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何が融資に有利で何が不利?

村上です。

私の自宅は、東京都内でも
高級住宅街と呼ばれる
エリアにあるのですが、
そこに住んでいる人たちも、

一般的なサラリーマンとは、
年収レベルが桁違い

という方が数多くいます。

例えば、私も最近、
父親同士のつながり、
いわゆるパパ友と話す
機会があるのですが、

それらの方の年収は?というと、

1億円超えも珍しくない

という感じなんですね。

その殆どは企業経営者や、
金融系のプレーヤーなのですが、
年収1億円超というのは、
国内でもそう多くないはずです。

ただ、それら高年収の方に
意外とも思える共通点があるんです。
それは何か?というと、

さほど派手な暮らしはしていない

ということ。

情報商材を売る輩みたいに、

・超高級タワマンの最上階
・車はフェラーリやランボルギーニ
・毎日のようにパーティを開く

といった、見せかけの
ゴージャス感ではなく、

ぱっと見、普通の人と変わらない

ライフスタイルだったりするんです。

ちなみにお一人だけ、

超一等地に大きな家を建てて、
地下に巨大なプールがある

というすごい方がいるものの、
殆どは普通っぽい方ばかりです。

また、その人たちは、
経営者やプレーヤーである以上、
普段から忙しくしているのですが、
実際に話をしてみると、
結構気さくな方が多い印象です。

ただ、彼らの奥さんは別でして…

バーキンのすごいやつとか、
貴金属類を沢山持ってるとか、
こんなこと書いていいか分かりませんが、
なかなか派手な生活をしているようです。

まぁ、そんな億超えの人たちが、
ご近所さんに珍しくない中、
我が村上家はどうよ?と言えば、

足元にも及ばない虫けらレベル

程度のポジションかなと(笑)

錚々たるパパ友たちと
肩を並べるのは無理としても、
その足元ぐらいには
年収を増やしたいところですね。

何が融資に有利で、何が不利?

さて、本題です。

先日、以下のような、
ご質問をいただきました。

******

これから、物件を
購入していきたいのですが、
先日、妻と話していた時に
数年前に一度だけ、
携帯電話料金の支払いを忘れて、
滞納したことがあったそうです。

即支払ったとのことですが、
今後、融資相談などの場で、
配偶者の滞納状況なども
審査対象になるものでしょうか?

また、家族構成なども資料に
書くべきと先輩に言われましたが、
家族構成はどこまでの範囲で
書いた方が良いでしょうか?

******

これまで経験の無い方が、
銀行の融資を申し込む際に、

何が融資に有利で、何が不利なのか?

などと迷うことはある意味、
致し方ないことだと思います。

しかし、それじゃまともな融資は
受けられませんよね?

そこで今回は、この件に関して
分かりやすく回答してみたい
と思います。

一度ぐらいなら大丈夫?

まず始めに、
ご質問者さんの奥さんが、
携帯電話料金を滞納した件について。

これは、最初に言ってしまいますが、
あまり気にしなくても良いでしょう。

携帯電話料金の滞納が一度きり、
しかも即支払っているのであれば、
事故としてカウントされることは、
まず無いと思います。

確かに、携帯の電話料金には、
端末の分割払いなどが、
その中に含まれていることから、

電話料金の未払い = ローン滞納

として、事故と扱われる
可能性が無いとは言い切れません。

しかし、それも程度によります。

心配であれば、
個人信用情報(個信)に照会して、
家族の事故情報が有るのかどうか?
確認してみることをお勧めします。

全国銀行個人信用情報センター(銀行系)
http://www.zenginkyo.or.jp

シー・アイ・シー(カード会社系)
http://www.cic.co.jp

日本信用情報機構(消費者金融系)
http://www.jicc.co.jp

なるべく詳細に

では次に、
金融機関へ提出する資料で、

家族構成をどこまで
記入したほうが良いか?

というご質問ですが、これは

なるべく詳細に書きましょう

という回答になります。

先日、銀行の本店営業部にいた方と、
話をする機会があったのですが、
やはりその方も、同じコメントでした。

ただし、条件が1つだけあります。
それは何か?というと…

家族に誇れる経歴や資産がある

場合なんですね。

・家族の多くが高学歴
・大手企業に勤めている

または、

・まとまった資産を保有している

など、世間一般に誇れる家族がいれば、
詳細に記入して下さい。

例えば、両親や祖父母などが、
先祖代々の土地を保有していて、

将来的にその投資家が相続する

といったことが確実な場合は、
それをきちんと説明することで、
融資審査にプラスとなります。

プラス部分を深掘りする

実際に私自身も、
収益物件の仲介において、

買主のお客様から
資料を預かって銀行へ渡す

ことが度々あるのですが、
後になって融資担当者から、

「〇〇さんの経歴、詳しく
教えてもらえませんかね?」

といったコメントをもらうことが、
珍しくありません。

融資担当者だって、
自分が担当した融資案件を
審査段階で落とされないように、

プラス部分をよりアピールしたい

気持ちがあるからです。

さらに、銀行に資料を渡す私自身も、
その点を良く知っていますから、
あらかじめ買主さんに、色々と
ヒアリングしておいたりします。

例えば、何気ない会話の中で、

・将来、親からの相続がある
・長男が大手のA社に就職した

といった話が出てきたら、
その部分をより深掘りして、
詳細にまとめておくんですね。

反対に、あまり世間的に
良く思われないような経歴や、
長期間無職の家族がいれば、
あまりその点には触れず、
良い部分だけをピックアップ
するよう努めています。

情報は有効に使うべし

さて、ご質問に対する回答は、
以上になりますが、それ以外にも

融資に有利な情報、不利な情報

が数多く存在します。

業者に確認するのはもちろん、
あるいは率直に、銀行の融資担当者へ

どんな情報が高く評価されるのか?

詳しく確認することも有りですね。

とにかく、良い情報を数多く揃えて、
融資審査に1%でもプラスとなるよう、
努力してみて下さい。

がんばりましょう!

村上

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