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投資の失敗は気にしなくていい

村上です。

不動産業界はある意味、
とても分かりやすいところです。

なぜなら…

不動産に関わる人間の多くが、
お金しか眼中にないからです(笑)

・儲かってナンボ
・金持っててナンボ

どれだけ理論が正しくても、
どれだけ道義的に重要であっても、
お金の前には無意味なんですね。

でもそれはある意味、私にとって
非常に潔いものに見えるのです。

だって、「お金が全て」なんて
すごく分かりやすいじゃないですか。

細かいことはどうでもいい。
金になるかならないか?

ここまで書くと、
不動産に携わる人間が、
粗野な原始人みたいに思えますが(笑)

そのイメージは、業界内において
昔からあまり変わってないです。

さらにこの業界は、
お金のあるなしによって、
お互いのポジションにも差が付きます。

金持ってるか?
持っていないか?

少なくともこの業界では、

金のない奴に人権はない

ぐらいのイメージが
正しいかも知れません。

また、この業界を渡り歩くために、
高学歴や頭の良さは必要ないです。

とにかく、カネ、カネ、カネです(笑)

実際、年に数回ぐらいは、
ワンチャンスで億を稼ぐような、
機会に恵まれたりしますから、
それをモノにさえすれば、

相手から一目置かれる存在になる

ことに、間違いはないですね。

そもそも、投資というものは
お金を稼ぐためにやっています。

儲からない投資をやっていても、
楽しいとは思えないはず。

例えば、
その会社が好きだからといって、
株価が右肩下がりの株式を、
喜んで買ったりはしないですよね?

誰だって儲けたいから…
お金を稼ぎたいから…

投資をやってるんです。

そこに、この不動産業界は、
相性が非常に良いというわけ。

まぁ、そんな拝金主義と言える
不動産業界ではありますが、

面倒なことに気を使わず、
シンプルにお金を稼げる

という意味で、
風通しが良いのは確かです。

私がこの業界に居続ける
理由の1つであることに、
間違いはないでしょうね。

投資の失敗は気にしなくていい?

さて、本題です。

世の中には投資にまつわる
さまざまな失敗があるものです。

・物件を高値掴みした
・修繕コストが高額になった

といった、
投資家本人の判断ミスがあれば、

・必ず儲かると嘘を付かれた
・存在しない物件を買わされた

という、詐欺的な失敗もあるはず。

しかし、そんな失敗に対して、
世の中の反応は冷たいものです。

「投資は自己責任だろ」
「騙されたお前が悪い」

などと、SNSなどの場で
さんざん叩かれることも、
珍しくはありません。

では、本当に投資の失敗は、
自己責任でしかないのか?

今回はこのテーマについて、
私なりに書いてみたいと思います。

失敗は大きく分けて2つ

不動産投資のおける失敗とは、
冒頭で述べたように、
大きく分けて2つあります。

・投資家の判断ミスによるもの
・他者の違法行為によるもの

このどちらかによって、
失敗に対する評価自体が
ほぼ真逆の結果になるはずです。

例えば…

実際には存在しない架空の売り物件を、
さもあるかのように勧められた結果、
手付金を持ち逃げされた。

いわゆる「地面師」のような詐欺行為なら、
責めるべきは犯罪者のほうであって、
投資家を責めることはお門違いでしょう。

しかし、物件の高値づかみであれば、
売主と買主のどちらが良い悪い?
という問題ではなく、あくまで

高い価格で取引がまとまった

という事実があるだけです。

投資家は損をしたかも知れませんが、
逆に売主は、物件が高く売れて喜ぶはず。

あるいは、数年後に相場が高騰し、
より高値で転売出来たとしたら、
それは失敗じゃなく成功ですよね?

じゃ、その時高値で売った投資家は、
果たして悪なのか?というと、
そうじゃありません。

ただ単に、取引がまとまった
という話でしかないのです。

商売に失敗はつきもの

不動産投資は商売みたいなもの。

相場の波は常に繰り返しますから、
良い時があれば悪い時もありますし、
儲かった損したなんて話はそれこそ、
日常的に転がっているのです。

それは単に、運が悪かっただけか、
やり方を間違えただけの話であり、
自己責任云々の話とは違います。

ですから、小さな失敗に
くよくよしているぐらいなら、
早く立ち直って次に目を向け、
新たな結果を出せばいいだけ。

「未来と自分は変えられる」
「過去と他人は変えられない」

起こってしまった失敗を、
後からどうすることも出来ません。

ですから、未来のために今は
ひたすら努力するしかないのです。

成功するまで続けよう

ちなみに私自身は、
過去の本にも書いていますが、
不動産投資の取引において、
失敗をしたことがありません。

もちろん、
小さなミスはよくありますが、
それでさえ、

・成功するまで続ける
・失敗を気にしない
・そもそも忘れっぽい

という性格を上手く活かし(笑)
成果を出すために、寝ないで仕事もします。

でも、それを日々繰り返せば、
失敗らしい失敗は起きないものです。

そのおかげもあって、
当社の顧客から信頼を得ていますし、
会社もここまで存続出来たという、
ありがたい結果を残せているんですね。

未来の儲けにフォーカス!

ですから、不動産投資における
小さな失敗に対して、
くよくよ考えるのはナンセンス。

仮に、大きな失敗であっても、

「悪徳業者に騙された!」
「銀行が不正融資をした!」

などと、時間と費用をかけて
他者の責任を追及するぐらいなら、
もっと未来の儲けにフォーカスして、
そっちで稼いだほうが早いです。

失敗というものは必ず、
後の成功でリカバリー出来ます。

リカバリー出来ないくらいの、
大きな失敗をしないために、
日々の勉強と行動力が試されるんです。

小さな失敗を失敗と捉えず、
成功へのチャレンジとして、
未来志向で行動したいものですね。

がんばりましょう!

村上

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