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竹やぶの土地が安い理由

村上です。

不動産投資は、
息の長いビジネスです。

2〜3年で結果を出すどころか、
それこそ一生を賭けて
本気で取り組むことが求められます。

だからこそ、今は大変だとしても

・真剣に勉強を続けて
・積極的に行動し
・幾多の交渉を繰り返し

将来的に、
安定したポートフォリオを築く
努力を続けるべきなんですね。

これ、自分のためにプラス
なのはもちろんですが、
他にもいいことがあるんです。

実は、多くのサラリーマン大家さんが、
自分のビジネスに
邁進するようになると、

・なんとなくイキイキとして
・言動にも自信が垣間見える

ようになるんです。

その変化は自分では
気づかなくても、
けっこうハッキリと
わかるもの。

私も最初は頼りなく見えた
勉強会の会員の方が、
知識を付け、行動を重ねるうち、
たたずまいまで変わる様子を
何度も見てきています。

それは、一番近くにいる
家族も同じです。

これまで、
サラリーマンのお父さんが、

・つまらなさそうに会社に行く姿
・家で仕事の愚痴をこぼす姿
・イライラしている姿

を見ていたお子さんたちは、
当然、お父さんの変化に気づきます。

それまで、
父親の元気のない姿を
見ていたお子さんたちは、
「大人ってつまらないんだな」
なんて思っていたかもしれません。

それが、
自分のビジネスを始めたことで、
イキイキし始めたら、どうでしょうか?
きっと、嬉しいと思います。

私たちお父さんだって、
本当は情けない姿を、
我が子に見せたくないですよね?

私もこれまで多くの方を見てきましたが、
不動産投資に取り組んでいる人って、
なんだか楽しそうなんですよね。

投資の成果は人それぞれですが、
「自分の力で稼ぐ」という実感を得る
ことが出来るからだと思います。

そもそも不動産投資は、
結果は全て自分持ちです。

サラリーマンの仕事に比べて
当然、プレッシャーがあります。

ただし、それはつまり、
自分が頑張るほど結果が出る
という意味でもあります。

頑張っても成果につながらない
サラリーマンの仕事よりも
面白く感じるのは当然ですよね。

不動産投資を始めたことで
それまでの生活スタイルが
ガラリと変わるという人も
珍しくありません。

・健康管理に気をつけて
・体力維持も欠かさない
・時にはリフレッシュも

不動産投資でパフォーマンスを
上げたいという動機が、
意識を変えたのでしょう。

子供は、父親の背中を見て育つもの。

どうせなら、
イキイキと稼いでいる私たちの背中を、
ぜひ見てもらいたいものですね。

竹やぶの土地に要注意!

さて、本題です。

以前、ある会員さんから、
購入を検討していた物件の横に
竹やぶがあったので購入を諦めた。
というお話を伺いました。

え?竹やぶがあった程度で、
せっかくの物件購入を諦めるの!?
と、思う方がいるかも知れません。

でもこれ、とても
賢明な判断だと思うのです。

私自身も、竹やぶについては
ほとんど恐怖の存在であり、
物件購入の可否を判断する上で、
重要な判断基準の1つと、
考えているぐらいです。

ではなぜ、そんなに
竹やぶが恐ろしいのか?

これから解説してみますね。

不動産にとって「竹」は脅威

竹やぶ自体は、
郊外や地方に行けば、
ごく当たり前に存在する
ものです。

見た目にはキレイですし、
春になればタケノコも採れるので、
悪い印象は持っていないという方も、
多いのではないでしょうか?

しかし、不動産にとってこの
「竹」という存在は、
脅威以外の何物でもありません。

というのも、竹という植物は、
地面の横方向に根を広げる
ために、

・隣の土地から侵略してくる
・竹を切っても次々と生えてくる

という、ゾンビのような
存在となって、周辺住民を
困らせることがあるのです。

放っておくと手に負えなくなる!?

さらに、竹が厄介なのは、
成長スピードがすごく速い
ということ。

ご存知の方も多いと思いますが、
ちょっと前にタケノコだったものが、
数週間後には立派な竹になっていた!
なんてことが、珍しくありません。

1日で最高1メートル以上伸びる
という調査結果もあるくらいです。

他の樹木に比べて、
異様なほど速く成長する
んですね。

テレビやネットなどで、
家の軒下からタケノコが伸びて
部屋の畳を突き破って出てきた、
なんて話題も見かけます。

それぐらい、
パワーも強靭です。

つまり、竹というものは、
放っておくと手に負えなくなる
存在でもあるのです。

処分するにもお金がかかる!

さらに、竹が厄介なことの1つに
廃棄にすごくお金が掛かる
という点があります。

実は、竹という植物は
水分が多くて燃えないために、
焼却処分が出来ません。

そのため、切った竹の処分には
産業廃棄物並みにお金が掛かる
んですね。

例えば
竹林に覆われた土地を開発
しようとなると、
数百万単位のコストが掛かる
ことも、珍しくありません。

結局、竹やぶは

・採るのも大変
・採った後も大変
・放っておくともっと大変

という、とても厄介な存在なのです。

竹は土地の開発業者の天敵

実際に、私が新卒の頃、
マンションのディベロッパー
で、土地の開発をやっていた際も、
竹やぶの存在は恐れられていました。

現場に入った、
解体屋さんや伐採屋さんからも、
「うわぁ…これはちょっと…」
などと、よく言われたものです(笑)

私は個人的に、
美しい竹林は好きですし、
美味しいタケノコ料理も好きです。

竹やぶ自体も、地盤が弱い土地に
網目のような根を張り巡らすことで、
土砂崩れなどの災害防止に、
役立っているとも聞きます。

しかし、これが
土地の開発という切り口で見ると、
途端に悪魔のような存在になるんですね。

竹やぶの土地値が低い理由

このような事情もあって、
竹やぶがある土地は
相場と比べてかなり格安で
取引されることがあります。

・竹林の伐採〜処分
・根の掘り返し

に、費用が掛かるだけでなく、
いったん根絶やしにしたとしても、
いつまた周囲の竹が侵略してくる
とも限りません。

そんな厄介な土地に
わざわざ手を出すなら、
まともな土地を買った方が、
手間もコストも減ります。

そのため、
竹やぶの土地値が低い
のは、必然とも言えるのです。

竹やぶを買うには覚悟が必要

まぁ、そういった
多くのデメリットを差し引いても、

「この土地は買いだ!」

と見極めるのであれば、
あえて竹やぶ物件に挑戦する
ことも、止めはしません。

竹やぶに限らず、
デメリットや瑕疵があれば、
その分以上に安く買う
ことで、多くのデメリットは
帳消しに出来るからです。

ただし、竹やぶというものは、
想像以上にしぶとい存在
であることは、
覚悟しておくべきだと思いますよ。

がんばりましょう!

村上

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