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休職中でも融資は可能?

村上です。

デジタルやAIの進化は、
ここ15年ほどの間に、
経済活動や日常生活を
ガラリと変えるぐらいの、
インパクトを与えて来ました。

特に印象的だったのが、
みなさんご存知のスマートフォン、
いわゆるスマホの登場です。

スマートフォンの原型は、
以前から各社で存在しましたが、
2007年に登場したiPhoneや、
その後に続いたAndroidによって、

世界中のあらゆるエリアで、
最新のサービスを享受出来る

という時代が到来したのです。

さらに、2022年あたりから
大きな話題となったのが、
OpenAIが開発した、

・ChatGPT
・GPT-4

ですね。

ユーザーの質問に対して
チャットAIが答えるだけでなく、

・メールの文面作成
・パワポの資料作成
・エクセルの表作成

など、これまで人間が
多くの時間を割きながら
作成していたドキュメントを、

あっという間に作り上げる

さらに驚きなのは、

AIの作成したドキュメントが、
下手な人間が作るより出来が良い

ということ。

これはもう、
iPhone以来の革命だと思います。

かのGoogleだって、
オチオチしていられないですよ。

だって、人間が検索するより、
AIがもっと良い情報を
勝手に探してくれるのですから、
「ググる」という言葉自体が、
葬られてしまうことになるはず。

しかし、そんなテクノロジーが
これからどんどん加速すると、

それなりの弊害も出るのでは?

と、個人的に考えています。

例えば、
チャットAIに質問するだけで
あらゆる情報が手に入るなら、

人間が見る「広告」は不要になる

はずです。

SNSからYouTubeに至るまで、
現在の企業活動の多くは、
広告で成り立っていると言っても
過言ではありません。

AIが探してくれるお陰で、
自分の知りたい情報だけを得て、
他の情報を全く見ないユーザーが、
現在より大幅に増えれば、

広告のビジネスモデルが消滅する

ことにもなりかねません。

これからのAIがどう進化するのか?
これまでの企業活動はどうなるのか?

目が離せない状況が続きそうです。

休職中でも融資は可能?

さて、本題です。

ご相談をいただきました。

*****

昨年末、大病によって
休職を余儀なくされ、
通常勤務が出来ない状況です。

何とか命拾いしたものの、
働くことが難しいため、
今後の不動産投資で何とか
生活して行きたいのですが…

会社に籍を置いた休職状態で
銀行の融資を受けることは、
難しいものでしょうか?

お付き合いのある信金さんに
確認してみたところ、
「うーん」という様子で、
はっきりした返事は
まだ頂けていない状態です。

*****

とのこと。

ご相談者さんのおっしゃる通り、
これは難しい話かも知れません。

言うまでもありませんが、
銀行は基本的にお金を貸して、
利息を得る商売であり、
貸し倒れのリスクの高い人に、
融資をしたがらないからです。

今回はそんな、
健康と不動産投資について、
少し書いてみたいと思います。

人生の変化に備えておく

人間、生きていると、
本当に色んなことがあります。

・転職/離職
・結婚/離婚
・転勤/引越し

といったステータスの変化や、
ご相談者さんのような

・病気/怪我
・障害/死亡

といった、
身体や生命に及ぶものまで、
あらゆる変化が否応なしに
やってくるもの。

そんな中、
投資家自身が働かなくても、
安定したお金を稼いでくれる
収益不動産の存在は、

もしもの時の備え

として、
掛け替えのない存在となるはず。

ある程度の資産を築いておけば、
たとえ寝たきりになろうと、
お金は自動的に入って来ますから、

そのステージに上がるまでは、
必死になって行動を続け、
結果を出すことにこだわる!

そのぐらいの心構えで、
不動産投資に
向き合ってもらいたいです。

融資ありきの世界

とはいえ、
不動産を購入するためには、
金融機関からの融資を受ける
ことが大前提となるわけで、

融資審査が通るかどうか?

が、この投資の成否を
根本から左右すると言っても、
過言ではありません。

そういう意味で、

「収入」と「健康」

という2つの属性が、
大きな意味を持つんですね。

また、不動産投資は、
株などの金融商品と違い、
まとまった資産を築くには

長い時間が掛かる

ことも事実です。

そういう意味で不動産投資は、

なるべく早い段階で、
若く稼げるうちに始める

ことを、
みなさんにお勧めしています。

まずは健康を優先

冒頭の話に戻りますが、
ご相談者さんのケースでは、
現時点で働くことが出来ない以上、

銀行は融資リスクと捉える

ことは間違いないと思います。

不動産投資に専念したい!

という気持ちも分かりますが、
まずは会社に籍を置きながら、
現在の治療に専念するなどして、

健康な身体を取り戻す

ことを最優先して下さい。

また、病状がこのまま改善せず、
職場復帰が難しいようであれば、
次善の策として、

事業として融資を受ける

ことをお勧めします。

法人に対する事業融資であれば、
経営者の健康診断は不要ですし、
団信に加入する必要もありません。

あらゆる可能性を模索する

もちろん、事業融資は
そう簡単に下りませんから、
それなりの戦略も必要です。

出来れば、大手の銀行ではなく
金利は高いですが、
信金など小さな金融機関や、
ノンバンクで借りることも、
検討してみてください。

それが難しいようであれば、
収入のある奥さんと、
連帯債務の形を取るとか、
土地と建物の融資先を分けて、
抵当権の順位を
たすき掛けで設定するなど、
あらゆる可能性を模索しましょう。

ハードルは高いですが、
行動次第で打開は可能だと思います。

まずは、健康な身体を取り戻すため、
じっくり時間を掛けて養生して下さい。

焦る気持ちも良く分かりますが、
健康あってこその不動産投資ですよ。

がんばりましょう!

村上

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