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宅建士の資格は投資家も必要?

村上です。

最近の日本社会は、

・富裕層と貧困層
・大都市と地方

といった、いわゆる格差について、
話題に上ることが増えました。

大都市や富裕層のことはさておき、
地方や貧困層の惨状を、

メディアが大きく取り上げる

そんな機会も、
以前より大幅に増えた気がします。

世界的な統計によれば、
日本以外の先進国や、
アジアの新興国などが、

軒並み収入をアップさせている

のに対し、日本はここ数十年もの間、
所得が横ばいだったりしますし、

・正規雇用
・終身雇用

が当たり前だった時代から、

・フリーター
・パートタイム
・派遣

の雇用形態が普通になりましたから、
国民の所得レベルに関しては、

むしろ大きく下がった

というのが、実際だと思います。

さらに、私が悲観しているのは、
多くの国民に、
そういった負のスパイラルから、

脱しようとする気概を感じない

ことなんですね。

一歩でも成長しようと
もがく新興国とは真逆に、

現状をすんなり受け入れてしまう

後ろ向きの風潮が、日本という国に
溢れていると思えてならないのです。

一方、私たちのように
不動産投資を志す人たちは、
果たしてどのポジションにいるのか?

というと、
それほど悲観する必要はなさそうです。

実際、当社が主催している実践会や、
運営しているコミュニティに参加する方は、

・社会的なポジションを築き
・投資に困らない資金力を持つ

方が多いんですね。

もちろん、
今が富裕じゃなかったとしても、

これから這い上がって、
より高いポジションを目指す

人だって大勢います。

その人たちを見るたび、私は
コン・パスという会社を
経営して良かったと思いますし、

頑張ろうという人たちを、
これからも応援したいと思っています。

これからの日本は、今まで以上に
貧富の差が開くこととなります。

いま頑張って富裕層にのし上がるか?
それとも、このまま貧困層で甘んじるのか?

その分かれ道が今、
目の前にあるのではないでしょうか。

宅建士の資格は投資家も必要?

さて、本題です。

みなさんは、

宅建士(宅地建物取引士)

の資格を持っているでしょうか。

保有している方もいれば、
これから取得したいという方も、
いるのではないかと思います。

実際、当社に来る質問でも、

「不動産投資を始めるにあたって、
宅建士資格を取るべきでしょうか?」

という内容が、結構あるんですね。

確かに、宅建士の知識を持っていれば、
不動産における法的な規制や
制限などがひと通り学べますし、
何より、

安全な不動産取引を行える

という意味において、
資格を取得する意義は大いにあるはず。

しかし、そんな宅建士を目指す
個人の投資家が増えてしまうと、
業界的にデメリットもあるんです。

今回はそんな宅建士について、
解説してみたいと思います。

宅建士ってどんな資格?

まず最初に、宅建士の資格について
改めておさらいしておきましょう。

宅地建物取引士(宅建士)とは、
不動産の売買や貸借において、

・購入者等の利益の保護
・宅地及び建物の流通の円滑化

に資するため、

・重要事項の説明(宅建業法35条)
・上記書面への記名捺印(同35条)
・契約書への記名捺印(同37条)

という、不動産の取引において
重要な業務を独占的に行う、

不動産取引法務の専門家

という位置付けです。

以前は、宅地建物取引主任者と
呼ばれていましたが、
2015年から国家資格になり、

宅地建物取引士

という名称に変更されています。

受験しないでほしい?

ただ、この宅建士ですが、
冒頭で述べたように
この業界のいち個人としては、

仕事で使わない個人の投資家が、
むやみに資格取得を目指すことは、
出来れば止めてもらいたい

と思っているんです。

というのも、この資格試験の
合格率は例年15%程度であり、

100人が受験したら、
上位15人以外は足切り

という、非常に厳しいもの。

さらに宅建資格は、
業務経験がなくても受験出来るため、
学生さんや専業主婦など、

試験勉強に専念できる
環境に恵まれている

人たちが勉強すれば、
合格出来ることも多いんですね。

プロが毎年不合格という現実

え?でも、毎日のように
仕事で不動産に関わってるんだから、
一般の受験者に比べたら、
圧倒的に有利なんじゃないの?
そう思う人もいるでしょう。

しかし、宅建士に出る試験問題は、

・民法
・宅建業法
・都市計画法
・建築基準法
・農地法 など

広い範囲の問題が出題されますし、
特に宅建業法や都市計画法の出題では、

数字や制限を正確に選択する

必要がありますから、仕事上では
都度調べればいいレベルのものまで、
すべて暗記しなくてはなりません。

そういう意味で、あまり勉強もせず、
日々忙しい不動産業界の人間は、
宅建資格取得には逆に不利で、

会社から言われて毎年受験しているが、
10年連続で不合格になっている

なんて人が、珍しくないんですね。

本当に必要としている業界の人間が
毎年不合格になる一方、
今後も使うことのない一般の方が、
合格を独占してしまう状況は、
制度的に何とかしてほしいのです。

チャレンジする価値はある

まぁ…
そんな業界の事情はさておき(笑)

宅建士の資格取得を目指すこと自体は、
不動産投資にとってプラスであることは、
間違いないでしょう。

特に民法は、
実務でも大いに役立つと思います。

ひたすら暗記しなければならないのに、
実務ではほとんど意味をなさない
宅建業法などに比べたら、民法は

知識を増やすことの楽しさ

が得られるはずです。

とはいえ、民法だけ楽しんで勉強しても、
他の法律をおろそかにしてしまえば、
受かるものも受からなくなってしまいます。

なるべく早めに試験勉強を開始して、
ひと通りの法務について理解したあとは、
ひたすら過去問を解いて頭に叩き込む。

その中で、必要な数字や制限を、
徹底的に暗記するというのが、
合格の早道ではないでしょうか?

業界の不合格問題はさておき、
これから不動産投資を志すのであれば、
チャレンジしてみる価値があると思いますよ。

がんばりましょう!

村上

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