BLOG

ブログ

物件が買えない本当の理由とは?

村上です。

以前、日経新聞の記事で、

外国人が介護などの分野で、
働きやすくなるような規制緩和
について世論調査を実施した

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA281HK0Y3A720C2000000/

というものがありました。

それによると、

「人手の確保のために推進すべきだ」

と賛成する回答が69%で、

「サービス水準の維持のために
 推進すべきではない」

の21%を上回ったとのこと。

高齢者が年々増加するのに対し、
介護の人材は常に不足しており、

その働き手を外国人に求める

というのは、止むを得ない
事情であることは確かですが、
アジアなどの外国人に対し、
みんながやりたくない仕事を
押し付けるだけの、

単なる労働力としか見ていない

ことに、なんだかなぁという
思いも湧いてしまいます。

東京などの大都市圏では、
既に当たり前となっていますが、
コンビニや居酒屋などの
大手チェーン店舗のスタッフは、
その殆どが外国人ばかり。

さらなる少子化が進めば、
外国人労働力への依存度は、
より多くの業界へ
広がることになるはずです。

不動産業界もいずれ、
宅建士の外国人が活躍する
時代が到来するかも知れません。

まぁ、そんな話はさておき…
海外の安い労働力を求める前に、

高齢者が働きやすい労働環境

を整備する制度作りも、
同時に推進する必要があると、
個人的に考えています。

そもそも、現在の60代は
昔に比べて遥かに若いですし、
寿命も長くなったのですから、
将来の老後に備えて、
もっと働いたほうが良いですよ。

定年や年金など関係なく、

働いて稼いで税金を納める

高齢者が増えてくれれば、
人材不足や社会保障費の課題にも、
幾らか貢献出来るでしょうし。

外国人労働者の是非について、
あれやこれやと議論する前に、

あなた達が率先して働きなよ!

そう言いたいですね。

物件が買えない本当の理由とは?

さて、本題です。

以下のような
ご相談をいただきました。

******

不動産投資を始めて、
3〜4年が経とうとしていますが、
なかなか次の一棟に手が出せず、
1日が刻々と過ぎて行きます。

近年の物件価格上昇など、
私の属性や資金状況では
希望する都心エリアで
物件を購入することが出来ず、
同じような物件価格であれば、
地方の大都市圏も視野に
しようかと考えています。

村上社長は都心一択だと、
おっしゃるかも知れませんが、
何かアドバイスをいただけると
ありがたいです。

******

とのこと。

都心の物件価格が高騰する中、
なかなか手が出せないのは、
多くの不動産投資家が
同じ悩みを抱えているのでは
ないでしょうか?

しかし、自分の属性や資金に
見合った物件を探すのであれば、
ご相談者さんが言うように
地方の大都市圏も視野に入れ、
幅広い目線で探すことも
十分に有りだと思います。

今回はそんなお悩みについて、
私なりに回答してみます。

名古屋や札幌でもOK!

まず始めに、私がこれまで
都心の物件を買いましょう!
と言っていたのは別に、

東京23区内の都心5区

といった狭義の都心を
指しているわけでは有りません。

もちろん、
東京都心の物件が買えれば、
それに越したことはありませんが、
昨今の価格高騰を考えた場合、

買える投資家が限られてしまう

ことは確かです。

おそらく今回のご相談者さんは、
私の言っている都心の定義を、
少し勘違いされているかも
知れないのですが、私自身は、

・札幌
・仙台
・名古屋
・大阪
・福岡

などの大都市における中心部も、
広義の都心だと考えています。

融資が付いてきちんと
キャッシュフローが得られる
物件であれば、

積極的に買い付ける

ことも、
十分に有りではないでしょうか。

情報に振り回されている?

もしも、そのことがネックで、

東京都心の物件が買えずに、
悶々とした日々を過ごしている

のであれば、
非常に勿体無い話だと思います。

東京都心が難しければ郊外へ…
東京がダメでも名古屋や大阪へ…

やりようは幾らでもあるはず。

どんどん行動して現状を打開すれば、
良い結果は必ず付いて来ますよ。

そもそも、
物件を買えないというのは、
属性や資金力うんぬんより、

周りの情報に振り回されて、
自ら決断することが出来ない

というケースも多いですから、
ご相談者さんもおそらく、
そんな状況にハマっているのでは
ないでしょうか。

理想と現実のギャップ

世の中では毎日のように
本や雑誌が出版されていますし、
ネットやSNSでもさまざまな情報が
常に溢れかえっています。

不動産投資も同様に、
いろんな投資家がいろんな情報を、
書いたり投稿していますよね?

でも、他人の情報を知れば知るほど、
身動きが取れなくなる人も多いんです。

なぜなら…

自分とはステージの異なる、
人たちが発信している情報を

この人が言っているなら
こうなれるんじゃないか?

などと、高望みしてしまうから。

属性や資金力はもちろんのこと、
投資経験や立ち位置も違うのに、
それを自分と同一視してしまい、

理想と現実のギャップに悶々とする

そんな投資家が意外に多いのです。

他人は他人、自分は自分

そもそも、著名な不動産投資家が
SNSなどで発信している、

「こんな投資で上手く成功した」
「このぐらいの規模を達成した」

といった情報のたぐいは、
結構な確率で話を盛っているので、
あまり当てにしないほうがいいです。

実際に本人と会って話を聞いたら、
書いていたことと全く違うケースが、
何度もありました(笑)

ですから、
情報に踊らされるのではなく、
きちんと地に足を付けて、
自分の投資を実現して下さい。

他人は他人、自分は自分です。

自分が立っているステージで、
自分が買える物件を買っていく

それしか方法はありません。

他人の情報はあくまで、
情報としてインプットしておき、

最終的には自ら決断して行動する

ように心掛けて下さい。

視点を変えて本気で探せば、
買える物件は幾らでもありますよ。

がんばりましょう!

村上

PICK UP

ARCHIVE

TOP