどうかと思います。

大切なのは、それらのアドバイスを

鵜呑みにするのではなく、
あくまで情報として得る

ということ。さらに言えば、

聞き伝えや噂などではなく、
本人が体験した一次情報を得る

ことですね。

より多く、より正確な情報を蓄積し、
必要な局面で上手く活用しましょう。

その上で、

・いま一番儲かる投資は何か?
・どの物件がより儲かるのか?

という点にフォーカスすれば、
ジャンルにこだわる必要は
ないと思いますよ。

がんばりましょう!

村上

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