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少子高齢化は本当にリスクなのか?

村上です。

水辺が恋しい季節です。

水辺と言えば、

ホテルのプールサイドで

ビールを飲んでいる写真を

Facebookやインスタに上げている人、

何なの?

って、思います。

素直じゃなくて、すみません(笑)

話は変わりますが、

勉強を始めて何年も経つのに、

物件が買えないという人がいます。

原因は、

その人が「魂」のレベルで、

不動産投資をしたいと思っていないから

だと私は思います。

よく映画を観ます。

お気に入りは、

スタンリー・キューブリック監督の

『時計じかけのオレンジ』です。

心を揺さぶられるのです。

暴力描写の多さにもかかわらず、

今もこの作品が世界で評価されているのは、

「人間とは、何か」

を観る者に問いかける監督の思いが、

画面から感じられるからではないでしょうか。

何を言いたいかというと、

人間の本気は、相手に必ず伝わるということです。

あなたが今、

うまくいっていないのなら、

自分自身に改めて、

不動産投資をする理由を

問いかけてみてください。

収入を増やした先で、やりたいことは何か?

大きな借金をしてでも叶えたい、

自分を突き動かすその動機は何なのか?

そのための時間を確保して、

じっくりと自分の心を掘り下げてください。

この部分がクリアになり、

魂に火がつくと、

不動産会社の対応が、

金融機関の対応が、

変わります。

あなたの魂は、

夏の太陽に負けないくらい、

燃えていますか?

少子高齢化で不動産にリスクはある?

さて、本題です。

最近、テレビなどで盛んに取り上げられるのが、

「少子高齢化でどうなる日本!?」

といった話題です。

子供や若者が極端に減って高齢者が溢れかえり、

地方都市の人口減少はもちろん、

無人の町村が全国で出現する…

そんな内容ですよね。

みなさんの中でもこの先、

「少子高齢化で人口が減っていくのに、

不動産投資を続けていいのだろうか?」

と心配する方がいることでしょう。

でも、いいじゃないですか。

いつの時代であろうとも、

みんな、時代の変化にビジネスを合わせて

生き抜いて来たんですから。

将来を悲観して何もせず、

少子高齢化に突入するわけじゃないんです。

みんなバカじゃないですよ。

例えば、50年前には

今より寿命が短かったですよね。

昔は多産多死で早死にでしたが、

現代は1人1人の寿命がずっと延びています。

生きている限り住まいは必要です。

それは高齢者だって同じこと。

お金を持っているにもかかわらず

住まわせてくれる賃貸住宅がなくて、

困っている高齢者が増えている…

そんな状況です。

であれば、バリアフリーなどニーズに適応して、

高齢者向けの賃貸住宅を提供すればいいんです。

実際にそのような

高齢者向けに特化した賃貸住宅や

リノベーション、各種サービスなどが、

各地で増えています。

時代の変化に合わせて、

移りゆくマーケットにフォーカスする。

これは、過去のどの時代においても

ずっと変わらない「商売の鉄則」です。

10年ひと昔と言うけれど

アップルのiPhoneが日本で発売されたのは、

今から10年前の2008年。

Androidも加わって、数年後には、

多くの人がスマホを持つようになりました。

しかし、それ以前はどうだったでしょう?

スマホは当然存在せず、

ガイドブックや時刻表を片手に

旅行へ行ってましたよね?

今では想像もつかないような状況が、

ほんの10年前までは当たり前だったのです。

不動産業界でも同じこと。

ここ10年で、外国人向けや高齢者向け賃貸

民泊やシェアハウスなど、

さまざまなサービスが出現しています。

さらに、昔に比べて

核家族化や単身世帯も増えています。

昔は、子供から祖父母に至るまで、

ひとつ屋根の下に住んでいるのが

当たり前でしたが、

今では三世代同居を探す方が、

難しいくらいです。

熟年離婚も増えています。

たとえ別居しても、

どちらかが賃貸住宅に引っ越すでしょう。

単身者の数だけ、

持ち家が増えるわけじゃないんです。

つまり、人口が減少しようとも、

世帯数はそれほど落ち込まず、

むしろ、高齢者のマーケットは増えていくのです。

手をこまねいているより、

自分のビジネスを時代のニーズに向ける。

そっちのほうがずっと大事なんです。

将来を悲観しても意味がない

不動産に限らず、どの業界においても

将来のリスクを悲観し、恐れる人が必ずいます。

しかし、それはリスクではなく、

単に変化を恐れいているだけです。

確かにこれまで、

アパマンの賃貸マーケットは若者がターゲットでした。

それが当たり前だった人にとっては、

少子高齢化がすごい脅威に感じるでしょう。

一方、時代の変化を恐れない人にとって、

少子高齢化という現象は、

新たなチャンス到来!と捉えるはずです。

地主や大企業といった、

これまで管理会社に任せっぱなしで、

自分で動いていない人たちは、

時代の波に乗ることができず、

徐々に淘汰されていきます。

逆に、時代の変化を敏感に読み取り、

自分で動くことのできる投資家は、

いくらでも勝つチャンスがあるんです。

将来を悲観していても意味がありません。

みなさんも、

少子高齢化のリスクをチャンスと捉え、

新たな不動産ビジネスを展開してください。

がんばりましょう!

村上

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