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不動産投資に絶対の正解はある?

村上です。

こんなことを言うのもなんですが、
私自身はあまり、

用意周到に準備をして臨む

タイプの人間ではありません。

例えば、人前でスピーチするような
依頼があったとしても、
事前に原稿を用意したり
喋る練習をするなんてこと、
今までやったことがないです。

セミナーが1時間だろうと2時間だろうと、
途切れずに話し続けることが出来ますし、
それを、苦痛だと思ったこともありません。

どちらかというと、

その場の雰囲気に合わせて、
適当な話を振って相手を楽しませる

ことは昔から得意でしたから、
準備の必要性を感じたことが
なかったのかも知れないですね。

また、あれとこれをやってといった、
日々のルーティンもありません。

ルーティンというよりは、

朝起きて顔を洗って…
子供を起こして支度して…
掃除機を掛けて食器を洗って…

といったごく日常の流れであって、
そこに順番はこうだ!みたいな
こだわりは特にないです。

とはいえ、
本業の不動産であれば話は別。

例えば、銀行の融資打診では
きちんと資料も準備を行いますし、
些細なミスもしないよう、
頭をフルに回転させています。

まぁ、そんなシビアな場でも
雑談だけは本当に何も考えず、
自由にやってますけどね。

事前にやるだけやったら、あとは
その場の流れと瞬発力で乗り切る!
みたいな感じでしょうか。

そんな私ですが、
読者のみなさんもご存知のとおり、
そもそも忘れっぽい人間なので、

事前に練習しても覚えていない

というのが、
本当のところかも知れません。

もちろん、重要な約束事や
アポを忘れることはないですから、

憶える必要があるもの以外は、
きれいさっぱり忘れてしまう

というある意味、都合のいい
記憶装置だとは言えそうです(笑)

不動産投資に「絶対の正解」はある?

さて、本題です。

セミナーなどの場に限らず、
質問をいただく内容で多いのが、

「〇〇はダメでしょうか?」
「**が確実に儲かりますかね?」

といった、不動産投資における

正解or不正解の二元論

です。

確かに、答えを求める側としては

・AでなければB
・BでなければA

というように、
分かりやすい答えを求めてしまい
がちなのは、私も理解出来るのですが、
かと言って、

不動産投資はそんな簡単に
割り切れるものでは無い

ということも事実。

そもそも、不動産投資に限らず
日常における全ての事柄が、
簡単に割り切れるものじゃないです。

そんなわけで今回は、
不動産投資における思考の二元化について、
私なりに解説してみたいと思います。

マイホームがポケットにお金を?

最初から話はズレますが、
みなさんは、ロバートキヨサキ著の

「金持ち父さん・貧乏父さん」

を、読んだことがあるでしょうか。

本の中で有名なのが、

資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく

という一節です。

確かにそのとおりだとは思うのですが、
よく考えてみてください。

「資産」と「負債」という二元論は、
誰がどうやって決めるのでしょうか?

例えば、マイホームだって
何も考えずローンを組んで購入し、
自分で住み続ける限りは、
単なる負債でしかありません。

しかし、本業の転勤などで
その家から引っ越すことになり、
その家を賃貸することになったら、
どうなるでしょうか?

家賃収入がローン返済を上回り、
毎月のキャッシュフローが得られれば、
金持ち父さんが言うように、
あなたのポケットへお金が入りますよね?

さらに、地道にローンを返済した結果、
財務上のバランスシートが、
純資産を生み出す資産超過になれば、
いずれその物件は、

・いつ売却してもプラス
・賃貸に出し続けてもプラス
・自分が再度住んでもプラス

という、最強の資産になるのです。

保険やクルマも負債とは限らない

保険だってそうです。

保険は一般的に出費ばかりで、
プラスを生まない負債だと
考えられがちですが、それも

金融資産としての保険商品

がありますから、一概に
負債だとは言い切れません。

クルマだってそうですよね?
趣味や道楽で乗っている分には
負債になるでしょうが、それを

投資やビジネスに活用して
お金を稼いでいる

のであれば、立派な資産です。

さらに高級外車など、何年か後に
プレミア価格で売れるクルマなら、

立派なキャピタルを得る

ことも可能ですよね?

結局、「資産」と「負債」は、
表裏一体みたいなものであり、
考え方次第で、

・負債が資産に変わる
・資産が負債に変わる

ということが、
ごく当たり前に起こるのです。

その事実に目を向けず、単に

負債は絶対悪だ!

などと決め込んでしまうと、
不動産投資の可能性を、
大きく狭めてしまうことにも
つながりかねません。

唯一の二元論とは何か?

物事には色んな見方があります。

・考え方次第で変わる
・状況によっても変わる

そんな中で、何でかんでも

「こっちが正解で、こっちは不正解」

といった二元論に陥るのは、
いい加減、止めたほうがいいですよ。

そもそも、日本人の多くは

絶対の答えを求め過ぎている

と、常々感じています。

「これは正解ですか?」
「それとも不正解ですか?」

そんな問いはナンセンス。

絶対の答えがあるのは義務教育まで。
それ以降の社会は、

自分の目で見て、自分で判断する

ことが求められます。

あえて付け加えるのであれば、
不動産投資における二元論は唯一、

儲かるか?儲からないか?

ということでしょう。

資産がどうで負債がどうとか…
都市部が良くて地方はダメだとか…
RCが良くて木造はダメだとか…

そんなことを気にせず、ひたすら
儲けにフォーカスしてください。

それが、
あなたのポケットにお金が入る
唯一の方法だと思いますよ。

がんばりましょう!

村上

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