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銀行回りは身だしなみから

村上です。

不動産投資に限らず、
すべての投資において、

・儲けはより大きく
・損はなるべく小さく

そう考えるのは、
当然のことだと思います。

お金を儲けるために
投資をしているのですから、
誰だって損はしたくないはず。

しかし、

〇〇ショックで株価が急落した!

など、損切りせざるを得ない局面も、
時にはあるものです。

そんな状況で、

出血を早く止めたい気持ちはあるが、
いつ損切りして良いのか分からない

という経験をした投資家も、
多いのではないでしょうか?

もちろんそれは、
私個人も例外ではありません。

コロナバブル以降、
多くの株で利益を出してきましたが、
損切りを余儀無くされる状況が、
時には起こり得るものです。

では、そんな損切りにおいて、
いかにタイミングを見定めるのか?
というと、私自身は

その投資がトータルで
プラスになっているかどうか?

で判断しています。

例えば、10社の株を保有していたとして、
うち2〜3社の株価が下がったとしても、
残りの7〜8社の含み益が
マイナス分をカバーしているなら、
すぐに損切りしても構わない…

そんなイメージですね。

逆に、10社のトータルがマイナスだったら、
簡単に損切りは出来なくなります(汗)

必死になって他社の株を買い増し、
トータルプラスに挽回するぐらいの、
ねばり強さが要求されるでしょう。

もちろんそれは、
不動産投資でも同じことが言えるはず。

10棟の物件を保有しているものの、
幾つかの物件収支が今ひとつで、
早めに手放してしまいたい…

そんな状況であれば、
他の物件できちんとプラスを出し、
損切りしても痛くない状況にまで、
持って行く必要があります。

でも、それってあくまで
物件のスケールメリットがあるから、
出来る技であって、

最初の1棟目からマイナス続き

じゃ、話になりませんよね?

だからこそ、最初の1〜2棟目は
是が非でもプラスに持ち込みたいところ。

あるいは、
マイナスを必死の思いで挽回し、
プラスになるまで保有し続ける!

そのぐらいの気概を持ち、
投資活動に励みたいところです。

銀行回りは身だしなみから

さて、本題です。

ある女性投資家が初めて、
銀行へ融資相談に行った際、
身に付けていた時計とバッグについて、
銀行の融資担当者から、

「ブランドものがお好きなんですか?」

という質問を受けたという話を、
聞いたことがあります。

不動産投資家として
事業の経営者として

銀行に出向くのですから、
それなりの身だしなみは必要ですし、
女性の投資家さんであれば、
バッグやアクセサリーに気を遣うのは、
当然のことだと思います。

ただ、そんな身だしなみが、

「浪費癖があるのでは?」
「返済は大丈夫なのだろうか?」

という印象を与えてしまうのであれば、
かえって逆効果ですよね?

しかし、私のこれまでの経験から言うと、
銀行で融資を申し込む際には、
身だしなみを頑張った方が
むしろ良いと考えているんです。

今回はそのことについて
書いてみたいと思います。

銀行マンはどう思う?

銀行の融資審査において、
身だしなみが重視されるかどうか?

これは、投資家によって
意見が分かれることがあります。

身だしなみにこだわるより、
もっと重要なことがある

という意見もあるでしょう。

しかし、まだ駆け出しの投資家が、
不動産ビジネスの経営者という立場で、
融資の相談に出向くんです。

よれよれになったシャツを着たり、
スウェットにジーンズみたいな、
カジュアルな出で立ちで、

「こういうビジネスを展開しています。」

と切り出したところで、
銀行の担当者はどう思うでしょうか?

大事な相談で来た割に、
随分とイージーな格好だな…
本気で経営する覚悟はあるのか?

私が銀行マンの立場だったら、
きっとそう思うはずです。

新米投資家はラクじゃない

もちろん、
ものすごい規模の資産家や、
代々からの大地主さんみたいに、

銀行にとって大事な顧客

であれば、話は別です。

例えば、地主のおじいちゃんが、
よれよれの格好で窓口へ来たとしても、
銀行は絶対に無下にはしません。

むしろ、

「わざわざお越しいただいて、
本当にありがとうございます!」

といった特別待遇のはず。

しかし、これまでの実績に乏しい
新米の投資家はそうじゃありません。

数千万円〜数億円もの融資を受けるため
少しでも有利な条件を勝ち取るため

背水の陣で銀行へ出向くのです。

そんな中、

1%でも望みに繋がるのであれば、
やるべきことはとことんやっておく

ぐらいのマインドがあっても、
おかしくはないですよね?

身だしなみは意外な盲点

しかし、
身だしなみというのは不思議なもので、
必死に頑張っている個人投資家が、

え?そんな格好で銀行に行くの?

というケースが珍しくないのです。

これはもう、投資云々というより、
個人のセンスだと思うのですが、
日頃からスーツを着るサラリーマンが、
銀行回りをするにあたって、

動きやすいイージーな上下に
洗濯して干しただけのシャツ

で、窓口へ行ったりするのです。

さらに、髪も寝ぐせが残っていたり、
ヒゲの手入れも怠っていたりしたら、
銀行だって良い印象は持ちませんよ。

第一印象で人のイメージは9割決まる

という言葉があるんです。

事業計画書をきちんとまとめたり、
熱意を見せることも大事ですが、
それ以上に簡単な、

身だしなみをきちんとする

ことに、もっと多くの投資家が、
気付いてもらいたいです。

銀行マンは業者と違う

とはいえ、必要以上に
着飾る必要もありません。

確かに、ブランドもののスーツや
ちょっと高めの腕時計をしていたら、

この投資家は儲かっているのか?

と思わせることが出来るでしょうし、
特に、不動産業者を回る際には、
有効だと思います。

不動産業界の人間は、

カネ目のものを身に付ければ、
お金が向こうからやってくる

みたいなマインドが昔からあり、
ジャラジャラした人間が多いのも、
そんな信条から由来したものです(笑)

しかし、銀行マンは違います。

銀行マンが最も重視するのは、

貸したお金がきちんと返ってくるか?

ということ。

その投資家が、

信頼に足る人間かどうか?
確実な返済能力があるのか?

そこにフィットした服装であれば、
何ら問題はないのです。

程良いバランスが大事!

そんなわけで、
銀行回りに出向く際は、
ネクタイまで求めませんが、

・アイロンの効いたシャツ
・折り目の付いたスラックス。
・身なりに合ったジャケット
・きちんと磨かれた革靴

このぐらいは、
最低限揃えておいてください。

清潔感も重要ですよ。

髪の毛やヒゲの手入れも、
きちんとやっておきましょう。

銀行回りにおける服装は、
属性や積算評価を上げるより、
はるかに簡単な印象アップ術です。

だらしない格好を避けつつ、
かといって華美にもならない、
程良いバランスで望みたいですね。

がんばりましょう!

村上

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